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アドリアーナの簡単メニュー  シチリア風半冷製パスタ

 アドリアーナの簡単メニュー
   シチリア風半冷製パスタ

                                ・
 この夏、アドリアーナ宅のBBQどきにごちそうになったのがこのパスタ。食べて食べて、食べまくった、という感じのメニューとなりました。秋まで、毎日のように作っていたら、さすが、ほんの少々、飽きてきたところ。それでも、「冷製」というわけでもないパスタメニューゆえ、一年中を通して味わえることまちがいなし。

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 アドリアーナによると、「シチリアでは、ごく一般的な定番メニューよ。加熱なしのパスタ用ソースだけど、ほどよくホットな一品。ポイント? なんといっても、良質のオリーブオイルがモノを言うわね。生用には、フンパツして高めの上質オイルにしてるの。私、服にはケチるけど、オリーブオイルには妥協しない。スーパーの安売りものは、揚げもの用オイルとしているけどね」

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「イタリアのマンマ」と慕うラウラと同じく、ドルチェ作り以外は決して計量しない彼女。すべて、目分量に徹しています。
 トマトを小さめにカット。にんにくをつぶし、ちぎったバジルといっしょに、オリーブオイルに1時間ほど漬けます。塩、コショーもお好みで加えてください。茹で上がったパスタとあえてオシマイ。これだけの手順なのに、なんとも風味豊か。フレッシュな味覚も魅力です。

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 冷製パスタと違い、茹でた後、水洗いしないのもコツのひとつ。加熱なしのソースなのに、適度なあたたかさでいただけます。
「パスタの種類? なんでもOKだけど、シチリアでは、このソースだとスパゲティね。私もいちばん合う組みあわせだと感じるわ」とアドリアーナ。

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 あまりのおいしさに、BBQ料理が出る前に、2皿たいらげてしまった私。それでも、ちっともヘビーではなく、BBQのお肉類もタップリとたいらげられました。とてもヘルシーなパスタメニューと言えるでしょう。

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 タカコ・半沢・メロジー

 

 

author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:アドリアーナの簡単メニュー, 23:52
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アドリアーナの簡単メニュー  はじめに

 アドリアーナの簡単メニュー
   はじめに

                                ・
 イタリアでの生活も、32年以上となりました。当初は、トスカーナのモンテ・カティーニ・テルメという地での暮らし。親しくなった「イタリアのマンマ」ラウラから、かなりみっちり、イタリアの家庭料理をたたきこまれたものです。
 なにしろ、毎日のようにキッチンで、1から教わりましたから。しっかりメモを取り、自宅で再現。けっこうなメニューを作れるようになりました。

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 ラウラから教わったのは、トスカーナ料理がメイン。海の幸、山の幸に恵まれた地ゆえ、バリエーションも豊かでした。
 数年後に転居の現在の地ベルガモは、イタリアにあっては珍しく、伝統料理が豊富にあらず。県民性的にも、トスカーナに比べると、料理へのパッション欠如の人たちが少なくありません。

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「ベルガモの食? ポレンタとサラミぐらいだろうね」などとさえ言われるほどです。

 マ、そんなにひどくはないのですけどね。
 でも、ラウラほどの「料理の先生」とは知り合えず、長年、とても残念に思っていました。

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 ところが夫の急死後、新しい「先生」が見つかったのです!  それが、アドリアーナ。そうです!  私をあたたかくサポートしてくれるようになった近所のファミリーの主婦。今年の12月で54歳になる、ふたりの女子大生のマンマです。

 アドリアーナの出身はシチリア島。島都パレルモ近くのモンデッロ市で生まれ育ちました。ご主人も同郷。一時は、共同経営によるレストランを所有していたそうです。

 やがて、親戚を頼り、北伊の当地に移住。今は、ベルガモ県内の空港のレストランで働いているアドリアーナです。

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「仕事の内容?なんでもするのよ。料理作り、キャッシャー担当、掃除、すべてやってるの。時には皿洗いまで。私の仕事じゃないけど、たまった皿やグラスを見ると、どうしても洗いたくなっちゃうのよね」と苦笑する彼女。

 空港内でプチ永住のホームレスに、ナイショでフルコースをごちそうしてしまうこともあるそうな。「わかってるのよ。バカがつくくらいお人好しだってこと。つい、お節介で助けたりもしたくなっちゃうのよね」。だから、夫を亡くしたこの私にも、寛容なる慈愛で接してくれるのでしょう。

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 今や、最低でも、週に2回は食事に呼ばれている私。おっそろしくスピーディでおいしいメニューばかりなのには大感動。早くも、たくさんの家庭料理を伝授してもら
っています。

 南伊の食の魅力がいっぱいなのも興味深く、ぜひ、皆さんにもお伝えしたい、となりました。

 次回からスタートの新コーナー、どうぞお楽しみに!

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  タカコ・半沢・メロジー

                                ・

  

  

author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:アドリアーナの簡単メニュー, 23:35
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イタリアなう  マルと私にプライバシーはないのか?

 イタリアなう
  マルと私にプライバシーはないのか?

                                ・
 秋風が心地いいある日のこと。夫亡き後は、近所のファミリーが車を出してくれての買い物や用足しですが、たまに自転車で周辺めぐりをしたい。数km離れている隣町へとペダルをこぎました。
 距離的には、軽いサイクリングとして好適ながら、自転車専用レーンは、全行程の半分くらいしかありません。平日は、大型トラックも行きかう道路ゆえ、充分な注意をしながら走らせています。

                                ・
 我が町より、はるかに大きな隣町。コジャレたブティックもたくさんあります。お! インテリアショップ!!  以前は文具店だったのに、ヨーロッパ内の有名ブランド小物類を揃えた店に変わったようです。
 ちょうど、亡夫への高配をいただいた方々への御礼の品探しをしていたところです。店内に入り、何点か購入しました。空港の免税店でも見かけるアレッシ社の小物や、ボヘミアングラスのセットが、やや割安で求められ大満足!                               

 10月なかばの再帰国どきに持ち運べます。

                                ・
 この新しいお店のオーナーは、初老男性。細身でエレガントな紳士でした。他の多くのイタリア人と同じく、「日本に憧れている」の熱い願望。どこを訪れたらいいか、と問われたので、「やはり、京都は欠かせないでしょうね」と答えた私です。
 すると、すぐ、キャッシャーの横に置かれていたノート式PCで京都を検索。美しい京都のフォトを目にして、「ここはパラダイスみたいだ!」と感動しまくっていました。

                                ・
 他の客がこないこともあり、しばし談話。やがて、私のブログ話題となりました。が、なぜかアップできずじまい。いたしかたなく、Googleにての名前検索となりました。
 すると、ガーン! 拙著の数々と共に、たくさんのフォト。マルと私がメインではありませんか!いったい、なぜ? 以前は、名前検索後、私の経歴や刊行ずみの著書名が登場するだけだったのに……。
 よくよく考えると、ブログにアップずみのフォト流用の由。一度公表されると、どんな転用も自由、ということなのでしょうね。

                                ・

 プライバシーうんぬん、などとは言えないのだろう、と悟りました。。あーあ、そうと知っていたら、マルのフォトのみにしておくべきだった。ことすでに遅し、の悔やみです。

                                ・
 タカコ・半沢・メロジー

 

 

author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:イタリアなう 最近のイタリア事情, 21:51
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イタリアンな果物たち  Melagrana(メラグラーナ)

 イタリアンな果物たち
    Melagrana(メラグラーナ)

                                ・
 直訳すると、粒子(grana)のりんご(mela)。ザクロのことです。なんとなく納得、のネーミングですよね。
 原産はイタリアではないでしょうに、ことさら北伊で目にするザクロ。拙宅周辺にも、庭付きの家だと大半のところに植えられています。大木も多く、秋にはみごとな実をつけ、華やかさをかもし出します。

                                ・

 実が熟すと、ポコッと裂けて紅色の種子がお目見え。それはもう魅力的で、幸せな気分にさえさせてくれます。
 我が家のザクロも、みるみる大木化。巨大な実をつけて目を楽しませせてくれましたが、落葉高木なので晩秋から冬にかけてが厄介。小さな葉がイヤというほど落ち続け、その処理に手間を要することといったら!大木は切り倒し、今は小さな木のみ植えています。

                                ・

 粒の多さからでしょう。幸運、恵みを与える果物、とされているザクロ。イタリアではクリスマスや新年に、同じ意味あいのブドウといっしょに飾ったりもします。縁起もの食材、というわけです。
 一時期、日本では、更年期障害、その他の婦人病に効く、と噂されたことがあるこの果物。果汁を商品化して販売、というのは現在も続いていることでしょう。

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 イタリアだと、生サラダに混ぜたり、マチェドニア(生フルーツポンチ)に加えたりします。粒中の種が少々気になる私ですが、こちらでは違和感なく食べてしまう人ばかり。ルビーの輝きがメニューをランクアップさせるようです。
 ドルチェにザクロの粒を活用することもあります。ケーキやタルトのトッピング、といった感じです。みごとなほど華やかさを演出。甘ずっぱいお味も、ドルチェの魅力を引きたたせてくれます。

                                ・ 
 日本でも、以前はよく見かけた、と言われるザクロ。この頃目にしなくなりましたよね。そのためか、どこかノスタルジックな印象さえ受ける果物です。

                                ・
 タカコ・半沢・メロジー

 

 

author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:-, 23:06
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イタリアなう  どうしても容認できない開猟

 イタリアなう
  どうしても容認できない開猟

                                ・
 昔、昔の自給自足時代でもないのに、何故狩猟を実践しなければならないのか?

 しかも、楽しんでる人々がいる事実に、憤まんやるかたない私です。

                                ・
 9月16日(日)から、北伊ロンバルディア州が開猟期に突入しました。私の住む地Barianoも、この州の自然公園指定地域ゆえ、今でも、野鳥や野生動物が、けっこう生存しています。

 つい先日も、マルと散歩どきに、野ウサギを目撃。可愛いさと同時に、「おいしそう!」とも感じてしまった私です。なんという罪深きことか。でも、決して捕まえて、グリルにしよう、などとは思いませんでした。

                                ・
 それなのに、狩猟を「ないよりもの趣味」とホザく非情な人間たちがあとを絶たないのは、どうとらえていいのか。猟犬と共に、嬉々として猟銃をふりかざす人非人の愚行には、憤りと激怒しか生じません。

 しかも、多くの狩人たちが、獲物を家に持ち運び、自らの手で誇らしげに料理するのですよ。家族や友人たちに振る舞い、「人生の悦楽」としています。「ひとでなし」の一語につきる、と断言します。

                                ・
 だいたい、山奥の地ではないため、危険性も多くあり。毎年、大小の事故が発生します。誤って、他の人、そしてペットに銃が当たり、死亡や大けがに至ることが少なくありません。狩人当人に当たるならともかく、まったく無縁の歩行者やペットが犠牲をしいられるのは許しがたい。「犯罪」そのもの、と信じます。

                                ・

 家にいても、窓を開けると、遠くから銃声が耳に入ります。人間より、何倍、何十倍もの聴力がある犬です。銃声のたびに、ビクッのマル。
「なんなのおかーさん?」と問いかけます。ひとでなしのしわざに、私まで罪深さを痛感。人間の性悪さに胸が痛みます。つい、「天罰あれ」と心で祈念。加えて、「自らの銃、あるいは他の狩人の銃にあたって死ね」とさえ思うほどです。

「自縄自縛」いえ、「自縄自爆」せよ、と念じます。カゲキとならざるをえない秋の日の私です。

                                ・
 タカコ・半沢・メロジー

 

 
 

author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:イタリアなう 最近のイタリア事情, 21:55
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イタリア発着便の「?」  手荷物許容量ストーリー
 イタリア発着便の「?」
   手荷物許容量ストーリー
                                ・
 時々、思うことがあります。フライトどきの手荷物許容量に関してです。国際線の場合、エコノミークラスだと、以前は20kgまでが無料、という航空会社がほとんどでしたよね。しかも1個のみ。スーツケースだけでも何kgかあるため、あまり詰めこむわけにはいきませんでした。重量オーバーだと、超過料金の支払いとなったりしたものです。
                                ・ 
 ところが、ここ何年かで様変わり。大半の航空会社で許容量が大幅にアップしましたよね。1個あたり23kgを2個まで無料、という太っ腹ぶり。ビジネスクラスだと、32kgまでとしているケースが多いようです。
 よくよく考えてみると、これってすごい改革。けっこうな量を運べることになります。以前からしたら、実に乗客寄りのサービスと感じる私です。
                                ・
 とはいえ、日本とイタリアに、半々の衣類を置いている私。身の回りの品々詰めの必要はありません。
 もっぱら、日伊の親しい人たちへのお土産、そして食材でスーツケースをうめています。イタリアからは、ワインやオリーブオイル、パルメジャーノ、日本からだと、日本酒、新米、インスタントラーメン、レトルトカレー、などといったところです。
                                ・
 ところが、「命にかかわる危険な暑さ」だった日本での滞在に、気がおかしくなったためか、肝心のレトルトカレーを入れ忘れてしまった私。せっかく、何種類も用意して、イタリアで満喫するのを楽しみにしていたのに……。しばし、立ち直れないほどショックを受けたものです。
                                ・
 よーし、次の帰国時は、スーツケース1個分は、カレーで一杯にするぞ。そう意気込んでいます。まさか、カレー運び人として税関に足止めされたりなんてしないでしょうから。
 それにしても、相変わらず、成田空港内の免税店で、たくさんの家電、その他を買い込んでいる中国人搭乗者たちが目立ちます。機内持ち込みとなるでしょうに、巨大量は受け入れられるのか? いつも不思議でなりません。
 タカコ・半沢・メロジー
                                ・
author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:私の好きなイタリアの小さな町, 00:02
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イタリアンな果物たち   Melone(メローネ)

 イタリアンな果物たち
   Melone(メローネ)

                                ・
 ずいぶんと前、イタリアのテレビニュースで、「日本のメロン、1個5万円」と報じられていました。青肉系のネットメロン「アールス(マスクメロン)」ですね。温室栽培の高級品種。今でも値が張るものなのでしょうか。
 イタリアのメロンは、大きくわけると2種。春から初秋にかけてお目見えのオレンジ系果肉のものと、年間を通して味わえる白果肉。前者は網状の表面ですが、後者は黄色い卵形をしたメロンです。

                                ・
 今や日本でも知れわたったイタリアンの前菜の代表格が「生ハムのメロン添え」。塩味の効いた生ハムと、メロンの甘味が絶妙なハーモニーをかもし出し、文句なしのおいしさです。
 このメニューで好まれるのはオレンジ系果肉のメロン。より甘味が強いからのようです。でも私は、甘さひかえめの白果肉メロンとの組み合わせも気に入っています。次の料理に入る前ゆえ、あっさりテーストのほうが食感をキープできる気もしますし。

                                ・ 
 どちらのメロンも、最盛期には驚くほどのお安さとなります。日本のマスクメロンくらいの大きさで、1個300円くらい。前菜のみではなく、デザートとして登場させることも少なくありません。
 イタリアの家庭では、単品デザートとはせず、マチェドニア(生フルーツポンチ)の一食材にすることのほうが多いですね。他の季節のフルーツと同じくらいのサイズにカットして、手作りレモンシロップとあえて仕上げます。

                                ・

 メロンと同じウリ科の果物「ココーメロ(スイカ)」と同様、ジェラートとしても人気。子供から大人まで幅広く愛されるフルーツと言えます。

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 タカコ・半沢・メロジー

 

 

author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:イタリアンな果物たち, 23:30
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スーパーワイルドなマル  ウザったいイタリア慣習 その2
 スーパーワイルドなマル
   ウザったいイタリア慣習その2
                                ・
「アモーレ」連呼になじめないボク、ということ、前回、書きました。おかーさんも同じなので、これはボクんちの環境、生活様式も関与しているのかもしれないね。
 おかーさんの場合、「アモーレ」よりウザったいのがBacio(バーチョ)なんだって。つまり、「キス」。イタリアやフランスでは、家族や親しい人たちと両頬にキスを交わすのが日々のあいさつとなっています。おかーさんは、それが大の苦手。「ひたすらウザったい」と嘆いています。
                                ・
 おかーさんによると、「毎日のように会っているのに、なぜ、いちいちバーチョしあわなくてはならないのか。久々の再会どきならまだわかるけど」。御意!(古いか、この表現。日本のテレビドラマで耳にした、とおかーさんから教わりました)
 軽〜くハグしあうほがよりナチュラル、とおかーさんは強調。イタリアでも、時々実践するらしい。でも、必ずバーチョを加えられるのが常らしく、どうしたものか悩ましい、と言っています。
                                ・
 いっそ、ストレートに伝えてしまおうか、とも考えてるらしい。うーん……それはどうだろうか? 
「バーチョ、苦手なの。だから、次からはNGとしましょ」と告げるわけ? たぶん、イタリア人には理解してもらえないと思うよ。なんたって親愛の情を表す慣習なんだら。
 と、おかーさんを諭していたら、「あら!」と反発のリアクション。
「アンタはどーなの? バーチョ慣習に親しんでると言える? 気がむいた時にちょこっと、といった程度じゃないの」とキレられました。
                                ・
 ちなみに、イタリアのファミリーは、1日に何回もバーチョを交わしあうのがふつうです。「再婚するならイタリア人もいいかと思ったけど、ダメだわ。バーチョ攻撃に耐えられそうにないもの」。と、おかーさんは深〜いタメ息をつくのでした。
                                ・
 タカコ・半沢・メロジー
 
author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:スーパーワイルドなマル, 21:27
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イタリアなう  日本人、イコール、タカコの我が町

 イタリアなう
  日本人、イコール、タカコの我が町

                                ・
 それは、8月末期のことでした。町内の役所から電話が入りました。
「プロント(もしもし)。渡したい書面があるので、なるべく早く立ち寄ってください」とのこと。「どんな書面ですか?」と尋ねました。

                                ・

 というのも、このところ、大半の通知は、公共、あるいは民間による送付となっているからです。

「プルトロッポ……(残念ながら…)」と職員の声。「罰金なんですよ」。ヒエ〜イ! なんてこと。いったい、どんな罰金? ともかく、明朝、訪れることにしました。

                                ・
 どうやら、交通違反発生によるもの、との説明。5月中旬どきゆえ、夫の生存中です。
 隣町の警官コントロールにひっかかり、それに対する罰金50ユーロ(約6千5百円)が我が町の役所に送られてきたそうです。私名義の車となっていたため、責任は我にあり。支払わなくてはなりません。

                                ・

 なんでも、わりと異例パターンの違反らしい、とのこと。すぐに支払えば50ユーロですむものの、5日を経過すると、65ユーロにハネ上がる、と言われました。
「すみやかに払ったほうが得策」という職員の助言どうり、町役所の正面にある郵便局で支払いをすませました。

                                ・

 帰宅直後、ヤレヤレ……と書面に目を通したところ、ギ、ギ、ギエ〜〜ッ! 違反した車の所有者氏名、私ではありません。まったく異なる日本女性名でした。前々より、どうやら、もうひとりの日本人が住み始めた、という噂。

 ところが、誰も目にしていない、というミステリアスさでした。そのため、町役所でも、その日本女性の存在を把握しきれてない様子。日本人、イコール、タカコ、となってしまったようです。

                                ・
「申しわけない!ジャポネーゼ、と記されていたので、つい……」と職員。すみやかに50ユーロを送金してもらいました。
 それにしても、御主人は、医師、あるいはムラトーレ(石工職人)のアルバニア人らしい、とささやかれている日本女性、本当に町内で暮らしているのでしょうか?

                                ・
 唯一、何年か前に見かけたという近所のオジさんによると、「同じ日本人でも、タカコと対比のタイプ」。それって、どういう意味?すると、「背が低くて、小太り、そして無口というか、うつむきがちだった」。
 ハーッ、私の印象、どんなものなのか。考えこんでしまいました。

                                ・
 タカコ・半沢・メロジー

 

 

author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:イタリアなう 最近のイタリア事情, 20:37
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スーパーワイルドなマル  ウザったいイタリアの慣習 その1

 スーパーワイルドなマル
  ウザったいイタリアの慣習 その1

                                ・

 まあね、女のコだし、まだお子ちゃま世代ということもあるんだろうけど、めっちゃ甘ったれなバンビには呆れてしまう。家族から、「アモーレ」「アモーレ」と溺愛され続けられ、すぐゴロン。巨大な体を仰向けにして、「なでて、なでて」しぐさに徹するんだよね。

                                ・     

 しかも、いつまでも! よくウザったくないもんだなーと感心しちゃう。
バンビは1歳になったばかりのゴールデン・レトリバー。すでに30kgぐらいなので、ちょっと見には、ボクのほうがパピー犬みたい。でも、バンビはまだまだヤンチャざかり。
 毎日、室内ばきやカーペットなどをかみちぎり、飼い主さんファミリーを悩ませています。

                                ・

 ボクのおとーさんがいなくなってから、おかーさんをサポートし続けてくれているそのファミリー。毎日、お誘いのTelが入るものの、3日に2度くらいの割合で来訪のおかーさん。時には、ボクも一緒に連れて行ってくれます。
 でね、バンビの甘ったれぶりをさんざん目にするボク。ファミリーの「アモーレ」連呼もハンパじゃなくてね。いくら、「アモーレの国イタリア」とはいえ、度がすぎてる、と主張したい!(そういえばおかーさん、以前、このタイトルの本、出しています)

                                ・

「アモーレ」の英訳はLove。でも、英語圏で「Love」「Love」の連呼、あるのだろうか? ふつうは、「Good dog」とかじゃないかと思う。ボクは英語、プラス、少々の日本語生活だけど、「いいコ、いいコ」と告げられるパターンです。
 イタリア人が「アモーレ」と発する時って、おっそろしいほどの密むーど。ワイルドさが身上のボクとしては、「ウウ……」と引いてしまうのが常です。カワイゲがない? 確かに! でもね、実は、おかーさんも同じなんだよ。

                                ・

「アモーレ」アレルギーのみならず、他にも「ウザったいイタリア慣習」あり。詳細は、次回をお楽しみに!

                                ・

 タカコ・半沢・メロジー
 

 うーん、極楽じゃ

 

author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:スーパーワイルドなマル, 20:10
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