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- イタリアなう アリタリアにもいたアンティパティカCA
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2015.09.29 Tuesdayイタリアなう
アリタリアにもいたアンティパティカCA
またしても帰国していた私。8月30日の安保法案反対の大集会に参加後は、もっぱら老父のサポートに明け暮れてすごしていました。イタリア戻りは、9月12日。そうです!早朝、中度の地震が発生した日でした。その前には、栃木県を中心にした大豪雨。そして14日には阿蘇の噴火。現政権への天からの警告、いえ、天罰そのもの、と感じざるをえません。
ところで、9月12日のフライト。いつもどうりアリタリアの直行便(東京ーミラノ)でのイタリア戻りでした。どのクラスも満席ながら、ミラノ着は予定より30分も早い、という快挙さ。スーツケースもすぐ出てきて助かりました。ところが……。
このところ、月に1〜2回の帰国が続いている私。でも、いつだってシンパティカ(感じがいい)キャビンアテンダントのおかげで、快適な空の旅となっています。日系の航空会社にありがちなtoo muchなサービスではなく、自然な笑みによる好感度高い対応ぶりには、感謝状を出させてもらいたいほどです。
それなのに、9月12日のフライトでは、実に反プロフェッショナルなクルーがひとり。30代と思えるイタリア女性でした。ガン黒肌でエラソー目線の彼女。笑顔ひとつ見せず、いきなり機内食をドンと置くではありませんか! ふつう、尋ねられますよね、日本食にするか、イタリア食がいいか、と。加えて、飲みものの出し忘れ。「お水、ください」と告げるや、さもウザったそうに出しました。「忘れてました。すみません」の言葉もなし。トドメは、搭乗客へ、パンを添えるのもパス、というズサンさだったのです。
ハ―ッ、すごいっ……。こんなこと、まったくもって初めて。いるのですねえ、アリタリアにも、こういうクルーが。いったい、なんなのでしょう、あの無愛想度。サービス業には不向きの人物。人と接しない仕事に転職していただきたいものです。
タカコ・半沢・メロジー
アンティパティカなクルーもいるものです
author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:イタリアなう 最近のイタリア事情, 23:29
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- マル ケンおにーちゃんのあとはベビィ犬
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2015.09.25 Fridayスーパーワイルドなマル
ケンおにーちゃんのあとはベビィ犬
ボクんちにケンおにーちゃんが再来。ずーっとボクたちといっしょにすごしていること、すでにお伝えしてるよね。おかーさんなんか、毎日、何回もおにーちゃんに目をやり、感涙してます。メロジー一家にたくさんの幸せと喜びをくれているようです。
つい先ごろ、前方のおウチにも新しいコがやって来た。ボーダーコリーの赤ちゃんです。まだ2か月しかたっていないちっこいワンコでね。おとーさんとおかーさんは、「カワイイ、カワイイ」を連発。「なんて素直なコかしら。どこかのワイルド犬とは大違い」なーんてイヤミさえ言うんだよ。それって、ボクのことでしょーか〜あ?と、わざと尋ねてみたところ、「アンタ以外、どのワンコなわけ?」と返されちゃった。トホホホ……。
思えば……と、おかーさんのイヤミは続く。こんなグチをタラタラと言ってくれました。
――アンタはね。赤ちゃんの時から、どこかフテブテしかったわよね。見かけは小さくて愛らしいのに、なんだかワルっぽかった。長いこと抱かれたままでいなかったのも気にくわない。それに、アッという間に大きくなり、気づいたら、みごとなブタマルになっちゃったでしょ。これって、悪いジョークそのものって気がするわね。
ハイ、ハイ、ハイ。なんとでもおっしゃってください。おかーさんのクレームには、もう慣れっこのボク。テキトーに聞き流し、タイミングを見はからって庭へとエスケープ。
すると、例のボーダーコリーのベビィがボクに合図してきた。「遊ぼ」というわけ。ケッ、オレさまは、もう7才半。ガキんちょなんか相手にしてられないぜ(というか、実はボク、小さいワンコ苦手。巨大犬ほど好き)。シカトしまくっていたら、おかーさんからカミナリが落ちた。
「マルっ!なんというアンティパティコ(感じ悪さ)なの?アンタの名前、マルからアベに変えちゃううわよっ!!」
ン!? どーゆー意味ィ?
タカコ・半沢・メロジー
ケンおにーちゃんといっしょ とても嬉しいんだ
- イタリアなう 暑かったイタリアでも異変発生
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2015.09.21 Mondayイタリアなう
暑かったイタリアでも異変発生
この時期になると、昔はやった歌を想い出します。こんなフレーズで始まります。
♪今はもう秋 誰もいない海
そんな詞がピッタリの北伊です。早くも、晩秋の気配すらする日だってあります。ちょっと淋しい?いえ、いえ、とんでもない!
暑さが大の苦手な私や夫にとっては、大歓迎の気候と言えます。
それにしても、猛暑続きの夏でしたね。イタリアとて、また同様。私が帰国していたあいだも、気温的には東京と大差なしの日々が続いていたそうです。この夏は、ドイツやオーストリアでさえ、40℃前後の猛暑日も到来したようなので、異例さのほど、明確です。
北伊にしては珍しいくらいに高温日が長く続いたためでしょうか。我が家のリクガメが、孵化に大成功。なんと、7匹ものベビィが産まれました。今までにない快挙さです。
私がイタリア戻りする直前に、まず3匹。そして、その後、4匹も誕生しました。さいしょの3匹はごくふつうのサイズですが、後に孵化の4匹は、やや小さめ。ミニミニのベビィたちの愛らしさといったら! とても表現できないくらいです。
ところが、ベビィたちの動きに大異変。孵化直後から、ダイナミックに移動し始めるではありませんか! おまけに、サラダ菜やトマトなどをすぐ食べるのでビックリ。今までのベビィにはなかったことです。
夫によると、リクガメのルーツ地の一架国であるクロアチアなみに高温続きだったからだろう、とのこと。陽光を好む種なので、それも一理あるかもしれませんね。いかにこの夏の北伊が暑かったか、を物語っているようです。
現在、大ガメ4匹、中ガメ3匹がいる我が家。プラス赤ちゃんガメ7匹となり、はてさて、どうしたものか、……。うれしい悲鳴をあげています。
タカコ・半沢・メロジー
元気いっぱいのリクガメちゃんたち
author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:イタリアなう 最近のイタリア事情, 23:17
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- イタリア留学記 先生やクラスメイトからの言葉に感激
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2015.09.17 Thursday留学記 62
先生やクラスメイトからの言葉に感激
1か月半の滞在とは思えないほどの大充実なフィレンツェでの日々、短期留学を満喫しつくした京子さんに、終幕的な質疑応答をさせてもらいました。
Q 滞在中、いちばんうれしかったことは?
A 語学学校の先生やクラスメイトからの言葉でしょうか。担任の先生から、「日本人はみんなcarina(かわいい)だけど、Kyokoは
そのなかでもspeciale(特別よ)!」と言ってもらった時や、クラスメイトの18、19歳の女の子たちにこう告げられた時で
す。
「元々、日本に興味があったけど、Kyokoに会って、日本がもっと好きになった」。もう泣きそうになりました。話があわない、
と感じていた若い子たちでしたが、さいごの日には、ランチに誘ってくれ、楽しく会話もできました。目に輝きのあるいい子たち
でした。
Q 日本人でよかった、と思ったこと、他にもありましたか?
A 親しくなったホームスティ、ルームシェア派の人たちは、大家さんがルームメイトに頼まれたそうなのです。「日本人はマナーが
とてもいいし、お部屋をきれいに使ってくれる。これからは日本人限定で受け入れたいので、部屋使用どきの注意書き、日本語訳
してくれる?」と。何だかうれしくなりましたね。
Q 感動したことは?
A 毎朝、目覚めたとき、「ああ、イタリアにいる!」と思う瞬間。アパート(パラッツォ)の門を出て、ドゥオーモを目にするた
び、「幸せだなあ」と感じました。日本では知りあわないであろう人たちと仲良くなれたこともうれしかったです。
Q 今回得た最も貴重なことは?
A 自分は思ったより強い、とわかったことでしょうか。勉強し続けることの大切さ、楽しさを改めて感じました。
Q 短期留学を考えている人への助言は?
A 日本人ばかりではない学校をおすすめします。また、留学前には、ある程度、イタリア語を学習しておくことも重要かと思いまし
た。そして、イタリアでは、当初の約束と違う、ということがしばしば発生しますが、それを臨機応変に楽しむくらいの気持ちで
いると、それを補って余りあるポジティヴなできごとが巡ってくる、と感じました。
タカコ・半沢・メロジー
目覚めた瞬間、「ああ、イタリアにいる」
という感激! わかるよね
- 留学記 とっておき、爆笑ラブストーリー
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2015.09.12 Saturday留学記
とっておき、爆笑ラブストーリー
とっておきの爆笑ラブちっくなストーリーもあるのですよ。ちょっと映画か小説のひとこまみたいなミステリアスでミラクル、ロマンチックなできごとの数々まで体験してしまった京子さんでした。
その1 フィレンツェ生活2日目にして、「運命のナンパ紳士」と10年余ぶりに再会。信じられないようなできごとが生じました。どこから見ても、「パートナー、必ずいる」の美しい彼女だからでしょう。「まず、ナンパされない」と主張します。ところが、唯一、声をかけてきて、お茶のみごいっしょしたイタリア男性がいるそうな。フランコ、という中年男性だそうです。
その彼が、またしてもアタックしてきて、お茶へのお誘い。コーヒーぐらいなら、と同意して飲んでいるうちに、「あ! あの時のフランコ!!」と気づいたそうです。
当の彼は、まったくもって覚えがない様子。「でも、絶対、同じ彼です。かつて名刺をもらってて、仕事も一致してますから」と彼女。10年以上たっても、フランコ氏の好む女性は同じ、というわけですね。これは、もう、運命、いや、宿命?
「ふふふ。3度目に会ったら、運命だと思って、深いおつきあいをしようと思います」と冗談を言ってた彼女でした。
その2 パラッツォのオーナー、パオロ氏が勘違い。イタリア語を解さない京子さんと感じ、英語に堪能な息子マウロを送りこんできたそうです。室内外のことなどで、しっかり把握できてないだろう、という心配からのようでした。
そのマウロのイケメンさといったら! 京子さんいわく、「私の枯れてしまったフェロモンを再び湧かせたマルコ……。”黒髪の堕天使”と名づけました。危ない男です」。ちなみに、彼と会った後に夕食をともにした友人から、こう言われたそうです。「あれ? 京子さん、何だか雰囲気が違う。なんか、すごくキレイ」。
マルコ氏のお顔、ケータイの写真で見せてもらった私。ウック、本当に美形! それなのに、彼女はいないそうな。彼のフェイスブックでは、いつも男仲間といっしょのフォトばかり。「おホモ系に決まってる」「そーよ、そーよ」。
こういった面白できごともあるのがイタリア暮らしの魅力なのです。
タカコ・半沢・メロジー
イタリア留学生活は楽しいよ
- イタリアンレシピ キャベツのグラタン
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2015.09.07 Mondayイタリアンレシピ
キャベツのグラタン
肉なしのベジタブル仕上げグラタンというもの、なかなか味わい深いものです。私はよく、じゃがいもやカリフラワーのグラタンを作ります。最近は、キャベツ使いのレシピも気に入っています。
材料(ふたりぶん)
キャベツ 250g とけるチーズ 100g バゲッドタイプのパン 100g バター 10g
塩 コショー 適宜
1.よく洗ったキャベツをザク切りにする。
2.たっぷりめの熱湯に塩を入れ、キャベツを数分間ボイルして、ザルにあけて水気を切る。
3.パンを1cm幅くらいにスライスする。
4.耐熱容器の底と回りにバターを塗る。
5.キャベツの3分の1を容器にしく。
6.パンの3分の1をのせる。
7.5と6の作業をくり返し、塩、コショーをふる。
8.とけるチーズをスライス、あるいは細かく切り、まんべんなくのせる。
9.180度のオーブンで10分間調理する。
電子レンジでも作れるはず。その場合は、調理の分数をかげんしてください。
パン入りなので、けっこうボリュームもあるメニューとなります。それでいて、ひとりぶんが約350カロリー、とのこと。他のグラタンより低めなのもうれしいですね。
タカコ・半沢・メロジー
author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:スーパーアバウトなイタリアンレシピ, 23:20
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- レシピ ズッキーニとトマト、パンチェッタのパスタ
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2015.09.03 Thursdayイタリアンレシピ
ズッキーニとトマト、パンチェッタのパスタ
少しでも秋の気配を感じるや、「パスタがいい」となります。暑いあいだは、調理が億劫。火やオーブン使いの料理を避けがちでした。どうしても、生ハムやサラミのメロン添え、ライスサラダ、パニーニ、などといったメニューが多かった我が家。パスタにしても、冷製仕上げレシピとなり、夫から「フツーのパスタが食べたい」とクレーミングされたほどです。
さー、今日は、冷蔵庫にある食材で、こんな一品にしましょう。昔から伝わる家庭のお味です。
材料(ふたり分)
好みのパスタ 160g パンチェッタ(あるいはベーコン)80g ズッキーニ1本 プチトマト 100g
オリーブオイル 大さじ2 塩、コショー 各適宜
作り方
1 パンチェッタを小さめの角切りにする。ズッキーニは薄めに輪切り、プチトマトは4等分にカットする。
2 鍋にオリーブオイルを入れ、中火にしてパンチェッタをサッと炒める。
3 ズッキーニとトマトを加えて色づくまで炒め、弱火にして10分間調理する。
4 塩、コショーで調理した後火を止め、茹で上がったパスタを加えてからめる。
さらに大人のテーストに仕上げたかったら、2で、つぶしたニンニク、唐辛子をいれるといいでしょう。トッピングにバジルをのせるとオシャレ。香ばしさもプラスされますよ。
タカコ・半沢・メロジー
author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:スーパーアバウトなイタリアンレシピ, 23:35
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