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スーパーワイルドなマル  シニア世代だけどグレてやる! 
  スーパーワイルドなマル
    シニア世代だけどグレてやる! 
                                ・
 病弱で生まれついたため、ふつうのシェパードの半分くらいにしか成長しなかったケンおにーちゃん。写真からも、それはよくわかります。
 でも、シェパードはシェパード。吠え声は犬種そのものの大きさだったらしい。いや、それどころか、一時は、「町内でいちばんのうるささ」と言う人もいたそうだよ。ことに、知らない人が通ると、すごい吠えよう。猛犬そのものとなったんだって。カッコいいっ。
                                ・
 ケンおにーちゃんのスピリットをしっかりと受けついだボク。マルチーズらしからぬ雄叫び的な吠えかたパフォーマンスをします。あ、でも、誤解しないでね。いつもギャンギャン吠えまくっているわけじゃないよ。ボク、無駄吠えはしません。必要な時だけ、番犬としての努めを果たすのです。エライでしょ。
 それなのに、おかーさんはちっともうれしそうじゃない。むしろ、迷惑さ全開。こんなふうに嘆くのが常です。
                                ・
「まったく、なんだって番犬ぶりっこするわけ? アンタは室内犬のカテゴリーに入っているのよ。初めての人にだって、やたら吠えまくるのってナンセンス。犬種の特質、よーくわきまえてちょうだい。シェパードのケンならともかく、アンタまで周辺でいちばんうるさい犬、と言われてるんだから」
 ウチのおかーさん、どうもステレオタイプ。マルチーズのすべてがお部屋でおとなしくしてる、なんて決めつけないでほしい! 人間だって犬だって、すべて同じわけがない。
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 だいたい、ボク、自分のことマルチーズとか感じてないもん。真っ黒ボディではないけれど、トイドーベルマンみたいに思ってる。
 チラッっと告げたところ、おかーさん、シラ〜〜ッ。「フン! ドーベルマンに失礼よ。巨体マルチーズ分際でナマイキ」と言われてしまった。ウウ〜〜ッ、グ、グ、グレてやる〜〜! アベ首相とオトモダチになって、おかーさんを成敗してもらいたいっ‼
 タカコ・半沢・メロジー
                                ・
 ケン兄ちゃんのぬいぐるみ(読者さんが作ってくれました)とボク
 
  
author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:スーパーワイルドなマル, 22:54
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スーパーワイルドなマル  けなげさの差はあるけれど 
   スーパーワイルドなマル
    けなげさの差はあるけれど 
                                ・
 もの覚えの悪いおかーさんなのに、妙なことを想い出し、ボクとケンおにーちゃんを比べ始めた。チェッ! またか〜、とウザったかったけど、つきあいのいいボクは、おかーさんの話を聞くことにしました。なんか、「けなげさの差」がテーマらしいのです。
                                ・
 それはもう、25年くらい昔のこと。今のお家に住み始めた直後、東京のおじーちゃん、おばーちゃんがやって来たんだって。おとーさんたちが出かけ、ケンとお留守番してた半日のこと。「捨てられた」と勘違いして、自分のソファーにうずくまったまま。微動だにしないで、悲しそうな表情のケンに、おじーちゃん、大ショック。というのも、すべての動物をこよなく愛してたので、「みんな、すぐになつく」と、根拠のない自信を持ってたんだね。
                                ・
 いくらなだめすかし、ものを与えようとしても、うなだれたままのケンおにーちゃん。「このままでは、病気になる。いや、死んでしまうかもしれない」と、おばーちゃんもいっしょにひどく心配しまくっていたそうです。
 おかーさんたちが戻るや、別犬のように元気全開。ちぎれるほどにシッポを振る姿を見て、おじーちゃん、ポツリ。「やっぱりな〜あ……」。
                                ・
 さて、ここから、ボクへの批判スタート。おかーさんは告げるのでした。
――けなげでしょ、ケン。なんでもOK、誰だって大歓迎、のアンタとは大違い。同じ犬でも、ここまでの激差、ちょっとないわよね。
 ムカッ。おかーさんって、いつもクレームの連続。グレてやる! なーんてふうにはとらえないボクちゃん。「ほうほう。そーですかあ。ケンおにーさま、ごリッパでいらっしゃいましたね〜え。ボクなんか、ホラ、チンケなマルチーズでございましょ。おりこうなシェパードの足元にも及びませーん」と答えておいた。
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 心のなかではアッカンベー。だから、なんだってーの? ボクはボクらしく生きていく、と呟き、お庭へと去ったのでした。
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 タカコ・半沢・メロジー
 いい夢見ましょ
 
author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:スーパーワイルドなマル, 21:13
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イタリアなう  メランコリー、一時ストップ
 イタリアなう
   メランコリー、一時ストップ
                                  ・
 もう、日本の実家への電話も必要がなくなった私。気がラクになった、と言えるのでしょうか。どうも、そうは思えません。毎日、親の安否をうかがって電話をしていたほうが、ずっと幸せだった、と感じます。
 母が急逝して2年余。父を見送って半年近くになりました。今だ、別れを素直に受け入れられない自分がいます。娘の私に、なんの苦労もかけないまま逝ってしまった親を想うと、「なぜ?」とさえ恨めしさが生じたりもするのです。身勝手な感傷、と知りつつ……。
                                  ・
 親なんて、子供にさんざん世話になってから去るべきではないか。そんなふうにさえ思え、どうも平常心となれないままです。
 そんな折、頻繁にかかってくる電話。なんと、アルバニアから! 「電気、ガス料金の別システム化しませんか? グッとお安くなりますよ」のプロモーションと言い張ります。「けっこうです」「その気、ありません」と何回断ってもダメ。昼食タイム、あるいは夕刻、週末にかかってくることが多いのです。
 時には、カタコトの伊語による会話。イタリアの電気、ガス会社に加入しているというのに、なぜ? 人件費が大幅に安いため、アルバニア経由にしている親企業によるもの、との説がありますけど、信用していません。
                                  ・
 そこで、ミラネーゼ夫人のティナに相談してみました。モンテナポレオーネ界隈住まいのリッチなマダムです。
「私はね、こう返すようにしてるの。“今、シニョーラは不在です。戻りましたら連絡するように伝えますから、そちらの番号、教えてください”と。あるいは、“これ以上かけてきたら、しかるべきところに訴えますよ”と強気で告げる時もあるわよ」
 さすが、ミラネーゼの奥様。メイドさんのふりをしたり、毅然とふるまったりと、柔軟強硬なるリアクションの数々に感服。しばし、メランコリーさが消えたものでした。
                                  ・
 タカコ・半沢・メロジー
 
 メランコリーは一時ストップです
 
author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:イタリアなう 最近のイタリア事情, 23:47
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イタリアなう 幸せにしてくれる食材とは?
 イタリアなう
  幸せにしてくれる食材とは?
                                ・
 執念、執念。鬼の執念、岩をも砕く。そんなふうに、心のなかで呟き、自然、笑みがこぼれそうになる私です。
なぜって、待ちに待った生ポルチーニ茸が、ようやくお目見え。イタリアの誇る高級食材ゆえ、それなりのお高さながら、旬は一年に1回のみです。エーイ!と求めました。9月早々から秋深くなったため、ひょっとすると、なかばあたりから出回るかもしれない、と大期待していた私。
 ところが、下旬になっても目にしません。オーバーな表現と言われようと、一日千秋の思いで待ちわびていたのです。
                                ・
 今日こそは、と出かけた9月25日。ありました!小さな箱に、松茸のごとく並べられた生ポルチーニ茸。「特価」と明記されており、1キロで25ユーロ(約3300円)。松茸よりは安価ですが、他の茸類よりずっと高値です。それでも、イタリアの秋いちばんの楽しみがこの生ポルチーニ茸。くちにしないではいられません。
                                ・
 服やバッグ、アクセサリー、そしてメイク用品には、まったく執着がないものの、食べることとなると別。最も出費を重ねてしまいます。こういうライフスタイルというのも、いかがなものかとは思いますが、もはや慣習化してしまいました。
 半キロ弱求めた生ボルチーニ茸。2〜3回のメニューとして登場させられそうです。いつもなら、最初は、オリーブオイルでシンプルにソティ。軽く塩をふった後、レモンを絞って食べるのが常です。その後、パスタやリゾットなどの具として活用させます。
                                ・
 今年は、夫がポレンタを所望。生ポルチーニ茸をふんだんに使ったソースがいい、とのこと。近々、また日本行きとなる私なので罪滅ぼしムードで、リクエストに従うことにしました。これで、心おきなくイタリアを発つことができます。
 なんだか、ポルチーニさまさま、という気分にさえなりました。やはり、幸せにしてくれる食材なんだ、と再実感したものです。
                                ・
 タカコ・半沢・メロジー   
    
author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:イタリアなう 最近のイタリア事情, 23:00
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イタリア発着便の「?」    早い到着なのに、税関でモタモタ
 イタリア発着便の「?」
        早い到着なのに、税関でモタモタ
                                  ・
 ここ何年か、月に1〜2回の帰国が続いた私。母が逝き、父が旅立った今も、月一の日本行きとなっています。この10年近くは、いつもミラノー成田の直行便を利用。そうです、アリタリア航空です。
 そのフライトのほどんどが、オンタイムの発着どころか、平均30分ほど早め。1時間も早い到着だったことも少なくありません。さすがです、アリタリア! イタリア贔屓の私としては、ANAと甲乙つけがたいほど鼻高い気分です(ちなみに私、JALは好みません、昔から)。
                                  ・
 つい先日も、30分近くもスピーディなミラノ着となり大喜び。行きつけとなった空港内のお店に顔を出せる、とワクワクしながら税関へ向かいました。
 すると、EU籍専用のほうはガラガラなのに、「すべての搭乗客」用はかなりの列。4箇所の税関窓口が遅々として進む気配がないのです。移民難民、テロ事件などが関与してのチェック、コントロールの厳しさなのね、と思っていました。ところが……。
                                  ・
 順番がやや近づいて判明したのですが、非EU籍の人たちが、すみやかに税関カウンターへ行かないのです。なぜか、進み出るのを躊躇している様子が明らか。税関員も、いっさい注意、促しなどしていません。これじゃ、長時間を要するわけね、と悟りました。
ようやく、私の番。サササッと向かうや、パスポートの内容も確認することなく入国スタンプを押す関員。おいおい、私がテロリストの仲間だったらどーするんだい? と言いたいほどでした。
                                  ・                  
 かくして、税関を出るまで半時間を要した私。すでに、スーツケースがグルグルと何周もしていました。せっかくアリタリアが早く到着してくれたというのに……。こんなことが何度かあり、良い対応、対策がないものか思案しています。もう、イタリア国籍、とっちゃいましょうか?
                                  ・
 タカコ・半沢・メロジー
 
author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:-, 21:12
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スーパーワイルドなマル  やっぱりドーベルマンだったボク
  スーパーワイルドなマル
    やっぱりドーベルマンだったボク
                                  ・
「タカコ、タカコ!」
おとーさんがわめいている。なんだ、なんだ。いったい、なにごと? 「エーッ、なーに〜い」と、ウザったさいっぱいに返すおかーさん。実になげやりなリアクションです。
                                  ・
 イヤイヤやって来たおかーさんに、こう告げたおとーさん。「マルのうしろ右脚に腫れものができてる。リポーマじゃないか?」
リポーマとは「脂肪腫」のことです。発症原因は明らかではないらしいけど、人間も動物も、加齢とともにできやすいそうです。
 6年ほど前、おかーさんの左肩上にも発生。ほとんどが良性腫瘍なので、手術の必要なし、と言われたものの、やや大きめだったので除去してもらった。術後のケアを怠り、今はかなり醜い傷跡として残っています。まるで、ヤーさん傷みたいです。
                                  ・
 マルにもリポーマだなんて……。おかーさんマッサオ。各種の資料を読み始めました。すると、動物のなかでも、特に犬や豚に発症しやすい、と判明。犬だと、大型サイズに多いんだって。ドーベルマンやラブラドールがかかったりするそうです。
 そこでおかーさん、一瞬、妙に納得。「やっぱり! マルはドーベルマン系ってわけね。どうりで……」と叫んだのでした。
                                  ・
 そういえば、ケンおにーちゃんもリポーマみたいなのができた。14才すぎたころ、お尻というか、肛門近くの腫瘍。良性とわかったため、獣医さんから「手術、すすめない」と言われたらしい。ボクのより大きくて硬めだったけど、場所がビミョー。
 老犬ということで、術後の副作用も案じられるため、そのままにしておこう、となったようでした。
                                  ・
 さて、ボクはどうなるのか? 手術? ブルブルブル。けっこうで〜す。なんたって、注射もチョーこわいボク。英国旅行前の採血検査どきは、大人4人が押さえつけてのオペ(オーバー!)となった武勇伝(ウソ!)があるくらいだからね。リポーマと仲良くつきあっていく道を望みます。
                                  ・
  タカコ・半沢・メロジー
                                  ・
  注射と聞いただけで…ぶるっちゃいます
  
    
author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:スーパーワイルドなマル, 22:50
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イタリアンな野菜たち    Pomodoro(ポモドーロ)
  イタリアンな野菜たち
       Pomodoro(ポモドーロ)
                                  ・
 中南米、とりわけアンデス高地が原産とされるトマト。今では、すっかりイタリアンな食材化、とも言えますよね。伊語だと「ポモドーロ」。「黄金のリンゴ」の意味です。
 かつて、『イタリアのすっごくおいしい!』という拙著で、1冊丸ごとのトマトストーリーをまとめました(現在は、光文社文庫より出版)。そのなかでも記しましたが、イタリアに出回るトマトの種類の多いことといったら! 生食用、調理用、そして保存食用などとして、実に多種が栽培、市販されています。
                                  ・
 日本では、生食用が圧倒的ですよね。しかも、キレイな丸型が主流、と感じます。イタリアだと、最も好まれるのが、ソース用のサンマルツァーノ種。細長い形をしています。完熟後に収穫され、加熱調理用にもってこい。酸味とうまみ成分に富んだおいしさです。
最もベーシックなのは、バジルの葉といっしょに煮込んだトマトソース。缶詰のホールトマトとはまた異なるフレッシュな味わい深さが大きな魅力です。
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 また、スライスして、各種の魚肉、野菜といっしょにオーブン焼きや、蒸し焼きにしてもよし。パルミジャーノのすりおろし、あるいは、モッツァレッラをのせると、さらにイタリアンとなりますよ。
 トマトに多く含まれるリコピンは、加熱するほどさらにアップ。甘みも増します。イタリアでは、もっぱら、調理用トマトを求め、メニュー化するようになっています。
                                  ・
 生食の時は、「牛の心臓」という名称のついたトマトをセレクト。他の種よりお高めながら、フレッシュな味わいが気に入っています。サラダ菜、キュウリなどを使い、少々のアンチョビを添えたサラダにするのが我が家風。南欧風のメニューとなります。
 最高種の「カモーネ・サルド」を求めた時は、そのまま食卓に出すのが常。サルデーニャトマトです。丸くて小粒、みごとな甘味に満ちているため、シンプルな生食がベスト。調味もせずくちにします。
                                  ・
  タカコ・半沢・メロジー
  
author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:イタリアンな野菜たち, 20:50
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イタリア発着便の「?」  凍てついたツアコンのセリフ
  イタリア発着便の「?」
        凍てついたツアコンのセリフ
                                  ・
 いました! またしても発見、目撃のイジワルなツァコンさん。40代前後、という感じのその女性は、ヒンシュク承知で書くなら、みごとなほどのキツネ面。表情が乏しく、能面のような印象も受けました。
 成田空港より、飛行機が離陸した瞬間、やや前方の荷物置き場がオープン。ツァー参加者と思われる初老婦人がすぐさま察知して、ツァコンさんに声をかけたのです。すると、信じられないリアクション!
                                  ・
「だから?」「私に、閉めろ、というわけ?」。うーん、ありえない……。一瞬、心が凍てつき、固まってしまった私でした。ここまで非人情な対応をするツァコン、いるでしょうか?
 すぐ、黙ってしまった初老女性。すると、さすがに、少しは気になったのか、こうフォローのツァコン。「今立つと、CAに怒られるんですよ。すぐ、閉めに行きます」
                                  ・
 そりぁ、事実でしょう。離陸後にシートベルトをはずして立つことは禁じられています。でも、「だから?」はないでしょ。「私に閉めろ、というわけ?」も冷たすぎるセリフ。こんなツァコンを雇っている旅行社というのもひどいな、と思ったものです。
 が、それは、日本最大の旅行社だったのですよ。そう、「J」で始まる会社の「ル○○」ツァー。いーんでしょうかねえ、こんなツァコンを容認していて。
                                  ・
 今や、イタリアじこみのお節介おばさんと化した私。思わず、「アンタは、それでもツァコンなの? もう少し違った言いかたがあるでしょ」とクレーミングしたくなりました。
 いけない、いけない。ここで私がわめいては、フライトどきのムードが悪くなるだけ。初老婦人だって、嫌な想いをすることでしょう。もし、もう一度似かよったことが生じたら、ひとこと言ってやろう、とマインドコントロールしたものです。結局、その後は、爆睡に徹していたツァコンさん。お疲れなのね〜え、と感じました。
 タカコ・半沢・メロジー
                                  ・
 空の旅は楽しく
 
author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:イタリア発着便の「?」, 23:23
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イタリアなう  秋のなかった北伊でのハプニング
  イタリアなう
  秋のなかった北伊でのハプニング
                                  ・
 ここ何年か、「四季のなくなったイタリア」とも言われています。春と秋の季節を感じる時期が少なくなった、と。日本でも、似かよった気象。とも案じられていますよね。世界的な異変かもしれません。
 今年もまた、然り。9月に入ったとたん、北伊などは晩秋そのものでした。大半の人たちが、真冬の着衣姿だったのも驚きです。例年なら、残暑日もある9月なのに、こんな低温というのも奇妙。少時間ながら、1日に1回、降雨が続いた時もありました。
                                  ・
 我が家の庭も、湿ったまま。水まきの必要はまったく無しです。ふと、室内履きで芝生の上を歩いてしまった私。足を滑らせ、転落しかけました。寸前でのセーフだったものの、どうやら、軽い捻挫の様子。右足でした。
 さしたる痛みもなく、ヤレヤレ。10年ほど前に、左踝を強く捻挫した酷体験があるため、若干のトラウマとして残っているのです。いつものように、買いもの、家事に対応、午後からは、読書などをしてすごしいました。
                                  ・
 と、夕刻に突然、激痛が発生。その痛さのほどといったら、とても文字では表現しきれないくらいです。10年前の時より、はるかに痛い。なにしろ、まともに歩けないほどだったのです。
 どうしよう……。数日後には、再帰国にむけてのフライトをしなければなりません。キャンセルするか、車椅子による移動しかない、と案じまくりました。
                                  ・
 10年前の捻挫は、日本でのハプニング。重要なアポが3件入っていた帰国の歩行どきのことでした。痛さをこらえ、3件の約束をこなした私。それがいけなかったのでしょう。翌朝は左足が腫れあがり、歩くこともできませんでした。長いこと痛みが去らず、辛い想いをしたものです。捻挫を軽くみてはいけない、とつくづく悟りました。
 そのため、今回は、すぐに専用クリームを塗って就寝。激痛で眠れないかもしれない、と不安でしたが、いつもどうり熟睡できました。
                                  ・
 そして、翌朝。恐る恐るベッドから降りると、ミラクル!ウソのように激痛が去っていました。いったい、昨夕からの痛みはなんだったのでしょう。今回の捻挫は、不幸中の幸い、ですみました。が、夫によると、「加齢も関与の発症。トシを考えて行動しろ」。アンタに言われたくないわ、と返しておきました。
                                  ・
 タカコ・半沢・メロジー  
 ケガにご用心ですよ
  
author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:イタリアなう 最近のイタリア事情, 23:09
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イタリアなう  イタリアから運ぶ日本茶
 イタリアなう
      イタリアから運ぶ日本茶
                                  ・ 
 今年も、静岡から新茶が届きました。熱心な読者さんであるK子さんのお気づかいによるものです。もう、何年にわたってのことでしょう。10年以上、続いているのはまちがいなし。ありがたさのほど、改めてかみしめています。
 この日本茶、絶品のお味なんですよ。日本一、いえ、世界一と断言したいほどのおいしさ。香り良し、味わい深さバツグンで、ついつい何杯も飲んでしまいます。イタリアでも、オールシーズン、毎日の日本茶を欠かせない私にとって、いちばんのドリンクとなっています。
                                  ・
 和のブーム、日本食大人気のイタリア。「テ ジャポネーゼ」、あるいは、「テ ヴェルデ」の名称で日本茶が出回っています。ところが、最後まで飲みほしたいとは思えないお味ぞろい。イタリア人のなかには、シュガーを入れての「だまし飲み(?)」派も少なくありません。                                 
 ともかく、K子さんより届く日本茶にクレージーなのは、この私のみにあらず。亡き父母も、絶賛しながら愛飲し続けていたものです。両親が健在どきは、実家へ大量にいただいたりもしました。なによりもの最大級な贈りもの、と言えます。
                                  ・
 昔から「お茶ファースト」の亡母や私と違い、父はさして飲みませんでした。水分補給に努めないタイプだったのです。ところが、K子さんの日本茶だけは別。ことに晩年は、「こんなにおいしい飲みもの、他にない」と連発して、おかわりの催促を重ねていました。高齢者の水分不足は命とり。どんなに助かったことでしょう。表現しきれないほど感謝しています。
                                  ・
 近々、再帰国の私です。「お父さん、大好きだった日本茶、持っていくからね」と呟き、一部をパッキングしてスーツケースに入れました。
 初盆です。好物の鰻といっしょに、K子さん日本茶を供えることにします。
                                  ・
 タカコ・半沢・メロジー
 
author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:イタリアなう 最近のイタリア事情, 21:04
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