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- スーパーワイルドなマル 旧フォトがもとでジェンダー
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2022.02.10 Thursday
スーパーワイルドなマル
旧フォトがもとでジェンダー
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昨年の夏の帰国で、スマホデビューせざるを得なくなったおかーさん。入国時のコロナ水際対策用の特別ハイヤー予約、そして、自主隔離時の厚生省からのコントロールで必須だからだったそうです。
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直接教わっての使用じゃないため、当初はストレスがマックス。マ、今だって、ちゃんと使いこなせているわけじゃないけどね。検索とメール送信は、マアマアできるようになった、という程度です。 管理人さんに作業してもらっているブログは、わりとコマメにチェックするようになったおかーさん。が、とんだ「飛び火」を受けるハメになりました。
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ある日、「このブログの画像一覧をみる」のところをクリック。管理人さんが描いてくれている大好評イラストの数々と一緒に、ボクのフォトもチラッ。亡くなったおとーさんが手配したものばかりなので、3年以上前のものです。一瞬、しみじみと見入った後、こんな発言をされちゃった。
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「アンタって、純白へアがふっさふさとワンコだったのよね〜え。どのマルチーズよりもリッチなけなみだったそれが唯一無二のとりえだったのに、、、」
なんなんだ〜っ、その嘆き発言! それって、老犬ジェンダーそのもの。あまりにも失礼がすぎる! 告訴ものだー。とかいう意識の高さ(?)は持ち合わせていないボク。何でもオーケーのお気楽犬なので、「そっすか〜。もう14歳だからね。こんなもんでござんすよ」と聞き流しました。
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おかーさんは、ボクの背中あたりが気になるらしい。でも、顔はまったく変わりなしの毛並み。いーじゃん、これで。と、おかーさんを慰めている毎日です。
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タカコ・半沢・メロジー
- スーパーワイルドなマル 予期せぬ出来事
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2021.12.12 Sunday
スーパーワイルドなマル
予期せぬ出来事・
おかーさんの感性、意識の奇怪さには、呆れることがしばしばです。今朝の散歩どきがいい例。かなり尾籠なテーマなので、お食事直前のかたがたは、読まないようおすすめします。
いつもの散歩どきのことです。おかーさんによる「ボクの唯一のポジティブ面」が、快食快便。毎朝、ごくコンスタントに、2回の理想的カッカ、となるのが常です。胃弱で産まれたケンおにーちゃんは、しょっちゅうお腹をこわし、さんざん悩まされていたおかーさん。真逆のボクに驚きつつ、喜んでもいる毎日です。・
が、今日は、2回目がすぐにオンとならなかった。散歩コースをやや延長し、いつもと違う畦道でGO! おっそろしくイレギュラーの長〜いカッカとなりました〜。みごとなほどの新記録。おかーさんによると、「20cmくらい」。ボクといっしょに、目が点になっていたものです。
まさか、まさか、20cmなんてウソでしょ? と思われることでしょう。ふつうは、ありえないよね。でも、みなさん! 本当なのですよ〜お。しかも、ごく正しいコンディション(?)のカッカでした。・
しばし見つめ続けていたおかーさん。家に戻り、スマホ持参で再訪すべきか迷っていました。「そこまでするほどのことじゃないでしょ」と告げるボクに、おかーさんは言った。「でも、写真がないと、誰にも信じてもらえない。証拠が必要だと思うのよ」
そして、こんな発言までしたのでした。
「よーく見ると、先日、アドリアーナのところで出たシチリア特産の細長〜いサリシッチャそっくり!」・
サルシッチャとは、ソーセージのことです。丸型や細長型と、いろいろあるイタリア。この前のは、けっこう長いのが、大きなフライパンのまま、ダイナミックにテーブルに出されたそうです。「写真、止めておくわ。次からサルシッチャが食べられなくなりそうだもの」
人生、いや、犬生にも、予期せぬできごとがあるものですね。尾籠ばなし、失礼しました。・
タカコ・半沢・メロジー
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いつもの散歩道
- スーパーワイルドなマル アニマルではなく、「anima」の犬
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2021.11.26 Friday
スーパーワイルドなマル
アニマルではなく、「anima」の犬・
4月1日に25歳となったアドリアーナの長女ロージーのスーパー美女さはつとに有名です。おまけに大学院に籍を置きながら、高校でフランス語の教師として活躍中のインテリ女性なんだよ。「天から何物を与えられたってわけよね。なんかズルイ」とおかーさん。自分が「一物」も得てないことへのヒガミってことだね。・
やたら聡明なロージーは、クール、かつ、皮肉派なのも確か。頭の回転がめちゃいいので、バンバンとシニカルなセリフを発します。例えば,こんなぐあい。ロージー タカコを「開発」してやる。ちゃんと教えるから、スマホやPC、やりなさい。
おかーさん いや、いや、いや〜。私、メディオエボ(中世)の人間だから……。
ロージー なに言ってるの! 中世前のプリミティボでしょ。・
これにはおかーさん、苦笑を通りこして大爆笑。原始人、という意味だからです。妙に納得。ひとりバカ受けしまくってました。
マンマやパパ、妹のジャダにも、厳しい発言が多いロージーだけど、ペットにはやたらやさしい。ゴールデンレトリバーのバンビ、3匹のニャンコ(すべて捨て猫だったのを引き取った)がいるけど、ありったけの愛を与えています。めっちゃ甘〜い声で、「アモーレ」の連発。恋人に対する比じゃないほどの情を注いでるんだよ。・
たっぷりの愛情を受け続けているためか、バンビはロージーなみのインテリ犬。訓練したわけじゃないのに、なんでもわかっちゃう。「クロエ(猫)にキスして!」と告げると、ごくソフトにチュ。「座って!」のひとことだと、椅子にも正しく座り続ける。ボクとの大差に、おかーさんが驚くと、ロージーはこう返した。・
「バンビはね、アニマルじゃなくて、”アニマ”なのよ」。animaとは、魂、心、感情の宿る精神、品性、徳性ある人、などの意味なのです。ボクとは無縁の一語、というわけだね。・
タカコ・半沢・メロジー
▼散歩中のマル
- スーパーワイルドなマル コロナ禍での石けん事情
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2021.11.14 Sunday
スーパーワイルドなマル
コロナ禍での石けん事情・
去年の3月13日、イタリア戻りしたおかーさん。スーツケースに、日本製の石けんがいっぱい! どーしたの〜お? と尋ねたら、親しいオトモダチが大量にくれたんだって。いただきものの石けんがたまっていて、「使わない?」となったそうです。コロナ禍では、大必須の石けん。大喜びでいただいたおかーさん、というわけです。・
3分の2以上をイタリアに持ち運んだんだよ。その数、10個以上! 1年以上、フル活用できるね、とおかーさんと顔を見合わせてニッコリ、のボクでした。それなのに、そんな大量の石けん、11月初めに完全消耗。すごい! 1か月に1〜2個の割合で使い終えていたわけです。・
1階と2階の洗面所には、液体ソープも常備されているのに、まったく使わず残ったまま。もっぱら、日本の固型石けんばかり愛用のおかーさんでした。「日本では液体ばかり使っているのに、なぜかしらね〜え」などと、不思議がってもいました。
しょうがない。イタリア製の石けんを求めるわ。との結論。どうしても、ここでは固型へのこだわりが強いようです。液体ソープだって、けっこういいのが多種市販されているというのに奇妙です。・
今の悩みは、ボクのシャンプーとコンディショナー、とのこと。いつも、日本の実家近くのトリマー店で、純白用の最上品を求めているおかーさん。「私のより、10倍以上もするバカ高さなのよっ! こんなチンケなワンコに大出費なんて、もったいなさすぎる!」とクレーミングしながら購入して、イタリアへ持ってきてます。・
それが、あと1回分で終わってしまう。「どうしよう……。同じような良質もの、こっちにはなかなかないし」と嘆くおかーさんに、アドリアーナがアドバイス。「ベビーシャンプーがいいみたいよ。試してみたら?」。うーん、それもね〜え、と迷うおかーさん。コロナで帰国が延々なのがますます恨めしいようです。
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タカコ・半沢・メロジー
- スーパーワイルドなマル 地球温暖化に憂うボク
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2021.10.07 Thursday
スーパーワイルドなマル
地球温暖化に憂うボク・
地球の温暖化、ますます深刻みたいですね。いつも、テレビで観ては、とても案じているボク。しばらく、新型コロナの話題がメインだったものの、このところの状況好転で、以前のように頻繁な報道。イタリアでは、毎回のニュースで必ず、地球温暖化が報じられるのです(コロナ最前線の時だけは別)。・
フムフムフム、と考えこみながら画面に目をこらすボクに、おかーさんも失笑。こんなふうに言うのが常です。
「ずいぶんとまあ、シリアスな表情ねえ。アンタがここまで温暖化に興味あるなんて、ちょっと信じられない。動物の登場にコーフンするアンタのほうがずっとナチュラルな気がするんだけど」・
おかーさん! それはないじゃん。問題意識が低すぎる。温暖化は、人類にだけ関与するんじゃないんだよ。動物、生植物、すべてにかかわる大案件。つまり、地球の滅亡リスクの段階が近づいてるんだよ。グレタおねーちゃんが、世界中で声を上げて運動し続けてるのもそのため。おかーさんも少しは見習わなくっちゃ。
ハーッ、おかーさんのレベルの低さ、愚かさには、ホトホト呆れ果「それはそうだけど……。確かにグレタちゃん、すごい、エライ! でも、ここだけのハナシ、なんか怖い顔してない? 少女らしさに欠けてる気がする」
てます。・
ボクは思う。たかが老犬(ボクのこと、ね)1匹が、温暖化、環境問題に注目したって、まったくもってどーってことない。でも、おかーさんみたく、ボーッとして生きてるだけというのは情けなさすぎる。毎日、シビアに報道に注目しまくり、少しでもおかーさんの意識アップを促したい、と思ってます。
これが、ボクのミッション。ボランティアによる啓蒙作業、と信じます。だーれもホメてくれないけど、ボクってけっこういい年のとりかたしてる、と自賛モードです。
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タカコ・半沢・メロジー
- スーパーワイルドなマル どーなってる、ボクの年金?
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2021.10.03 Sunday
スーパーワイルドなマル
どーなってる、ボクの年金?・
いつもの散歩どき、知らないオジさんから声をかけられたおかーさん。こんな会話をしてました。
オジサン(以下、「オ」) やー、元気な子犬だね〜え。楽しそうに走りまくってて、けっこう、けっこう!
私 でも、もう13歳を過ぎた老犬で……。
オ そうか。うーん、そんな年には見えないね。人間だと、90歳くらいかな?
私 小型犬種なので、そこまではいかないでしょうけど、高齢なのは確かね。
オ じゃ、もう年金を得てるだろうね。ハ…ハッハーッ。
私 入ってくるといいんだけど……。毎日、待ち続けているところなの。
オ ガハハハ(と、大ウケ)。じゃ、ね。チャオ!・
イタリアは、犬にも年金が出るんです。なーんて、ウソ。この国では、初対面でもこんなふうに冗談を交しあうことが多いんだよね。ジョーク好きなおかーさんは、「だからこの国暮らしが面白いのよ。各種のトラブル、支障とかあっても、マ、いっか〜、となっちゃう。毎日、決して飽きないです ごせるってわけよ」と言ってます。確かに!
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さて、ペットの年金制度があってもいいんじゃないか、と考え始めたボク。だって、ボクらは、人間の皆さんの日々に潤いを与えている、と思うんだよね。エサをもらい、散歩もしてもらったりして大切に育てられているぶん、ボクらもボクらなりに応じ、テラピーアニマル役割だってしてる気がする。
そんなボクらが長く生きたら、ペット年金みたいなのが出るといいな、と感じます。・
さしづめ、ボクなんかけっこう入ってきそう。
そんなことおかーさんに話したら、こう返されました。「ふーん。で、アンタ、年金収入を何に使うわけ? おハゲ化したボデーのカツラ? ベルルスコーニ(総カツラの前首相)のワンコ版、ね。シュールだわっ」・
タカコ・半沢・メロジー
- スーパーワイルドなマル コロナ太り、コロナ焼けを楽しむマンマたち
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2021.07.15 Thursday
スーパーワイルドなマル
コロナ太り、コロナ焼けを楽しむマンマたち・
ボクと同じ年齢のぷー太郎君(真っ白なトイプードル)のマンマ、すっごくパワフルで楽しい人です。おかーさんと、毎日のようにFAX交信していて、ワンコ談義もしょっちゅう。時には「それって、ドッグジェンダーじゃん」みたいなことも書きあって遊んでる。おかーさんたちに言われたくないっ、のことばかりだけど、ぷー太郎君もボクも、かなり寛容だから、させたいようにさせていま〜す。
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ずいぶんと前から、みごとなコロナ太りのおかーさん。しばらくは2kgの体重増えだったのに、つい先日から3kgアップに達し、FAXでもグチっていました。いっこうに反省、改善しようとしない食生活なので、コロナ太りはエスカレートの一途、と信じるボク。そのうち、「フェ〜ン、5kgも……」とか、「ついに10kg増え」などと書くハメになるに決まってます。ブキミ……。
と、ぷー太郎君マンマから、こんな文面が入り、おかーさん大爆笑!・
「私、今気づきました。マスクからはみ出している部分のみ日焼けしている!! 酷い形になって。これもまた面白いかもですが、本人は、ちょっと笑えないです」
もう、もう、大ウケ! 笑いの止まらないおかーさんで、クレージー魔女みたいでした。なんでも、その「コロナ焼け」を想像したら、おかしくてしかたなかったんだって。・
そして、こんなことを考えているおかーさんには、ボク、絶句。
「私も、コロナ焼けしたい! 小さめのマスクにして、日焼けのメリハリをつけると、めちゃ面白そう」
ああ……。いったい、どういう思考、精神構造なのだろう。そろそろアブナイかも、と案じてしまいます。・
そう心配するボクに、こう返したおかーさんでした。
「ローマの哲人、セネカの名言、知らないの? ”日々を楽しむ人ほど幸せ”と残してるのよ。コロナ禍でも、楽しみは尊い!」・
タカコ・半沢・メロジー
- スーパーワイルドなマル 春闘の前に交渉成立
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2021.04.23 Friday
スーパーワイルドなマル
春闘の前に交渉成立・
ボクのおかーさんは、ある獣医さんの本を崇拝している。『愛犬の寿命を5才のばす本』というタイトルです。その本には、「7才をすぎたら老犬」とあり、「散歩は15分以内が好ましい」などと記されている。ここ何年か、15分前後の散歩となってしまいました。
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でも、あまりに短すぎ。人間と同じように、ペットの老いや衰えだって様々。まだワイルドさをキープと実感しているので、30分くらいは歩きたい。 「もう少し、散歩したい」と頼み続けてもダメ。リードを強くひかれ、渋々家に戻る日々でした。
めっちゃ不満。とはいえ、逆らいすぎるのも良策にあらず。エサを減らされかねない、と案じ、泣き寝入り状態ですごしていました。・
ところが、そういう日和見主義でいいのだろうか、の疑問が発生。あまりにも意識が低すぎる、と悟った。不当、不可解なことは、交渉や訴えを続けて解消していくべき。そう、人間の労使関係と同様ってわけです。
意を決し、あれこれ策を練りました。ボクに関することでは、あまりアバウトさがないおかーさん。ことに食事や健康面には厳しいので、クレバーに立ち向かわないと勝てないと実感。必勝をめざしての叡智を求め続けた。ククッ、ボクってけっこう知性派犬?・
何日か思考し続けた結果、「これで勝利!」の妙案が浮かびました。それは、カッカ作戦。ボクは散歩中に大を2回するのが決まり。そこで、2度目は15分以内にしないことにしたんだよ。最初は、「しょうがないわねえ。今日だけよ」と、いつものコースにプラス。トータル20分余の散歩が成就しました。・
ヒャッホー! やったーあ!! 大成功に気をよくしたボクは、以後、毎日実践。今や20分ちょっとの散歩タイムとなりました。
みなさん! どんなことも、泣き寝入りのままはよくない。話あいや交渉で、良い方向へと改善していくべき、と主張します。おかーさんには、「さすがマフィア犬、狡猾」と言われたけど、春闘期前の勝利、うれしいです。おかーさんに言わせると、「アンタって、ホント、プーチンなみのレベル」。特に目がそっくりだそうで〜す。ホメられた?
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タカコ・半沢・メロジー
フフフ、マフィア犬だぞ
- スーパーワイルドなマル 作戦に敗北して、まったり犬に
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2021.03.10 Wednesday
スーパーワイルドなマル
作戦に敗北して、まったり犬に・
ふっふーふ〜う。おかーさんのニヤつきが聞こえる。やたらブキミ。だって、特別「喜び」のカテゴリーに入るほどでもない事柄へのひとり笑いだからです。なんか、お伝えするのもバカらしい気がするけど、書くことにします。・
良く言えば「独立心が強い」、事実的には「カワイゲのない犬」とおかーさんに評されているボク。抱っこされながらソファーでまったり、なーんてタイプじゃないのは確かです。どうも、ウザったくて苦手。ソファーでも、テキトーな間隔を開けて過ごしています。
これがおかーさんには大不満。マルチーズは愛玩犬、室内犬の典型とされているのに……と嘆き続けてる。・
それって、ステレオタイプすぎる意識、と主張したい。同じ犬種だって、すべてひとくくりにはしないでほしい。ボクにはボクのスタイル、個性ってものがある、と訴えます。
ところが、おかーさんいわく、「お利口系じゃない」ボクは、コロッと「敵」(おかーさん)の作戦にひっかかり、この頃は、膝で体たらくモードのひとときも生じてしまいました。・
クリスマスに、パイル地の膝掛けをプレゼントされたおかーさん。ものすごくフワフワで、肌心地バツグン。ソファーにかかっていたので、しばし失敬。ハッピー気分でまどろんでいました。それを目撃のおかーさんん。わざとのように膝掛けを広げてソファーに座る。と、ボクは、肌ざわりの良さに負け、膝掛けのかかったおかーさんの膝にちょこん。ウトウトすることだってあるようになりました。
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やった! 大成功!! とおかーさんは大狂喜。ようやく、時々、ソファーでボクとのまったりタイムが叶った、と舞い上がっています。
なんかもう、天かをとったような達成感ありあり。ウム、そこまでのことなんだろうか、と訝るボク。一刻も早く、膝掛け不要の春が訪れるよう切願しています。・
タカコ・半沢・メロジー
- スーパーワイルドなマル バイデン大統領してすごす日々
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2021.03.03 Wednesday
スーパーワイルドなマル
バイデン大統領してすごす日々・
冬の晴天、うれしいな〜。いつもの散歩も、よりワクワク。自然、ジャンプとかしまくっちゃいます。すると、おかーさんたら、このセリフ。「なんなの、アンタ! バイデンしないでちょーだいっ!!」。ウグッ! どーゆー意味?おかーさんって、よくわけのわからないことや、シュールなブラックコメントを吐くのでまいります。・
つまりね、こういうことなんだって。80代直前の米新大統領。「どう見ても、不自然な歩行の時がある。若さぶりっこして、わざと小走りしたりして。かえって老化がアリアリで、痛々しいだけ」と主張します。アメリカ暮らしがすごーく長いおかーさんの親友も、まったく同じ見解らしいです。・
「老化が進むと、どうしても反発モードになるのかしら。それって、人間も犬も同じってわけね。アンタを見て、妙に納得」なーんて言っているおかーさん。さらに、こんなジェンダーまで発してました。
「なんかねー、薄毛ぐあいもバイデンしてきている。もう、後期高齢犬なんだから、正しく自覚してすごすべき。年寄りのカラ元気は、みっともないだけよ」・
どーぞ、どーぞ。言いたいだけ発してください、のボク。反論したら、よけいクレーミングされまくるので、馬耳東風に徹していました。これがいちばん無難で平和な対処法、と信じていたのに……。反応無しなのをツッこまれてしまった。
「聞いているの? この頃、耳まで遠くなってきた気がする。薄毛に難聴じゃ、老化を認めるしかないわね。でも、おかしい。散歩や食事の声をかける時だけすぐやって来る。アンタってホント、ズル系ワンコね」・
あー言えば、こー言う、のおか−さんなので、ひたすら返答しないままのボク。カラ元気のレッテルを貼られようと、今日も近くの公園や自然歩道で、バイデン大統領走りし続けるボクです。リードさえしてなければ、野ウサギだってつかまえられま〜す。
ローストと煮込み、どっちにしようか、と考えてるのはおかーさんです。・
タカコ・半沢・メロジー