イタリア発着便の「?」
スーツケースを放り出されて……
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ここまでのマナー違反、と言うのも珍しい、というできごとを体験しました。マナーというより、規定違反とも言えることでした。
それは、成田空港行きのスカイライナーに乗車した時です。荷物置き場にスーツケースを起き、指定の席につきました。ちょうど、前方の席で、荷物置き場の様子が完全に見えます。次々に乗りこむ国内外の人たち。当日は、世界各国の旅行者が目立ちました。
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すると、驚きの事態が発生! あろうことか、私のスーツケースを外に出し、自分のものを置いた中年女性を目撃しました。すでに、いっぱいになっていた置き場だったので……ということでしょうが、あまりにも野蛮。
すぐに近寄り、「なんというマナーなの?」と英語で告げましたが、知らん顔。中南米人のようでした。まるで、「ワタシ、エーゴ、シリマセ―ン」表情を装ったのです。乗客の列が続いているため、言いあっては迷惑をかけます。このテの相手とマナー談義をしてもラチがあかない、と察し、外に放り出された自分のスーツケースを、席まで運びました。
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それにしても、なんというガイジンでしょう。悪評高き中国人来日客だって、ここまでのことはしない気がします。もし、私が、この事態を目撃しなかったら、どうなったことか。想像すると、ゾッとします。
ところで、空港内の免税店、このところかなり様変わりしている、と実感。爆買いしていた中国人たちが激減しています。それに、以前のような騒がしさは、あまり見かけなくなりました。一時は、ホント、すごかったですからね。日本のバブル期のクレージーさをこえるものがあり、愕然とするばかりでした。
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さて、次回のスカイライナー。どのような対策を考えて乗りこみましょうか。長年、宅配便でスーツケースを空港送りしていました。ですが、アリタリア航空のチェックインカウンターは、手荷物受け取り所と正反対のところにあり、とても不便。このところ、どうしても自分で運ぶようになっていました。
ハテサテ、どうしたものか。日々思案中の私です。
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タカコ・半沢・メロジー
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