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- 新年のごあいさつ
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2022.01.01 Saturday
新年のごあいさつ
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新年おめでとうございます。
年末には寒波襲来で、大雪に見舞われた地域もあった日本、と聞いています。東京でも、最低気温がマイナスだった日さえあったそうですね。実家周辺(東京郊外)など、マイナス4℃という知らせまで入り、ビックリ! ここベルガモより寒いほど、そういうこともあるのですね。・
でも、欧米にくらべ、はるかにコロナ感染の少ない昨今の日本。年末年始の国内移動も、ずいぶんと復活したそうですね。
こちらは、御存知のごとく、オミクロン株の急速蔓延もあり、感染拡大が著しく、欧州すべてが深刻化状況です。英国など、日々、10万人以上の感染数、というのが不気味。12月下旬の段階では、イタリアは、平均3万人台となっています。晩秋から初冬にかけては、千人台だったというのに……。・
せっかく、好転しかかっていたところでのオミクロン株発生で、またしても逆戻りの感があり、もうひとつ晴々とした年明けとはいきません。
ただ、ワクチン接種がいきわたりつつあり、年末までに3回目を受けた人がすくなくなく。この私も、12月なかばすぎにすませました。コロナに有効な薬も開発された、とのこと。対応、対策が進んでいるのも確かです。残念ながら、早めの終息はのぞめないかもしれません。でも、明るいきざしを信じて、希望をもって前進していく年としたいものです。・
個人的には、超後期高齢犬となったマルのことが、より気がかりでなりません。だからこそ、1日1日、マルと向きあってすごしていきたい。そう思っています。「今を楽しむ」というわけです。
みなさんにとっても、日々のときめきを感じられる1年でありますように!・
タカコ・半沢・メロジー
- 新年のごあいさつ
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2021.01.03 Sunday
新年のごあいさつ
小さな楽しみがいっぱいの2021年になるように
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パンデミック渦中のままで迎えた新年ですが、希望を持ってのお祝いメッセージを発信させていただきます。
終息は無理だとしても、感染の好転、終息が成される2021年でありますように祈念しています。・
実に過酷な昨年でした。3月13日、やっとの想いで、ギリギリにイタリア戻りをした私。その後、何回ものフライトキャンセルが重なり、帰国できないままでいます。1年近く日本滞在が叶わなかったのは、何十年ぶりかのことです。
親の介護で、月1回の帰国を続けていた3〜4年前がウソのように感じます。これからは当分、頻繁な日本行きは望めないことでしょう。・
正直、大変な状況、時代になったと痛感します。多くの慣習、常識まで様変わりしたのも事実。意識、価値観にも異なりが生じてきた、ともいえるでしょう。でも、これが現実。避けていくわけにはいきません。なるべく、冷静さを失わず、ソーシャルルールを守りながら「今」に対応していくのが肝要だと思っています。・
昨年末から、新ワクチン接種が始まったヨーロッパです。「これで、ようやく明かりが見えてきた」との報道でしきり。そうであるように切願しますが、コロナに関しては、楽観的になれない私。グローバルな政治、経済に「利用」されそうな点も危惧しています。どこの国でも、すべてを明確にするわけではないという現状も案じられます。
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そんな状況下だからこそ、日々の生活を大切にしてすごす。小さな喜びに楽しみを見い出すことが尊いのではないでしょうか。私の場合は、老犬マルとの朝の散歩や、毎日の料理作りがそれにあたります。あまりにもささやかすぎることですが、おおむね満足、としておきましょう。美しい春の到来も間近。
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「小さな楽しみ」がいっぱいの2021年になるといいですね。今年も、どうぞよろしくお願いいたします。・
タカコ・半沢・メロジー
- 特別メッセージ その2 皆さんの励ましで、コロナに打ち勝ちます!
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2020.03.29 Sunday特別メッセージ その2
皆さんの励ましで、コロナに打ち勝ちます!・
先日来より、拙ブログにもたくさんの御厚情あふれる励ましのメッセージをちょうだいし続け、表現しきれないほど、深く感謝しています。コロナ最前線のベルガモでの闘い甲斐も増そうというものです。なによりもの強いエールの数々、本当にありがとうございます。・
「タカコさんの文面で安心します」「エセニュースが多いなか、リアル報告楽しみにしております」などなど、どれほど勇気をいただいていることでしょう。ちょうど、「ベルガモで半数が感染」などという偽りの情報が入ったばかり。すぐ、ベルガモ県民全滅みたいにも書かれていて、かなりの不快感が生じていたのでなおさらです。皆さんからのあたたかい励ましに救われました!・
猛威をふるい続けるコロナへの不安はありますが、決して怯えるだけでなく、ベルガモの人たちと闘いぬきます。真相、近況などを随時発信していく所存ですので、アクセスしていただけるとうれしい限りです。・タカコ・半沢・メロジー
- 新着タカコのニュース 「特別メッセージ」 イタリアに戻れました!
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2020.03.15 Sunday
特別メッセージ
イタリアに戻れました!・
昔から、かなりのフライトを体験している私です。親のサポートのため、月一の日伊往復を続けたこともありました(約2年間)。いつだって、オンタイムの発着。おまけになんの支障、トラブルにも遭遇していません。・
昨年の大型台風どきでも、ギリギリでのセーフによるフライトでした。半日遅れたら、「空港難民」を余儀なくされたようです。
こんな私に、「強運」のレッテルを貼る人たちが少なくありません。確かに、今の今まで実にスムーズ、快適なフライトばかりだったのは、ラッキーに違いありません。・
ところが、このたびの新型コロナ異常時だけは運に見放された感があります。例年は、1月下旬から2月中旬にかけての帰国期としてます。ところが、九州旅行の計画が入り、異例の1か月遅れ帰国としました。・
でも、その旅行はキャンセル。すぐさまイタリア戻りとすればよかったのに、予定どうり、3月12日としたのが仇。成田ーミラノの直行便がすべてキャンセルとなり、結局、翌日の成田ーローマ便に変更。その後、ミラノへの乗り継ぎのスケジュールに変わりました。が、その日の国内便もキャンセルされ、14日の午前、ローマ―ミラノの国内便が飛びそう、との連絡。つまり、ローマでの一泊を余儀なくされたのです。
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幸い、熱心な読者さんたちの連係プレーによるホテルの検索、予約をしていただき、難なくターミナルホテル泊。ギリギリまで欠便を案じましたが、なんとか無事、フライトすることができました。不幸中の幸い、ということかもしれません。やはり、「強運」としておきましょうか?・
戻ったイタリアは、それなりの異例事態。外出などにも制限令が発生していますが、ほとんどのイタリア人たちは、冷静さを保って過ごしています。
・イタリアは私の生活本拠地です。こういう時こそ、イタリア国民たちと痛みをわかちあいたい、と思っています。
とにかく、多くの方々にご心配をおかけいたしました。取り急ぎ、イタリア戻りできたことを報告させていただきます。・
タカコ・半沢・メロジー
- 新年のごあいさつ
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2020.01.03 Friday新年のごあいさつ・新年おめでとうございます。久しぶりの年明けのごあいさつです。母、父、夫の順に、毎年見送りが続いたため「おめでとうございます」メッセージが伝えられないままでした。・
こちらでは、新年祝いも兼ねたクリスマスカードやメールがメイン。以前は、ナターレ(クリスマス)用カードや切手選びに胸をときめかせてたものですが、加齢のためか、「クリスチャンでもないのにな〜あ」感覚が増しています。日本滞在なら、せっせと年賀状書きに励んだことでしょう。年々、クリスマスより、新年の重さを感じる私です。皆さんはいかがでしょうか?・ともあれ、昨年も拙ブログを御愛読いただき、心より深く感謝しています。本当にありがとうございました。トスカーナストーリーやアドリアーナのメニューなども加えさせてもらっての、楽しい原稿書きとなりました。
ブログ管理人画のイラストがことに好評。とてもうれしく思っています。・
人間なら、後期高齢者層もいいところのマルも、けっこうワイルドなまま元気にすごしており、もう少しこのコーナーも続きそうです。イタリアの新しい話題、旅情報なども、続行させてもらいたいと、願っています。
今年もまた、どうぞよろしくお願いいたします。そして、より良い年でありますよう祈念しています。・タカコ・メロジー・半沢
- タカコから年末のごあいさつ
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2018.12.25 Tuesdayタカコから年末のごあいさつ・日本もめっきり寒さが増してきた、とのこと。ここイタリアも同じです。12月なかばから降雪の地も増えてきました。名実共々、ホワイトクリスマスとなりそうなこの冬です。
各家庭では、12月に突入したとたん、ナターレ(クリスマス)の飾りつけがスタート。・今までは、我が家も、「子供のため」ならぬ「犬のため」と称し、小さなツリー、その他で伝統のマネごとをしていました。
ですが、今年は別。5月末日、夫が他界したため、喪に服したく、飾りつけは止めました。洋蘭を求め、リビングルームに置いているのみです。沖縄をはじめとするトロピカルなところへの旅を好んだ夫も、少しは喜んでくれるだろう、と。・
夫が旅立ち、半年余となりました。この3年間で、母、父、そして夫と、すべての家族を失った私。こんな悲劇、不運も、そうそうないことでしょう。それでも、近所のアドリアーナ一家に強く支えられ、なんとかすごしてこれたのは、幸運なことと実感します。そして、たくさんの方々からの励ましも、どれほどの救いとなったことでしょう。改めて、心より深く感謝しています。御厚情の数々、本当にありがとうございました。・
今年も残りわずかとなりました。2019年は、どのような年となるでしょうか。個人的には、お世話になった方々に、少しずつでも御恩返しのマネごとができる年としたい、と切願しています。・
喪中につき、新年のごあいさつは失礼させていただきます。ですが、このブログは来年もよろしくお願いいたします。「トスカーナのマンフィコな日々」(仮タイトル)という新コーナーも想定していますので、どうぞお楽しみに!・
タカコ・半沢・メロジー
- タカコからのお知らせ
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2018.07.01 Sundayタカコからのお知らせ
人生というのは、想いどうりにいかないもの。それを改めて悟ったのがこの3年間です。高齢の両親サポートのため帰国を繰り返し続けていた私は、こんな理想を描いたりしていました。まずは父を見送り、そして母。その次がマルで、さいごは夫、と。・ところが、3年前の春、母が急死。昨年の2月には、父も息絶えました。そして、ちょうど1か月前の5月30日、夫まで突然旅立ってしまったのです。想定外もいいところ。わずか3年の間に、すべての家族を失ってしまいました。
折しも、再帰国の翌々日。いつも電話が入る時間帯なのに、かかってきません。こちらからかけ続けても応答なし。不審に感じ、お向かいの家庭に呼び鈴を押してもらうと、室内から、マルの吠え声が聞こえるだけ、とのことでした。すぐ、緊急手配をしてもらい、消防車、ホームドクターなどがかけつけると、ベッドで昏睡状態の夫、とのこと。・これから、救急車で病院へ運ぶ、とドクター。ですが、その20分後、息を引き取りました。まるで、熟睡のまま他界、と言っていました。いわゆる心臓発作、とのこと。急な高温化で、血圧が高く、家系の心臓支障も発している他、老化による衰えもあった夫には、致命症となったのでしょう。イタリアでは、初夏によく生じる心臓発作です。
私よりかなり年上だったので、それなりの覚悟はしていましたが、あまりにも突然。ただ、よく考えると、車の運転中などではなくてよかった、とは思います。・不摂生ばかり重ねていた夫でした。40歳になるまでヘビースモーカー。好きなものだけを、好きなだけ食べ、必需の定期医療検査は怠りがち。医者たちも呆れ果てていたところでした。今まで生きられたのが不思議なくらいです。奇しくも、実父と大差ない年齢、かつ症状での高いでした。実父は入退院を繰り返していたので、それがなかったぶん、少しは幸いだったと感じます。・ひとりぼっちになった私を、多くの人たちが心配してくれています。「これからどうするの?」の問い合わせも少なくありません。
ですが、近所の人たち、町長をはじめとする町役場スタッフ全員に助けられ、けっこう早く通常の生活に戻ることができました。ことに、近くのファミリーが、実の家族同様にサポートしてくれ、とても救われています。
最も案じるのがマル。突然の異様事態の発生がトラウマとなっているのでしょう。すっかり人恋しさいっぱいとなってしまいました。2週間ほど、「おとーさんは?」「どこに行ったの?」と夫の姿を求め、食欲もなかったのが哀れでした。私よりずっと、夫との別れを悲しみ、淋しがっているようです。・
しばらくは、マル優先の生活をしよう、と思っています。そして、皆さんの好意、厚情に甘えてすごそう、とも決めました。これからが真のイタリア暮らし、とも実感します。
長いこと、夫のことも想ってくださった皆さんに、この場を借り、深く御礼申し上げます。ありがとうございました。・タカコ・半沢・メロジー
- タカコから 年末のごあいさつ
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2017.12.25 Monday年末のごあいさつ・
伝統、慣習などに従順、とは言いがたい面が多々ある私です。ことに、ヨーロッパ暮らしだと、それらに相違が生じたりするので、なおさら。つい、マイモードとなりがちです。
ただ、新年のごあいさつは、日本の例に従わさせていただくことにしました。つまり、本年、父が他界したため、喪中につき、ということでお許しをいただきたく思います。それでも、この一年間、お世話になったメッセージはお伝えしたく、ペンをとることにしました。・今年もブログを愛読し続けていただき、心より深く感謝しています。本当にありがとうございました。父の旅立ちをブログで察知してくださったかたも多く、とてもあたたかいお悔やみ状が届いたりもしました。どれほど励まされたことでしょう。この場を借り、深く御礼申し上げます。
公私共々、さまざまなことがあった2017年も残りわずか。日本、そして世界的に見ても、明るい事柄が多い今後とは感じられません。それでも、私たちの生活は続いていくのですよね。希望だけは失わず、日々をすごしていきたいものです。・例年より寒いこの冬、と思うのは、母に続き、父も失ったからでしょうか。でも、春や夏は確実に訪れます。人生の虚しさばかり嘆いてばかりもいられません。両親の介護、見送りをなんとかすませたため、5年ぶりにイタリアでの年末年始となります。現実を受けとめ、心新たに前へ進められたら、と願っています。
今年もいろいろ、本当にお世話になりました。2018年もどうぞよろしくお願いいたします。・タカコ・半沢・メロジー
- タカコから お知らせと御礼
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2017.02.22 Wednesday
タカコから
お知らせと御礼
昨年の秋にまいた西洋芝の種。この冬の寒さにも耐えて青々と成長。初春の陽ざしを受けて輝いています。競うようにして、蕾を膨らませていく梅。枝に止まる野鳥の姿も多くなってきました。
そのすべてを楽しみにしていた老父が、美しさを確認しないまま、2月12日早朝に永眠しました。2日間の昏睡状態のあと、眠ったままで旅立ったのです。昏睡前に交わした言葉は、次の3つ。
「(病院まで)なにで来たの?」
「今、何時?」
そして、昏睡に陥る直前の「もう戻って体を休めたら」
それはないんじゃないの、お父さん。なぜ、こんな時にも、自分のことより私のことを気づかうの? 抗議をしたいほどでした。
さいごまで、娘に甘い父でした。1月下旬に緊急入院して半月。主治医はじめ、看護師、介護師、ヘルパーさんたちには大変なお世話になったものの、娘の私にはさしたる苦労もかけずに逝ってしまいました。あと2か月で95歳を迎えるところだった父。年齢に不足はないけれど、大往生とは感じません。親の死は、どうであれ辛い。失った淋しさ、虚しさは表現しようがありません。
今は、なにを目にしても、父のことばかり浮かびます。やはり、もう少しいっしょにすごしたかった。父の誕生日、4月の華やいだ陽光を浴びさせてあげたかった。それでも、急逝した母の時よりは、素直に別れを受け入れられそうな私です。父のくちぐせだった「形あるものいつかは壊れる。人の命もいつしか絶える」が心に響きます。
父が溺愛していたリクガメたちが、もうすぐ冬眠から眼をさますことでしょう。主(ぬし)の去った庭だけど、芝生を元気に歩き回ってほしい。なによりものはなむけとなりそうです。たくさんの皆様から、父への御厚情をいただき続けてきました。改めて、心より深く御礼申し上げます。本当にありがとうございました。亡き父も、さぞかし感謝していることでしょう。
2017年2月21日
タカコ・半沢・メロジー
- 新着・タカコのニュース イタリア発着便の「?」 が始まります!
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2015.10.12 Mondayお知らせ
イタリア発着便の「?」 が始まります!
長らく御愛読いただいた留学記シリーズ、京子さんの回にて、休止とさせてもらいたく、一報いたします。時を改めて、滞在記などとしてリニューアルスタートとなるかもしれません。
たくさんの方々に登場していただき、そして、皆さんが拝読くださったことに、深く御礼申し上げます。ありがとうございました。
これから、新シリーズをスタートさせます。
母の他界後、今まで以上の帰国が続いている私です。月に1〜2回はミラノ―東京と飛んでいます。フライト中や空港にて目にしたり、体験すること少なくなし。いかにもイタリアンしている、と感じたり、苦笑、爆笑のできごとだってあるものです。
加えて、「機内で、こんなことがありました」とか、「訪伊の日本人に、いかがなものか、と首をかしげる人、いました」の声も寄せられ続けています。
また、「よくフライトしているタカコさん。チケット、どのように購入しているのですか?」とか、「やはり、直行便がベストなのでしょうか?」などの質問の数々もよく受けます。
そこで、イタリア発着便ストーリー的なテーマによるシリーズを思いついた、という次第です。皆さんの御参考となるかもしれない事柄なども時折紹介しながら続けていきたい、と考えています。お楽しみに!
タカコ・半沢・メロジー
「?」の人って、多いのですね。
お楽しみに