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スーパーワイルドなマル  おかーさん、シンガポールへ行く? 
 スーパーワイルドなマル
        おかーさん、シンガポールへ行く?
 ウチのおかーさんが食い意地張りということ、けっこう知っている人も多いと思います。食べることに対するパッション、ハンパじゃない! なんでも、幼児期から爆食いしてたらしく、みんな呆れ果てていたそうです。
 そのおかーさん、最近、突然、「シンガポールへ行きたい」と言い出した。ン? どーして? アジアなら、ブータンぐらいしか旅したくない、と言い続けていたのに……。
 理由を尋ねると、笑っちゃうんだよ。「シンガポール・チキンライス」を満喫しまくりたいんだって。なんでも、このブログを手がけてくれているKさんから教えてもらい、はたまた帰国どきにメニュー提供のお店へ何回か連れて行ってもらったおかーさん。あまりのおいしさに、すっかり病みつきモードになっちゃたそうです。
「ジューシーなチキン味がしみこんだライス、たまらないのよ。そして、チキン! とろーっとやわらかくて、適度な脂味が極上のまったり感でね。絶妙なテーストには、幸せの極致、となっちゃうのよ」なのだそうです。
 でも、日本で味わえるなら、それでいいじゃん。今だって、月一で帰国してるんだからさ。せっせと、レストラン通いして食べまくれば?
 なんかね、もう、それじゃ満足できないみたい。とうとう、「本場で、チキンライス三昧したい!」となってしまったようなのです。このメニュー目的のみでシンガポール、か〜あ……。なんだか、シュール。知性、感じないボクです。
 あ、おかーさんに「知性」なんて求めても無駄か。このヒトは、どこまでも、「食べること命」なんだからね。それ以外の興味は、二の次、三の次のスタンスで暮らしている。そーゆーおかーさんの人生の意義はなにか? 哲学してみたい、と思っているボクです。
ちなみにボクは、チキンよりターキー派。そして、ライスよりパスタ好みで〜す。
 タカコ・半沢・メロジー
 
author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:スーパーワイルドなマル, 21:42
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スーパーワイルドなマル   癒やし系じゃないペットもいる!
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  癒やし系じゃないペットもいる!

 昔から動物好きだったらしいおかーさん。いつだって、何種類かのペットといっしょに暮していたそうです。なんたって、今は亡きオおじーちゃんが動物クレージーの人だったからね。そのDNA、ということだと思う。
 日本では、ペット番組が多いらしいね。帰国どきは、いつだって見入っているおかーさん。ボクとは大差、いや対極の愛らしさに、メロメロとなっているんだってさ。
 昨今の日本、ニャンコ人気がより高いみたいだけど、おかーさんは、断然犬派。テレビにワンコが登場するたびに、うっとりとしているみたいです。そして、「やっぱり、癒やされる」などというコメントを耳にして、ガックリ。犬、というか、ペット=癒やされる、が定番、定説だというのに。「ウチだけ例外」と、複雑な心情となるらしい。
 犬と生活している人たちって、よく言うよね。「ウチのコに癒やされる」と。「タカコさんもそうでしょ?」と問われると、つい、くちごもってしまうおかーさん。うーん、癒やし、か〜あ……、と考えこんでしまうのが常です。
 おかーさんは言う。「正直、アンタは癒やし系じゃないわね。むしろ、真逆。ワイルドすぎてメーワク犬としか思えないわよ」。そして、親しみをこめて、「ちょいワルなマルさん」と書いてきたSさんの文面に、「ジョーダンでしょ!」と発しました。「”ちょい”なんてわけがない。めちゃワルよ、スーパーワル!極道犬と呼んでほしいわ」。
 
 まあ、まあ、まあ。そうコーフンしないでちょーだい。犬だって、それなりの多面性があること、わかってほしい。確かにボクは、他のワンコと違って、癒やしパワーに欠けているだろう。それは認めます。でもね、ガンガンなパワフルさを持っている。それって、ネガティヴなだけじゃない、と思うんだよね。メンドーはかけるけど、そのぶん、活力を与えてる、と信じてる。つまり、ボクのパワーは、サプリメントやビタミン剤よりすごい、と言えるんじゃない?
 おかーさんが年齢より若く見えるのは、ボクおためだよ。と、最大限のお世辞、いや、ウソでごまかしておきました。それなのに、「癒やし」を求めるおかーさん。往生際、悪すぎです。
 
 タカコ・半沢・メロジー 
 癒し系のつもりなんだけどねー
 
author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:スーパーワイルドなマル, 21:46
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スーパーワイルドなマル  庭師で金持ちになるはずだった

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  庭師で金持ちになるはずだった

 

 誰にでも、得手、不得手がある、と言われてるよね。おかーさんの得意とするものは何だろう、と考えてみました。料理?  マ、苦手じゃないのは確か。食いしん坊なぶん、やたらリキを入れて励んでる。自分では「レストランよりおいしい!」と勝手に信じこんでいるようです。時には、「天才だわ!」とまで自慢。ボクとおとーさんは、黙ったまま顔を見合わせるのが常です。

 

 料理より、もっともっと上手なもの、あるじゃない!  と、ボクは言いたい。それは、芝刈り作業です。日本でも、昔から芝刈り担当だったらしいおかーさん。イタリアの庭も、いつだって率先してやってます。
 そのパワフルさといったら!  いつもはグータラなくせに、芝刈りの時には人が変わる。テキパキ、エネルギッシュな動作で芝刈り機を操縦します。そこらのプロ庭師よりずっとすごい!

 

「これで、○○ユーロぶん、浮いたわね」とご機嫌です。というのも、いつかおとーさんがプロに刈ってもらうと、100ユーロ(約12000円)請求された。あとで知ったおかーさんの逆鱗にふれたってわけ。「どこが100ユーロ仕事なの?  私のほうがずっと上手!」と、長いことキレてました。
 ただ、新しい芝刈り機は、かなり危険。セミプロ用の馬力あるマシーンなので、操作には注意が必要です。ズボラなおかーさんは、何回かコードまでカットしちゃった。あまりにもパワーがありすぎて、リスクが高いのです。それなのに、「実家の芝刈り機より、はるかに性能がいい。日本製はダメね。安全性優先だから、カット力が弱すぎる」なーんて言ってます。

 

 加えて、こんな発言もしていました。
――私、道を誤ったわ。庭師になるべきだったのよ。毎日楽しくすごせ、おまけにお金持ちにもなれたわね。今からでも、トライしようかしら?
 お好きなこと考えてくださ〜い。と心で呟きつつ、そっとその場を去ったボクでした。

 

 タカコ・半沢・メロジー

 

 道を誤ったのでしょうか

 

 

 

author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:スーパーワイルドなマル, 21:08
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スーパーワイルドなマル  9才になり、認知症を疑われる

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  9才になり、認知症を疑われる


 最近のおかーさんのくちぐせ、気に入らないっ! ボクのこと、「シニア犬」なーんて言うんだよ。そりゃ、ボク、4月で9才になっちゃった。人間なら、60前後ってとこらしい。だからって、シニアなおかーさんから言われたくないぜ、です。
 だいたい……とボクは思う。人間って、どーして年齢でひとくくりにしようとするんだろう。特に、日本の人たちってそういう傾向が強いみたい。

 

 イタリアじゃ、60・イコール、「シニア世代」にはなりません。老人扱いされるのは、80すぎくらいからなんだよ。60代の人に、ノンノ(おじいさん)、ノンナ(おばあさん)呼ばわりするケース、皆無です。
 だからね、おかーさんになんと言われようと、イタリア暮らしのボクは、まだまだヤング犬。いや、それはちょっと無理があるね。「成犬」ということにしておきます。

 

 でもねー、とおかーさん。異議あり発言が連発されました。
「この頃、口臭が気になる、おっさん犬そのもののクサさよ。それって、トシの証拠でしょ。あと、私の手作りエサを完食しないこともある。ライスやパン、少し残したりするのは、老犬のワガママさに決ってる。シャンプーだって、ますます嫌がるようになったわよね。まるで、身なりにかまわなくなったヤモメ男にそっくり」

 

 そ、そ、そこまで突くかあ。マ、確かに、とは感じるけど、メンドーなので反論しなかった。かわりに、こう告げました。
「ヤモメって言えばさ。おかーさん、いつか、ヤマメとまちがって発言したことあるよね。あれ、サイコーにおかしかった」
爆笑のボクに、おか−さんは、シラ〜と返したものでした。
「そーゆー、どーでもいいことだけ覚えてる、というのが年寄りそのもの。認知症の可能性もあるわね。気をつけなくっちゃ」

 

 タカコ・半沢・メロジー

 

 認知症とは失礼な。

 このつぶらな瞳を見て

 

 

 

 

author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:スーパーワイルドなマル, 21:47
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スーパーワイルドなマル  パリのテロでのリアクションあれこれ

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  パリのテロでのリアクションあれこれ


 おとーさんが怒ってる。その横で、おかーさん、やけにクール。「まあね、そんなものよ」と涼し気な顔をしています。
 ミラノの仏領事館で更新パスポートの手続きをしてきたおとーさん。4月21日(金)、受け取れる、とのことだったらしい。でも、「前日、確認のTelを入れるように」と言われ、そうしていました。
 

 ところが、まったくもってつながらない。テープ案内による番号コントロールに従っても、結局は話し中音ばかり。何回やっても同じ。航空会社なみのつながりの悪さに、キレかかってたおとーさんでした。

 午前中はあきらめ、午後から何回も再トライ。ようやくつながったかと思っても、スタッフが要領をえないんだって。他のスタッフにかわってもらっても、なんだか、あやふや。とうとう、大きな声を上げたおとーさんでした。「どうなってるんだ!」と。
これはね、どうやら、パリでのテロ発生関与だったみたい。領事館のスタッフまでカオス化していた、とおとーさんが嘆いてました。
 

 結局、21日は「行かないほうがマシ」と察したおとーさん。24日(月)にしました。ホントーは、用があったんだけどね、その日。でも、25日はイタリアの祝日(解放記念日)だし、26日以降も珍しく約束が入ってる。いたしかたなく24日のミラノ行き、となったのでした。
 おとーさんと同時期、パスポート期限切れのおかーさん。前回の日本滞在どき、さっさと更新をすませちゃいました。

「実家の近く(立川)で、ごくごくスムーズに終了。スタッフはいずれもすご〜く親切! 嫌な想い、いっさいしなかったわよお」と、うれしそうに話していました。

 

 皆さんはけっこう御存知だと思うけど、おかーさん、フランスとフランス人、嫌いなんだよね。で、フランス関連で好ましくないことがあると、やたらに喜ぶ、ヤな性格だね。
 そして、昨今は、必ず、こう叫ぶのでした。「フランスよ! 一日も早く、シリアへの空爆を止めなさい!! 歴史をふり返り、自国がなにをしてきたか、よく考え、深く反省、修正しなさい! それなくして、テロ発生は防げない!」

 

 おとーさん? このスピーチに対しては、いつも、ひとことも反論していません。

 

 タカコ・半沢・メロジー

 

 

author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:スーパーワイルドなマル, 21:11
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スーパーワイルドなマル  諦めてばかりのボクから稀勢の里関へ

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  諦めてばかりのボクから稀勢の里関へ

 

 スポ根少女だったらしいおかーさんは、陸上ファーストの青春をすごしたそうです。子供の頃から、お相撲も大好きだったんだってさ。かなりハマっていて、社会人になってからも、スモ女のハシリ。人気の力士へのインタビューとかがあると、「私、やります!」と手を上げてたそうな。うーん、なんだかなー、と感じなくもありません。

 

 そんなおかーさんだから、稀勢の里サンが横綱になった時は大騒ぎ。ちょうど、おじーちゃんの介護で日本にいたため、毎日のように、コーフンしまくって伝えてきました。久々の日本人横綱誕生、ということで、今はいないおじーちゃんと、大いに盛り上がっていたようです。
 そして、この前の大ケガをおしての優勝に狂気の極致。日本からの電話で、こう叫んだんだよ。

「すごいわねー、新横綱!重症の大ケガだったのに、さいごのさいごまで諦めなかったのよ。これよ、これ! これでこそ日本男児。サムライ魂そのものよ!! どこかのダレカさんとは大違いねっ。
 ウック、「ダレカさん」って、ボクのことですね。なにしろ、ボク、諦めがいいこと限りなし。だって、ボクのモットーは、「頑張らない。すぐ諦める」だからね。それに従って。ごく自然体に生きてる、というわけです。

 

 どっちかっていうと、おかーさんだってそうじゃん。努力とか、頑張るのって苦手だよね。イヤなことはすぐくちに出すし、無理してことをまっとうしたりはしない。すぐに諦めて、ヤケ食い、フテ寝に徹してばかり。そーゆーおかーさんが、「諦めないのってステキ!」なんぞと叫んでも、インパクト、まったくなし、と主張したいボクです。

 

 とにかく、稀勢の里おじちゃん! あんまり頑張りすぎないでね。人間嫌いなおかーさんをここまで感動させたんだから、すごいってことはよくわかる。でもね、人生、諦めるのも大切なときだってある、とボクは思う。諦めの天才、ボクが言うのもナンだけど、「ま、いっか〜」のゆる〜いスピリット(?)だって持ってほしい、と願っています。

 

 タカコ・半沢・メロジー

 

 太っていることなら、稀勢の里に負けませんよ

 

 

author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:スーパーワイルドなマル, 21:43
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スーパーワイルドなマル  グレ犬が「がんばれ」拒否


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  グレ犬が「がんばれ」拒否

 

 おかーさんが親しくしているSさんより、こんなメールが届きました。あ、といっても、おかーさんはPCができないまま。フランス語が堪能なSさんは、まず、おとーさんあてにメール。しかも仏文つきなのです。おかーさんが日本にいる時は、それをプリントアウトして、FAXで転送信、というわけ。今どき珍しいアナログさだよね。

 

 Sさんのメールには、こんな一文もありました。
――マルさんはしょっちゅう留守番なのに、よくグレませんね〜。
 いつも、「さん」づけで呼んでくれるSさん。コスモポリタンレディはやっぱり違う、と感心します。
 ともかく、この一文、おかーさんに大ウケ。こんなふうに言ってました。


「グレる?  あ、そうか!マルが自分より大きな犬にアグレッシヴなのは、グレてるからなのね。うーん、気がつかなかった……犬もやっぱり、グレたりするんだ」

 いやー、べつにィ。ボク、グレ男してるわけじゃないんだけどな。アグレッシヴな意識だってない。大きめのワンコには、ついテンションが上がってバトルごっこしたくなっちゃうだけなのさ。

 

 そんなボクに、近所のチワワがエールを送ってきた。
「マルちゃん、がんばれ!」
おいおいおい、ボク、アベ首相じゃないんだぜ。ちっこいワンコに「がんばれ」なんて言ってほしくない。
すると、おかーさん、妙に感動。


「あら、アンタ! 珍しく世相を皮肉ってるのね。そうよねー、幼稚園児が”アベ首相、がんばれ”なんてサマにならない。洗脳教育は撤廃せよ、と断固批難しなくっちゃ。アンタ、いいとこついてるわよ。ただのグレ男でもないってわけね」
と、よくわからない結末となったのでした。

 

 タカコ・半沢・メロジー

 

 グレ男じゃなく、マルさんとお呼び

 

 


 

author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:スーパーワイルドなマル, 23:58
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スーパーワイルドなマル  ボーダーコリーにやんちゃするボク

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  ボーダーコリーにやんちゃするボク

 

 長いこと日本に行っていたおかーさんが帰ってきました。といっても、たった3日間だけ。またすぐ出かけるんだってさ。しかたないよね。おじーちゃんがいなくなったんだから、いろいろとすることがあって当然。それくらいは、ボクにもちゃんと理解できます。けっこうエライでしょ、ぼく!

 

 そう思ってたのに、1か月ぶりに再会のおかーさんから、早速、おこごと。理由は、「御近所のワンコにエラソーぶる」からなんだってさ。
 おかーさんが不在どきのボクの様子を報告したおとーさん。近くの家で飼い始めたボーダーコリーのマジー君といっしょになると、いつもボクがやんちゃ全開、とバラシました。おとーさんからしたら、「すごいだろ、マル。2倍以上の体型の犬より強いんだぜ」と自慢したかったみたい。でも、タカコおかーさんは違う。どうも、逆鱗に触れてしまったようでした。

 

「マルちゃん!そこにお座りなさいっ!」と、おこごとが始まった。こんなぐあい。
――いーい、マルちゃん、マギーは愛すべき御近所犬なのよ。アンタと違って、心根がやさしい。体は大きくても、年上のアンタを敬い、絶対に刃向かったりしない。それなのに、なんなの、アンタは! マギーのボディに乗ってエラソーにしてるっていうじゃないの。それって、恥よ、恥! 日本で問題になっているイジメと同じ。おかーさん、そういうの、大っキライ!

 

 イ、イ、イジメって……。そーゆーことじゃない、と思うんだけどな〜あ。ボクとマギー、ジャレあってるんだよ。めちゃ仲、いいから、楽しくてしかたない、というわけさ。ただ、ボクのほうがワイルドさが秀でているからね。つい、マギーの上に乗ったりしちゃうってわけさ。
 

 そんなふうに説明したら、おかーさん、さらにキレた。そして、こう言われてしまいました〜。
――アンタは、マルチーズでしょ。マルチーズにワイルドさは必要悪! しっかり自覚して更生しなさい!
 チェッ!これだからオンナは……。とジェンダーな舌打ちをして、庭へエスケープしたボクでした。

 

 タカコ・半沢・メロジー

 

 寝たもの勝ちや、お小言聞こえまへん

 

 

author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:スーパーワイルドなマル, 22:08
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スーパーワイルドなマル  ボクにキョセー、だと?

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   ボクにキョセー、だと?


 ムムムムム。なんなんだ、この会話。女の子がいいか、男の子がいいか。はたまたキョセーすべきかどうか。などなど、イタリアとマレーシア間のテレホンおしゃべりが続いている。ブキミの一語に尽きます。
 実はね、マレーシア住まいの読者さんY子さんとの女子会話なんです。Y子さんファミリーがワンちゃんを迎えることになったんだって。初めてのことなので、おかーさんに「いろいろ教えてほしい」ということらしい。

 Y子さんの御主人は、イケメンのマレーシア人。Mちゃんという、それはラヴリーな女の子がいます。Mちゃんは絵がすっごく上手でね。時々、ボクを描いてくれるんだよ。ワンちゃんといっしょに暮らすことが、Mちゃんの夢だったんだって。
 

 結局、ペットショップのトイプードルにひとめぼれしちゃったY子さんとMちゃん。茶色の男の子だそうです。さいしょは、「女の子」と考えていたY子さんだったけど、ひとめぼれとなったら、性別など関係なし、ということだよね。
 おかーさんとの会話では、「女の子のほうがおとなしいみたいだけど……」「まあね。でも、私はいつも、男の子ばかり迎えてる」となり、やがて、「キョセー」テーマに移りました。そうです。「去勢」。オチンチン切り、いや、生殖能力を奪ってしまうことだよね。ブルブルブル……おそろしい……。

 

「理想は6か月までにすることと聞いた」とY子さん。今2か月のトイプードルちゃんにすべきかどうか迷っているそうです。
おかーさんは、こんなふうに答えていました。
「うーん、難しいところよね。いろいろな見解があるでしょうから。ウチは、どの子にもしたことがない。ケンもマルも、そのままにしてたわね。ケンはともかく、マルがワイルドすぎるのは、去勢をしなかったためかも。しておけばよかったかしら。今からでも検討したいほどだわ」

 

 そーゆー発想、しますか、ふつう?  ボクはもう8才。オヤジ世代なんだよ。ボクのオチンチン、勝手に変えるな、と叫びたいっ!  今どきの女子会話って、ロクな内容じゃない、どブツブツ呟くボクでした。

 

 タカコ・半沢・メロジー

 

 女子会話はこわいね

 

 

 

 

 

author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:スーパーワイルドなマル, 23:40
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スーパーワイルドなマル  ボクが強靭な精神を持つわけ


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  ボクが強靭な精神を持つわけ


 マルちゃん、いらっしゃい。ちょっと、お話があるの。
 ウウウッ、またか〜あ。おかーさんに呼ばれると、いつだって「根拠のない殺気」を感じるボク。ほとんど、おこごとに決まっているからです。でも、今日はなんだか様子が違う。やけにゆる〜い語調。考えようによっては、やさしさが満ちている。こういう時こそヤバイんだよね。わかってはいるけど、ゴハンを作ってくれるのはおかーさん。いちおう、「ハーイ!」と飛んで行きました。

 

 あのねえ、マルちゃん。おかーさん、ものすごくいいアイディアが浮かんだのよお。
 いけない、いけない。さらにブキミ。ロクな話ではないこと、すぐに察知しました。案の定、おかーさんはこう続けたのです。
「“ボク、マル。でも、すべてバツ”というタイトルの童話、どうかしら?  アンタの名前はマルだけど、やることなすことすべてがバツ、というストーリー。子供たちにバカ受けすると思うのよ」

 

…………。そんなふざけたことのために、ボクを呼んだってわけ?  マルとバツ?  なに、それ!  今の子たちはね、そういう語呂あわせとかにのってきたりしないんだよ。だいたい、失礼じゃないか、ボクに対して。
と、心のなかで叫びつつ、オトナの分別を示し,なんのクレームもつけず消えたボク。なーんてウツワの大きいワンコなんだろう、ボクって。バツどころか、二重マルだよね。

 

 おかーさんはというと、今だに、「マル・バツ」構想を練っています。どーぞ、どーぞ、お好きにしてください、のボク。実に寛容なる精神のもと、ワイルドなQ・O・Lを育んで遭進していま〜す。おかーさんのようなヒトと暮らしていくには、このくらいのタフさが必要なのです。
 強靭な精神は、おバカな人間との共同生活で生まれる。なんちゃって。冬の北イタリアで哲学するボク、であります。

 

 タカコ・半沢・メロジー

 

 共同生活で、強靭な精神が育つのですよ

 

 

 

author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:スーパーワイルドなマル, 22:10
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