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イタリアなう  離婚慰謝料のケタ違いなイタリア
  イタリアなう
    離婚慰謝料のケタ違いなイタリア


 かわいそうなヴェロニカ。離婚の慰謝料が大幅にダウン。5億円ほど要求したいたのに、”わずか”2億円くらいとなってしまった。と、こんな記事が大きく報じられていたのは、6月24日のことでした。
 ヴェロニカとは、汚職と絶倫(?)で名高い元イタリア首相、ベルルスコーニの前夫人。6年余前に別居を公表後、慰謝料をめぐり、何回かのの裁判を重ねていました。「10代の少女にまで手をつけるとは……」という抗議文を新聞に掲載しての決別宣言でした。

 その後、別の少女(モロッコ出身の売春行為少女も含め)たちとも次々とお遊びして、現在は、自分の娘より若い女性との同居に落ち着いているムードのベルルスコーニ。80歳すぎてもこの「現役ぶり」には、絶句するしかありません。
 でもねー、ボクちゃん、5億円なんてヘヴィすぎる。いくらなんでも、払いきれないよー。ということで、ズル賢い弁護士どものお尻をたたき、なんとか慰謝料ダウンに成功。約2億円になった、というわけです。

「それって、少なすぎません? 芸能人なみの金額では?」感じるかたもおいででしょう。でも、この2億円は、トータル額ではないのです。なんと、毎月の慰謝料。「かわいそうな」前夫人ヴェロニカは、毎月、コンスタントに2億円を受け取れる、というわけ。たぶん、ギネスに載るくらいの総慰謝料でしょう。
 お金だけではありませんよ、と報道は続いていました。いくつもあるベルちゃんの豪邸で自由にすごせるし、プライベートヨットで世界中を航海しているヴェロニカ。飛行機は当然、ファーストクラスだし、、ベルちゃん経営会社所有のヘリコプターだって飛び放題、とのことです。

 記事には、ある女性ジャーナリストがこんなふうにも寄稿していました。
――ふつうなら、1億円以上の税金、払ってもらわなければ。そうだとしても、「黄金の収入」には違いない。
 税金ですか……・それを指摘するなら、こうも主張したい私。ベルルスコーニの巨額資産は、すべて汚職を駆使して成したものゆえ、すみやかに没収されてしかるべき、と。
 一刻も早く、「悪は滅びる」となってほしいものです。

  タカコ・半沢・メロジー

  ケタ違いの話に、ただ驚くばかりですね

  
author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:イタリアなう 最近のイタリア事情, 00:21
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イタリアンレシピ   ピーチジュース
 レシピ
  ピーチジュース


 前回に続き、盛夏にもってこいのドリンクを紹介しましょう。イタリア人が大好きなピーチジュースです。どいうわけか、もも、アプリコットで作るドリンクやジェラート、ドルチェが多いイタリア。ことに桃は、日本ほどのおいしさではないためか、加工されるものほど人気のようです。

材料(4人分)
黄桃 2個(中ぐらいの大きさ)   レモン 1個   生クリーム 大さじ3   砂糖 大さじ2   氷 数個

作り方
1 桃をやや小さめにザク切りする。
2 ミキサーなどで充分にかく拌する。
3 レモン汁、生クリーム、砂糖、氷を加え、クリーム状になるまでかく拌して仕上げる。

 みずみずしさや甘さに欠ける桃でも、それなりのクリーミーでおいしいドリンクとなります。お子さん用には、レモンを半量としたほうがいいかもしれませんね。
 生クリームをヨーグルトにしてもOKです。よりヘルシーなサマードリンクとなるでしょう。
 なお、トッピングには、レモンの皮やミントの葉を添えるといいかもしれませんね。

  タカコ・半沢・メロジー

  
author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:スーパーアバウトなイタリアンレシピ, 18:03
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イタリアンレシピ    アイスカプチーノ
  レシピ
   アイスカプチーノ


 異例きわまりない玲夏だった昨年と異なり、高温、猛暑続きのイタリアです。連日、35℃くらいゆえ、ちょっと動いただけで、汗がジト〜〜ッ。日本もまた、似かよった厳しい暑さの地が多いようですね。地球のお温暖化がますます増して、熱中症の発生がさらに案じられます。
 こちらでの猛暑対策も、日本と同じ。まずは、充分な水分補給につとめること、と叫び続けられている毎日です。1日に、1.5リットルから2リットルは必需、とのこと。何年か前からは、ミネラルウォーターに加え、ペリエも常飲している私です。

 朝はいつも、コーヒー。エスプレッソより薄めのものを飲んでいます。日中は、さすがにホットドリンクをくちにする気になれません。また、日本では人気のアイスコーヒーは好まない私。アイスティーもしかり、です。
 求めたばかりの料理雑誌に、アイスカプチーノが載っていました。ちょっとオシャレでおいしそう。早速、作ってみました。子供から大人まで、万人向けのサマードリンク、と感じます。

材料(4人分)
エスプレッソコーヒー 2杯分   牛乳 100ml   砂糖 大さじ1   インスタントコーヒー(粉)小さじ1
 氷 数個   トッピング(生クリーム 50ml  砂糖 小さじ1  ココアの粉 適宜)

作り方
1 トッピング用の材料以外のすべてをミキサーなどで1分くらい混ぜ合わせる。
2 生クリームと砂糖を加えて泡立てる
3 グラスに1を入れた後、泡立てた生クリームをのせる。

 好みでココアパウダーを少々振りかけると、よりカプチーノムード&テイストが楽しめます。

  タカコ・半沢・メロジー

  
author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:スーパーアバウトなイタリアンレシピ, 23:01
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なう イタリア着直前のメークに想う
 イタリアなう
   イタリア着直前のメークに想う


 母の急逝後、1か月に1〜2回の帰国が続いている私です。フライトは、いつもアリタリア航空。ミラノ−東京の直行便は、決まってオンタイムによる発着、というのが大助かり。それどころか、復路のミラノ着が、1時間近く早いことだって少なくありません。すっかりアリタリアびいきが増しています。

 6月17日の便もそうでした。成田発がオンタイムで、ミラノ着は1時間ほど早かったのです。なかなか快適な空の旅でした。おまけに、ミラノ着の1時間半くらい前から、それはもう興味深い場面に遭遇。目が点になり、まったくもって飽きることなく過ごしたものです。実に楽しかった!
 それは、「車中メーク」ならぬ、「機内メーク」に接したこと。横列席の若い女性が、軽食終了直後から実に入念なメークに徹しきっていたのです。

 まずは、ウェットティッシュのようなもので願面をていねいに拭き、次は、なんらかのクリームぬり。その後。ローション、乳液、栄養クリームとなり、ファンデーション、パウダーと進行。メークと無縁に近い私なので、「うーん、オベンキョーになるわ」と凝視し続けていました。この後が、さらにすごい!プロのメークアーティストさんみたいなグッズをズラリと並べ、アイシャドーやマスカラ、その他、1時間くらいをかけて化粧しまくっていたのです。
 
 ことに重ねていたのがマスカラ。一体、何回、繰り返していたことか。そうそう。頬へのチークも、激濃くぬっていましたね。
ミラノ着のごく直前、ようやくメーク完了。そのお顔たるや、ひとこと、「ケバイ!」。素顔のときは、「あ、健康的な肌をした魅力的なヤングレディ」と感じたのに、すっかり、「若くしてオバさんムード」の厚化粧さとなってしまっていたのでした。
同じ機内には、イタリアの若い女性もけっこう搭乗。ほとんどがノーメークでハツラツとしたナチュラルビューティだっただけに、「この差は大きい!」と実感しました。

 くだんのケバ女性は、初夏だというのに、冬用の毛糸帽子をすっぽりかぶり、いともシュールなムードで機内から去って行きました。素顔がステキな彼女だっただけに、なんとも惜しい、と感じたオバさん(私)です。

   タカコ・半沢・メロジー

   ドツボにはまったお化粧でした

  
author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:イタリアなう 最近のイタリア事情, 00:17
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イタリアン・レシピ  グレープフルーツのサラダ
  イタリアン・レシピ
   グレープフルーツのサラダ


 原産地は西インドらしいグレープフルーツ。イタリアでも、すっかりおなじみとなっています。朝食用としてではなく、こんなふうにサラダ料理に活用することも多いですよ。

材料(ふたり分)
グレープフルーツ 1個   サラダ菜 4分の1くらい   レモン汁 大さじ1   ベーコン 6枚   オリーブオイル 大さじ1杯半
 バター 10g   塩 コショー 各適宜

作り方
1 グレープフルーツの袋を除き、各3分の1くらいに切る。
2 ベーコンを長方形(4cm×0.5cm)に切り、軽く熱したバターでサッと炒める。
3 大きめの皿にサラダ菜をしき、その上に、1と2をのせる。
4 ドレッシング(オリーブオイル、レモン汁、塩、コショーを混ぜあわせたもの)を振りかける。

 けっこうボリュームあるサラダとなるため、主食メニューとしてもいいでしょう。イタリアでは、ルビー色のグレープフルーツがより人気。ですが、どのカラーにしても、おいしさに変わりがなし。ただし、ルビー種には、リコピンやカロテンも含まれているそうなので、よりヘルシーかもしれませんね。
 カロリーが気になるかたは、ベーコンの脂身を除いたり、量を少し減らしてください。バターをオリーブオイルに換えてもけっこうです。

       タカコ・半沢・メロジー

  
 
author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:スーパーアバウトなイタリアンレシピ, 00:27
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留学記  パラッツォは安全が第一
   留学記 59 京子さんのケース
   パラッツォは安全が第一


 今日は、京子さんが借りたパラッツォに関して記しましょう。いかにもイタリアらしく、たくさんの鍵を持って現れた大矢野パオロ氏。なかなかシャレた初老の紳士だったそうです(彼の息子が、「イケメンに全く興味なしの私ですら動揺」というおっそろしい美形。これに関しては別の回で……)。

 アパート、一戸建てなどにかかわらず、いくつもの鍵を使用しているイタリア。空き巣対策ですね。5つ、6つ、とある家まで存在します。伝統のパラッツォなので、構造もしっかり。門を入り、中庭に面したところに扉あり、そこまでに、さらにふたつの鍵がかかる扉まであって厳重そのものだったそうです。
 もしろん、ひとつひとつ、すべての鍵を試させてもらた、とのこと。これって、すごく重要。あとで、うまく開閉できず、トラブルとなりがちな例、よく聞いています。鍵、OK。トイレの排水、OK。水道もOK。細かく細かくチェック。すべてをクリアーにして、パラッツォ暮らしをスタートさせたのはさすがです。

 京子さんは、こんなふうに話してくれました。
ーーとにかく、とても安全なように感じましたね。それがなにより。おかげで、空き巣対策グッズをいくつか持参しましたが、使わずにすみました。
 パオロ氏は、別れぎわ、こんな助言を告げてくれたそうです。
ーー隣室は、一人が大学職員の女性、そして女子大生の2軒。信頼できるイタリア人たちだから、何かあったら頼るように!
 お隣どうしに、ネイティヴなイタリア女性が居住とは!  実に良い環境、と言えますね。

 空き巣対策に、いくつもの鍵を使うのがイタリアなんだ
 
 
 
author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:イタリア留学記, 23:55
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私の好きな小さな町  Marsala  マルサーラ
 私の好きな小さな町
  Marsala  マルサーラ


 前回のエリーチェと同じく、たいへん古い町です。トラーパニからは31km。列車やバスの利用もできて便利です。
 ワイン好きのかたなら、すぐ、「あ、あのマルサーラ?」とお気づきでしょう。そうです。世界的に有名な酒精強化ワイン「マルサーラ」の産地。周辺にはブドウ畑が広がっているし、ワイン博物館やエノテカ見学も楽しめます。
 
 今ではワイン銘柄として知られるマルサーラですが、町名の由来はイスラム支配の時代に遡ります。Marsa−Allah(マルサ・アッラー)と呼ばれるようになりました。「アラーの港」という意味です。それが「マルサーラ」に変化していったそうです。
 カルタゴの重要な軍事基地でもあったこの町には、古代の歴史、文化にふれられる博物館が最大の見どころ。海沿いの道を西へ向かったところにある考古学博です。カルタゴ支配下時代からの出土品が展示されています。別の部屋には、カルタゴ船の残骸まで!  考古学に興味がなくても、一見の価値大ありです。ポエニ戦争に使われた船の一部、とか。数々の積荷や底荷の石、船中の様々な設備なども発見されています。

 せっかくのワイン産地。郊外のワイン博物館も訪れたいですよね。また、各種のマルサラ酒を展示、テイスティングもできるエノテカも欠かせません。マルサラ酒は、料理やドルチェ作りにもよく合うため、熟成された上質品を求めてはいかがでしょうか。この地でしか入手できない年代ものも販売されています。

  タカコ・半沢・メロジー

 

  
 
author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:私の好きなイタリアの小さな町, 22:07
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マル  どこでもオヤジうけだけするマンマ
 スーパーワイルドなマル
    どこでもオヤジうけだけするマンマ


 ウチのおかーさん、どうもオヤジうけするタイプみたいです。ジェントルマンじゃなく、「おっさん」系ばかりにモテる。
 それって、イタリアだけのことだと思っていたんだよね、ボク。こっちのオトコのヒトって、日本女性が大好きだから。おかーさんみたくオンナっけなしでも、日本人は日本人。「いい、いい! 日本女性ならすべて歓迎!!」となるらしい。おかーさんなんぞに色目をつかうイタおやじ、けっこう多いんだよ。モノ好きだなー、ホント、と呆れちゃいます。

 驚いたことに、日本でも、わりとモテるらしい。すべて、スーパーおっさんにばかり、というのが、いかにも納得、だけどね。
 いっとー新しい「お笑いラブストーリー」、バラしちゃう。お相手は、水道屋のオジさん(60代なかば)。おかーさんの実家で最近お願いするようになったヒトです。 いっぺんで興味をもたれたらしいおかーさん。「日本にはちょっといないパッパラパーなオバさん」と、妙なウケかたをしたみたいなんだよ。

 でね、おかーさんが水道関連の作業依頼の電話をすると、すぐかけつけてくれるんだって。おまけに、費用、バカ安。大サービスのおマケをしてくれるらしい。
 このオジさん、なぜかおかーさんに身の上ばなし。別居中だった奥さんと、つい先日、離婚。「ひとりでせいせいしてる。食事も、好きな時に好きなものを食べられ、ラクチン」とかしゃべり始めたんだってさ。

「へー、それでェ?」とボクが尋ねると、おかーさんはこう言った。
――別に……。 それだけのことよ。ただ、なんていうのかしら?  おっさん系じゃない男性だったら、少しはときめいたかもね、と感じただけ。水道工事代を安くしてもらっても、ロマンには欠けるからねえ。
 日伊のホームレスにも大人気のおかーさん。いつだって、ワケありのオヤジにばかりマークされるのです。しばし、その理由を考えてみたボク。わかった!  おかーさんがオヤジ化しているからなんだ!!  
 で、みんな、「仲間づくり」「トモダチの輪広げ」として注目するってわけだよ。我ながら鋭い分析だと感心しまーす。

  タカコ・半沢・メロジー

  見事なハサミさばきのおカーさん。
  痛くしないでね

  

  
 
author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:スーパーワイルドなマル, 23:57
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イタリアなう ミラノ万博でニッポン、ダントツ
 イタリアなう
  ミラノ万博でニッポン、ダントツ


 5月1日より開催のミラノ万博です。10月末日まで続きますが、どうもパッとしない人出、話題の様子。つい先ごろ滞在していた日本でも、この万博を報じるメディアにふれることさえありませんでした。4年ごとの最大の国際博なのに……。なんだか残念、かつ、無念な気さえします。いったい、どうしたことなのでしょうか?

 一説には、「宣伝不足」の声も高いようです。世界中にアピールするようなインパクトある「客寄せ」がなされていない、と。せっかく、巨額を投じて開催されたのに、それではなんとも惜しい。ギリシャほどではないにしろ、財政難の続くイタリアです。大赤字の結果となっては悲惨でしょう。
 だいたい、イタリアって、出足がトロイ、と感じます。’06のトリノ冬季五輪のときもそうでした。終盤に近づくほど盛り上がりをみせる、という傾向がある国情、という気もします。
 
 ミラノ在住の親しい日本女性は、つい最近、万博行き。仕事も兼ねてのじっくり見学だったそうです。彼女によると、こんな報告でした。
――想像どうりガラガラ。駐車場にも車が少なくて……。どのパビリオンも人出が少なくて淋しかった。そのぶん、ゆったり見て回れたけど。
 世界の祭典なのに、こんなことでは困りますね。ただし、長蛇の列が続いていたパビリオンもあった、とのこと。それは、なんと、我が日本館。1時間ほど並んでの入場となったそうです。

 今回の万博のテーマは「食」。どの国でも和食人気が高まる一方なので、実にタイムリーで興味深い日本館、となっているのでしょうね。光栄、かつ、うれしいことです。
 この事実を知り、一度必ず訪れるよう、との想いを強くした私。(たぶん)盛り返すであろう後半あたりに見学したい、と考えています。その折は、レポートさせてもらいますね。

  タカコ・半沢・メロジー

  「レポーターはマルでした」 似合うかな

  
author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:イタリアなう 最近のイタリア事情, 23:26
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留学記 校外レッスンで生きた語学勉強
 留学記 58
  校外レッスンで生きた語学勉強


 学校内での授業だけではありません。京子さんの通ったところでは、校外レッスンもしてくれたそうです。街なかでのインタビュー、というぐあい。これぞ「生きた語学」ですね。大ポジティブ授業、と信じます。
 例えば、フィレンツェ市内、カッシーネの朝市に参上。旬の食材やフィレンツェ特有の食べ物「ランプレドット」や「フィノッキオーナ」などについて、お店の人に質問。「皆さん、とても親切に対応してくれましたよ。本当に楽しい思い出となっています」とのこと。そうでしょうとも! よくわかる気がします。

 実は、イタリア、こういった郊外授業、幼稚園期から、頻繁に実施されています。学校近くの町内外のお店や教会、農園などを見学する授業です。かつて、小学生たちに同行したことがある私。どこでも子供たちを温かく受け入れてくれるのに感激したものです。
 多くの質問にキチンと答えてくれるだけでなく、町の文化や歴史、慣習などもユーモアをふくめて教えてくれる。理想の教育とは、机の上だけでないことを確認したものです。

 朝市レッスンのついでに、フレッシュポルチーニを購入の京子さん。秋に出回るいちばん人気の食材ですからね。わかります、「買いたい!」の気持ち!  前回このコーナーの留学記レポーター絵里子さんなど、「次は、生ポルチーニ茸を料理したいので、その季節の短期留学とします!」と宣言しているほどですから。
 でも……と笑う京子さん。

―― 若いクラスメイトたちは、みんな洋服やアクセサリーを買うなか、私ときたら食材ばかり……。何も考えずに、チーズまで買ってしまったのですよね。学校に戻り、教室中、香りが広がって、すごく恥ずかしかった。
 これも楽しい思い出、というわけですね。

 タカコ・半沢・メロジー

 茸に惹かれて、季節留学!?

 

 

 
 
author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:イタリア留学記, 21:53
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