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イタリア発着便の「?」    Giovannaさんのいるアリタリア

 イタリア発着便の「?」
       Giovannaさんのいるアリタリア


 アンデルセンの『即興詩人』を久々に再読。やはり冒頭の一文にひかれます。
――ローマに行かれたことのある人は、美しい噴水のあるバルリーニ広場をごぞんじでしょう。
 この一文、つい、以下に換えたくなりました。
――アリタリアでジョヴァンナさんに会った人は、彼女の秀でた接客ぶりに驚かれたことでしょう。

 

 チーフCAのGiovanna Massiniさんは、スーパーレディ。スレンダーな体型、金髪美女なだけでなく、そのサービス精神、ホスピタリティが群を抜いています。
 搭乗客ひとりひとりに、「ヨウコソ」「ゴトウジョウ アリガトウ」と告げてくれるのですよ。とびっきりに美しい笑顔と共に。そして、超ベテランのチーフだというのに、他のクルーたちの比でない働きぶり。各人へのドリンク補給などに励んでいます。その作業、まったくしないCAもけっこう多いですからね。いかに彼女が偉大なプロかわかります。

 

 それにしても、約12時間のフライト中、よくぞ、という感じでエネルギッシュに動き回るジョヴァンナ夫人。チーフなので最年長の可能性が高いでしょうに、他のCAと違い疲れなどいっさい感じさせないタフさです。「お仕事、楽しくてしかたないの」といったふぜいには感服、敬服しきります。
 きっと彼女は、大いなる誇りと使命感を持って、任務をまっとうし続けているのでしょう。だから楽しくて幸せ。美しく輝いていられるのだと信じます。むしろ、奉仕の割合のほうが多いのでは、と思わせる彼女の働きぶりには、いつだっていろいろ学ばせてもらっています。

 

 アリタリア航空には、ジョヴァンナさんがいる。それだけでも、「他の航空会社への浮気はすまい」と心に誓う私です。

 

 タカコ・半沢・メロジー

 

 

author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:イタリア発着便の「?」, 20:58
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イタリア発着便の「?」  バカ高チケットの謎 格安の悩ましさ

 イタリア発着便の「?」
  バカ高チケットの謎 格安の悩ましさ


 なんとか、父と母、両親を見送った私です。「ようやく、イタリアでゆっくりすごせますね」と、多くの方々から言われます。ところが、そうでもないのですよ。
 最も気がかりなのが、実家の庭。一年ほど前、父が置き石で転倒しかけたため、すべての植木を排除。日本庭園ごときだったのを、一変させました。全面、芝生にしたのです。


 それがモンダイ! 暖かくなり、刈りにくいほどのびたらたまりません。4月中旬の再帰国を考えていました。ところが、アリタリア航空の直行便、ほぼ満席状態。「残席1」とかのフライトがあると、法外なお高さチケット表示ではありませんか!エコノミークラス席でも2000ユーロ以上(24万円以上)の日だってあったのです。
 参考のため、他の航空会社も調べました。すると、信じがたいことに、あのアエロフロートでさえ、似かよった高チケットにハネ上がっていました。


 おマヌケなことに、ようやく判明。今年は遅めのイースター休暇どきだからだったのですね。このところの日本人気で、欧州からも来日者が急増昇。イタリア人の来日観光客も、実に多くなっている昨今です。休暇中ならなおさら、ということだったのでしょう。それにしても……のハネ上りようにはビックリでした。


 もし、親の危篤、旅立ちなどの訃報が入ったら、いくらメチャ高いチケットだとしても、購入して飛ばざるをえませんよね。ヘタをすると、アエロフロートで、となるかも。想像しただけで閉口します。

 チケットの料金、その日によってコロコロと変わります。いったい、誰が、どのようにして決めているのでしょうか? どうやら、残席が少なくなるほど料金アップ、ということはわかってきました。

 

 最もおトクなのは、何か月も前から予約しておくことでしょう。しかも、プロモーション展開の格安チケットをおさえておくと、エコノミーきわまりない空の旅が実現します。ただし、超格安チケットだと、フライト変更ができないことのほうが多いので御用心。ヘタをすると、無駄になってしまうかもしれません。悩ましいチョイス、とも言えるでしょうね。


 タカコ・半沢・メロジー

 

 

author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:イタリア発着便の「?」, 23:24
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イタリア発着便の「?」  アリタリアにはふさわしからぬCA

 イタリア発着便の「?」
  アリタリアにはふさわしからぬCA

 

 4月1日、ジャストもいいところのオンタイムでミラノ・マルペンサー空港に到着のアリタリア航空。みごとです! 遅れての到着、というのは、ほとんど体験していません。
 国内便だと、「またか!」の遅れが少なくない、と聞いています。ところが、国際便、ことに日本発着便だと、定刻、あるいは早めの到着が多いのはなぜでしょう。パイロットのリキの入れかたが違う?まさか! 直行便、ということからか、預けた荷物が出てこないことも皆無です。どうしても、「やっぱり、アリタリア!」となります。

 

 ところが、4月1日のフライトでは、今まで遭遇したことのないほどの、みごとにアンティパティカ(感じが悪い)なイタリア人CAがいたのです。
 年の頃、40代なかば、といったところでしょうか。なかなかスレンダー。セクシーな新ユニフォームをスタイリッシュに着こなしていたものの、笑顔、いっさい無し。眉間のシワがやけに印象的な不機嫌顔です。「いったい、なにが楽しくて生きてるの?」と尋ねたいほどでした。そういう人物が、サービス業の最たる分野であるCAの仕事に就くなんて、大いに疑問です。きっと、大きなコネでの採用ね。そう決めつけたいほどでした。

 

 仏頂面でやって来ては、会話も無きに等しくサーヴしていく不届きさといったら!「アンタはイタリア人? ルーツはおふらんすでしょーが!」と言ってやりたくなりました。
 極めつけが、特定のイタリア人搭乗客とだけとの長ばなし。私の頼んだ日本茶を運ぶのをお忘れになられた御様子で、何十分も話しこんでいるのです。ありえない……。

 

 さー、私、キレましたね。「日本茶、頼んだのにまだ?」と低〜い声で告げました。その殺気にビビったのか、「あ、今すぐ……」と返した彼女。なにしろ、30分くらい待たされましたからね。「お名前は?」と尋ねてやりました。すると、顔色を変え、チーフCAを連れて来たのです。そして、態度、表情を豹変。突如、笑みまで浮かべ始めたのでした。
そんな2重人格モードは受け入れがたい。こちらは、さらに冷たく接してやりました。
 

 

 すると、ミラノ着直前には、まるでVIP客のような扱いを受けるハメに。ああ、イヤだ。なーんて不愉快な空の旅だったことか!
 あるのですねえ、アリタリアでもこんなことが。感じ悪いイタリア人は魅力ゼロ、と信じている私としては、残念、無念。マ、「すべての体験が貴重」ということなのでしょうけどね。アリタリアにはいてほしくないCA、というのは確かです。

 

 タカコ・半沢・メロジー

 

 

author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:イタリア発着便の「?」, 21:57
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イタリア発着便の「?」  大バッグを抱えた怪

 イタリア発着便の「?」
  大バッグを抱えた怪

 

 機内の人間ウォッチング、けっこう興味深い、と感じるのは、この私だけでしょうか?自分のシート近くにユニークな人が座っていたりすると、ロングフライトに飽きることなく、時間が経過。なかなか楽しいものですよ。
 つい先日は、通路をはさんだ横のシートにいらした初老女性がターゲット(?)。小金持ち風のおばさまでした。カシミール柄の大判ショールをはおり、ごくお行儀よく腰かけていました。

 

 驚いたのが、大きなハンドバッグを、後生大事に抱えたままだったこと。ハンパないサイズのバッグだったので、つい、「重いでしょうに」とか、「疲れないのかしら?」「身動き、ラクじゃないはず」などと、気になってしかたありませんでした。
 だって、食事どきも、バッグを抱えたまま。いかにも食べにくそうだったものの、離そうとはしなかったのです。頭部の荷物入れに置けばいいでしょうに……と、おせっかいセリフを投げかけたくなったほどでした。

 

 トイレへ行く時にも、当然、大バッグといっしょ。ヨイショ、という感じで運んでいました。財布やパスポートの盗難が心配なためでしょうか?そうだとしたら、もっと小ぶりのバッグに入れればいいのに。
 あ、そうか! ひょっとすると、貯金通帳、生命保険証書、はたまた遺言書などの重要書面をいっさいがっさい入れているのかもしれない。と推測し始めたのは、フライト後半のことでした。

 

 世の中には、常に、そういったものを持参して行動する人がいる、と聞いたことがあります。亡き母の知りあいにも、ひとりいました。家に置くのは不安、貸金庫も好まない、という理由からのようでした。
 でも、でも、機内のおばさま、イタリア旅行中も、大きなバッグを抱えたままなのでしょうか? かえって危ないかも……。そんあ余計なことを考えているうちに、ミラノへ到着したのでした。

 

 タカコ・半沢・メロジー

 

 

author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:イタリア発着便の「?」, 21:06
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イタリア発着便の「?」 体臭とは異なる匂いに悩む 


 イタリア発着便の「?」
  体臭とは異なる匂いに悩む

 

 まだ春休みでもないというのに、成田空港のアリタリア航空チェックインカウンターには搭乗客が長蛇の列。ミラノ、ローマの直行便は、どうやら今日も満席のようです。このところ空席が多いと聞いているエア・フランスなどとは大きな違い!テロ事件が発生していないことも関与のイタリア人気なのでしょうか?

 

 案の定、完璧に満席のミラノ行き便でした。隣りに座ったのは、いっけんアラフォー的な日本女性。ちょいブス顔ながら、スレンダーなボディに今どきのファッションでキメていました。穴あきジーンズが、いかにも「若づくり」アピールでしたけど。
 この女性、トイレに立ち、そして席に戻るたびに、私の脚や腕に体がふれます。広くはない機内ですからね。しかたがない、とも言えるでしょう。が、「すみません」のひとことがあってもいい。そのほうがスマートなマナーと感じます。

 

 それは、マ、いいでしょう。モンダイは匂い。体臭?いえいえ、そうではなく、コスメ。保湿用と感じるクリームを、やたら頻繁に塗りまくるのです。顔、手、腕……タップリすりこんでいます。その香料の強さといったら! 香り、などというナマやさしいものにあらず。やけに鼻につく臭さだったのです。
 さらに不気味だったのが、テカリ。保湿力バツグンのクリームなのか、顔中テッカテカ。まるでケロイド状態でした。
確かに、機内での乾燥は、お肌によくはないでしょう。シミやシワ予防には、保湿クリームの効力に頼るのが得策かもしれません。でも、1時間ごとに塗りなおすのって、かなりツーマッチ。匂いとテカリに接し続けた12時間のオゾマシさは異様でした。

 

 私はといえば、フライト中に保湿用クリームを塗ったことは一度も無し。そのためでしょうか?どうもこの頃、シワが増えた気がします。次からは、塗る? 塗らない? テカリ顔で12時間すごす「勇気」、私にはもちあわせてない、と断言できます。

 

 タカコ・半沢・メロジー

 

 

author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:イタリア発着便の「?」, 21:30
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イタリア発着便の「?」   30年ぶりの再会劇

 イタリア発着便の「?」
       30年ぶりの再会劇

 

 皆さんは、偶然の出会い、どのくらい体験されていますか?  もはや、長〜い人生となっている私は、今まで、ずいぶんとあります。一冊分の本にだってなりそうなほどです。
 学生の頃、船上で知人と再会したり、親が海外で知り合った日本人と、スペイン、フランスで遭遇、などというハプニングさえありました。親から写真を見せられていなかったら、まったく気づかなかったことでしょうけど。

 

 つい最近は、夫と共にミラノ・マルペンサー空港を発つ直前のことでした。イタリア生活を始めた直後にインタビューさせてもらった在伊の日本人と再会したのです。なんと30年ぶり!
 お互いの変化の著しさもあってか、空港ではまったく気づきませんでした。空港内のラウンジ、そして機内にて言葉を交わし、名刺を交換。日本着後、その名刺をしみじみとながめていた夫が、「ひょっとして……」と声をあげたのでした。

 

 それにしても30年ぶりとは!  当時からイタリアで活躍していたその日本男性は、さらなる大飛躍。政府から偉大な称号まで受けている、と判明しました。誇らしいですね。同じ日本人として。これも良き御縁と感じたいものです。
 成田空港発着どきの偶然の出会いもあります。アリタリア航空のカウンターでチェックインしようとしていたら、旧知の日本女性から声をかけられました。御主人といっしょの南伊の旅、とのこと。残念ながら、彼女たちはローマ、私はミラノへの直行便ゆえ、フライトは別でした。

 

 かつての恋人との予期せぬ再会、とかもあると面白そう(?)ですね。ごくごくわずかの数だし、外見の判断は不可能ぎみ。遠い昔の想い出として、ゆる〜くキープしておくほうが無難でしょう。


 タカコ・半沢・メロジー

 

 偶然は実は必然ともいえます

 

 

author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:イタリア発着便の「?」, 00:00
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イタリア発着便の「?」  どうも足りない機内食

  イタリア発着便の「?」
  どうも足りない機内食


 今回は、機内食をテーマにしてみましょう。「フライト中の食事? どの航空会社にしろ、期待してないわね」とおっしゃるかた、少なくありません。エコノミークラス席だと、なおさらのようです。
 ところが、私は違います! 昔から、機内食に興味津々。というか、機内でも食に意地が張ったままなのです。

 

 最もインパクトの強かったのは、最初の海外旅行でのことです。ずいぶんと昔、ひょんなことからヨーロッパとアフリカへの招待の旅に恵まれた私。当時は、各国を経由しての欧州着でした。所要時間たるや、トータルすると38時間ほど。現在は、ヨーロッパへの直行便で12時間前後ですからね。その大差はすごいものがあります。
 機内食も大いに異なっていました。その量、そしてメニュー数も、今の比ではなく多かったのですよ。まだ学生だった私は、もの珍しさも加わり、大喜びですべて完食したものでした。

 

 今では、すっかり洗練(?)、シンプル化したエコノミークラスの機内食です。日本―欧州のフライトだと、和食か洋食のセレクトメニューになっていますよね。アリタリア航空の場合は、イタリアン。つまり、パスタが提供されます。
 このところのフライト体験からすると、日本人はイタリアン、イタリア人が和食メニューをチョイスするパターンが目につきます。上手に箸を使っておいしそうに食べているイタリア人も多くなりました。和食ブームのあらわれでしょうか。はたまた、日本びいきゆえのパッションによるもの?いずれにしても、思わず笑みがこぼれます。

 

 1年に2回訪伊を重ねているE子さんは、迷うことなくイタリアンをゲット。「妙にパサついたラザーニャとかが魅力なんですよね。固くなっているのをフォークでつつきながら、ビールといっしょにくちへ運ぶ、というのがたまらない!」とのたまいます。また、「生ハムやチーズは、合格点。それだけでも、アリタリアの機内食、マアマア」と主張する人も知ってます。なるほど! 確かに!!

 

 私? ほとんど、和食メニュー派です。東京―ミラノの直行便だと、遜色なしの内容、と感じます、ただ、量が……。私にとっては少なすぎ、いつも空腹状態のフライトとなるのが常です。こういう搭乗客、そそう存在しないようですけど……。

 

 タカコ・半沢・メロジー

 

 

author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:イタリア発着便の「?」, 22:02
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イタリア発着便の「?」  日本人若者のフライトが消えた……

 イタリア発着便の「?」
   日本人若者のフライトが消えた……


 後期高齢者というのは、75歳以上の方々をさすのでしょうね。その年齢層を対象にしたようなグループツアーでいっぱいの10月下旬のフライトでした。
 成田―ミラノのアリタリア直行便。なんだか、いつもと様子が異なります。どう見ても、80歳前後としか思えないカップルだらけ。ことに、マンフィカ(ビジネス)クラスと、プレミアムエコノミー席が顕著でした。どちらも、みごとにスーパーシルバー層で満席。   

 この年代の年金生活者、皆さん、お金持ちなのね、と改めて驚いたものです。

 

 エコノミークラスとしては、最前席に座った私。プレミアムとの仕切り用カーテンは用を足さず、常にオープン状態でした。それをいいことに、しっかり御老人カップルの機上でのひとときをレポートできたのです。
 ヘタをすると、90歳に近いのではないか、とさえ感じる御夫妻が最も印象的でしたね。座席から立ち上がるのもやっとのおふたり。でも、そのたびにお互い、手をとり足をとりのサポートぶりでした。機内の温度変化ごとに、こまめな衣類換え。必ず、お互いに手助けしあっていました。なんというほほえましさ! 胸がジーンとしたまま、目をこらし続けていたものです。

 

 それにしても、日本人の若者はどこに? 機内では、ほとんど見かけませんでした。いるとしたら、イタリア人のみ。個人旅行らしい20代、30代のカップル、その他の若者がけっこう座っており、和食メニューの機内食をリクエストしてたのが好ましく感じました。
 欧米への観光客が激減、と聞いて久しいですよね。連休どきでも、近場の海外しか行かなくなった、と。なぜでしょう? 一部では、「テロが原因」とも言われていますが、主なる要因は他にあり、と分析します。年金の減少、その他将来に対する不安から、レジャーなどへの出費を大幅におさえる若者が増えてきたからではないでしょうか?

 節約、倹約はいいことです。でも、貯蓄ファーストの生活様式に徹するのは、マイナス面も多いのではないか? どうしても閉塞感漂う今の日本、と案じてしまいます。


 さて、ほほえましきシルバー層でいっぱいのフライト。皆さん。それぞれ穏やか。静かなことこのうえなしでした。唯一、閉口したのがトイレ。頻繁に通い続けるお年寄りの方々がけっこう多く、いつも長蛇の列となっていました……。

 

 タカコ・半沢・メロジー

 

 

author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:イタリア発着便の「?」, 22:13
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イタリア発着便の「?」  出入国どきの税関事情

 イタリア発着便の「?」
  出入国どきの税関事情

 

 前号に続き、年2回の訪フィレンツェを重ねるE子さんに登場していただきましょう。こんな「?」も寄せてくれました。
「不思議でならないのが、出国と入国どきの空港審査職員の感じの良し悪し。同じイタリア、同じ空港スタッフとは思えない大差があるのですよ。

 何を持ちこんでいるかわからない出国どき、より厳しくなったり、感じも悪くなりがちなのかもしれないけど……。入国担当と出国担当、ストレス度が違う、ということなのでしょうか?」

 

 これって、パスポートコントロールに対してはどうか?  平均して、ごくフツー対応の日本での空港職員にくらべ、愛想無しケースが多いかもしれませんね。手荷物検査の時より、むしろ入国どきのハードさが顕著、とも感じます。ことに、移民系の入国者への質疑応答に時間を要することがあるようです。

 時折、コントロールどきに待たされるのもそのため。ヘタをすると、長蛇の列が続く事態が生じます。

 

 いつも感じるのが、EU居住者と、それ以外の入国者への「差別」的状況。出入国共々、異なるコントロール受けつけとなるのはわかります。が、いつだって、EU窓口側には列が少ない。反対に、「その他」へは、すごい列です。なんとか改善してもらえないものか、と思っています。EU側の窓口を減らしたほうが、はるかに効率がいいはず。それをしないのは、やはり、なんらかの差別、と感じざるをえません。

 

 うれしいのは、入国審査でのショート会話。パスポートコントロールの職員から、よく、こんなふうに告げられます。
「イタリア在住なんですね。日本のかた、というより、すでにイタリア女性そのもの。コンプリメント!」
 ここでのコンプリメントは、「すばらしい!」の意味あい。お世辞とは充分わかっていても、最大の幸せを感じる瞬間です。イタリア暮らしを選んでよかった!  とも実感します。

 

 タカコ・半沢・メロジー

 

 

author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:イタリア発着便の「?」, 00:05
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イタリア発着便の「?」  金探にひっかかる人、スルーとなる人

  イタリア発着便の「?」
        金探にひっかかる人、スルーとなる人

 

 高校時代の同期生に、Y君という人がいます。黄色い麻スーツなどを着こなしてしまうスーパーダンディな彼。イタリア男性顔負けのおしゃれ人間です。
 ところが彼、哀れな「宿命」を持っています。フライトするごとに、空港の税関コントロールにひっかかてしまうのです。そう、金属探知機。「ブー」。「なぜなんだ〜?」と彼。思い当たるものなど身につけていないのに……。

 

 我が同期生グループは、3回も訪伊。イタリアでプチ同期会を催したほどです。そのたびに金探にひっかかる彼。仲間から、「スタイリッシュすぎる黄色い靴(!)がNGなんじゃない?」と指摘されるほどでした。Y君によると、「イヤ、そんなことない! 靴をぬいでもひっかかる」。

 

 1年に2回訪伊のE子さんもまた同じ。彼女の目的地はフィレンツェですが、空港発着どき、よく金探ブザーが鳴ってしまうそうです。こんなふうに嘆いていました。
「特にひどかったのが今年の2月。絶対にブーツがひっかかると思い、あらかじめぬいだのにダメ。ブラとデニムの金属しか身につけていない私に、ベタベタとボディをタッチ。あげくのはてに、同じく金探ブザーの鳴ったアキバ系オタク風日本男子の連れと勘違いされ、別室に連行されたんですよっ!」

 

 いやー、怒る、怒る!  当然ですよね。不愉快MAX。私だったら、「ふざけんな、テメー!」とわめいてしまいそうです。
 ところが私、今だかつて、金探にひっかかったことがありません。E子さんによると、「タカコさん、すごい!  ごく頻繁にフライトしてるのに……。もはや、奇跡ですよ。私のなかでは、”金探は、基本、鳴るもの。通過できたらラッキー”みたいなものですから」

 

 よくよく考えると、私、PCはおろか、ケータイすら持っていません。貴金属とも縁が無し。こんなふうに呆れられるのが常です。
「エーッ!?  ケータイも無し? 信じられない……」
 同時に、他の職員へ向かいこんな大声を叫ばれたことさえあります。
「おーい! このシニョーラ、ケータイ無しで生きているんだってさあ」
 すると、いっせいに、「すげー!」の反応。拍手さえわきおこったものでした。トホホホ……。

 

  タカコ・半沢・メロジー

 

 

author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:イタリア発着便の「?」, 00:06
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