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スーパーワイルドなマル  マルチーズの良さ、まるでなし?
  スーパーワイルドなマル    
    マルチーズの良さ、まるでなし?
                                  ・ 
 日本から来訪のおばちゃまが、ボクにビックリ! こう言いました。
「なんて脚がしっかりしてるの! 日本にいるマルチーズとは大違いね」
 この人は、親しい友人、知人にマルチーズと暮らしているケースが多い、とのこと。脚だけじゃなく、「すべてが違うわ」と驚いていました。
                                  ・
 そもそも、マルチーズというのは、「かわいいオーラ」を発する犬種。ねえねえ、アタシ(ボク)、すっごくかわいいでしょ、とすり寄ってくるそうな。自分のかわいさをよーく承知しているので、やたらとコビル。そして、服はもちろん、リボンとかをつけているらしい。
 ケッ! ボクはねえ、そこらのマルチーズじゃないんだぜい。脚腰がしっかりしてるのは、毎日、それなりのストレッチというか、自己トレをしてるから(「ウソで〜す!」とおかーさん。庭や公園を意味なく暴走しているだけ、と主張)。それに、「かわいい」なんてカッコ悪い。コビルなんてさらに低俗。ボクは、自立性に満ちたワイルド系ワンコなんだーい。
                                  ・
「それ、それ! そこがモンダイ」とおかーさんがわめいています。「コビルというか、ずーっと抱かれていてこそ愛らしいのがマルチーズでしょ。それを、アンタはまったくさせない! なんのためにこの犬種にしたか、意味ないわ」
前述のおばちゃまは、ボクがキャンキャン、小型犬鳴きしないのにもえらく感心。知ってるマルチーズは、けっこうカン高く吠えるらしいのです。
                                  ・
 ユニークと言えば少しはポジティヴぽいものの、アンタはただの変わりものワンコなだけ。もう少しドメスティックさに努めてほしいものだわ。と、おかーさんの嘆きはエンドレスに続きます。それに逆行するかのごとく、ボクのワイルド性はさらにアップ。独立精神旺盛なワンコとして邁進します!
                                  ・
  タカコ・半沢・メロジー
                                  ・
 並みのマルチーズと違うんじゃい
                                  ・ 
 
  
author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:スーパーワイルドなマル, 22:10
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スーパーワイルドなマル   赤ちゃん期ものとは、縁が切れない
  スーパーワイルドなマル
    赤ちゃん期ものとは、縁が切れない
                                  ・
 おかーさんの口癖のひとつに、こんなのもあります。
――結局、犬も人間の子も、まったく同じ。まったくもって違いなし、ね。
 そうだろうか? そこらのワガママっ子より、ボクらワンコのほうがマシなことも多い、と感じるけどね。マ、いい。メンドーなので、「同じ」ということにしておきます。
                                  ・
 今日も、いっとー古い丸型クッションで朝寝のボク。ピピのために早く起きるから、朝食後、またウトウトするのが常です。
赤ちゃん期からの小さなクッションを、ボクはこよなく愛してる。当然、小さい。今のボクにはキュークツです。他にも、部屋中にジャストサイズものが置かれているけど、いつだって妙に落ち着くのが最古のクッションなんだよね。
 一度、処分しかけたおかーさん。同じデザインで大きめのものを買ってくれた。でも、それじゃダメ! どーしてもなじめなかった。察してくれてたおかーさんは、最小クッションを戻したところ大正解! 即刻、大喜びで丸まって爆睡のボクでした。
                                  ・
 新しいのは、どうしたか? 小さいのにかぶせてあります。「なんか、珍奇ね」とおかーさん。時々、小さいのをはずして試すけど、ボクは絶対、受け入れません。しかたなく、また、ボロっちい最小ものを置き戻す、というわけです。
 そして、もう8年以上愛用のリスのぬいぐるみも欠かせない。オモチャおだいじんのボクだけど、シッポがフサフサとして長〜いこのリスちゃんがいっとー気に入ってるんだ。このコといっしょに、キュークツなクッションで朝寝。至福のひとときとなっています。
                                  ・
「それって……」とおかーさんは言う。「小さな子が、クマのぬいぐるみ人形とかを手離したがらないのといっしょよね。ボロボロになったって持ってるもの。同じ、同じ! ホントーに変わりなし、ね」
 ちなみに、変わった女の子だったおかーさんは、お人形さんと縁がなかった。昔から、カメとか犬などのペットファーストですごしていたらしい。
                                  ・
 タカコ・半沢・メロジー
 
 
author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:スーパーワイルドなマル, 21:51
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イタリア発着便の「?」  マイレージのポイント、どうする?
 イタリア発着便の「?」
  マイレージのポイント、どうする?
                                    ・
 いいような、悪いような、と感じることもあるマイレージのポイントです。フライトするたびに貯まるのは確か。両親のサポートで、1か月に1〜2回の帰国を重ねていたため、ポイントのみはプチ大尽と言えなくもない私です。それだけ出費が多く、「キャッシュ、ないわけだわ」と痛感もします。
                                    ・
 貯まったポイントをどうするか? 無料チケット、商品、金券に換える。その他、各種の特典の活用がありますよね。私はいつも、無料チケット派。ビジネスクラスへのポイントに到達するまでひたすら待ちます。
 父の他界前後は、ことさら日伊の往復が続いた私。通常より早く、ポイントが貯まりました。航空運賃がハネ上がる盛夏どきのフライトで活用しよう。そう考えて、アリタリアのコールセンターへ電話したのは4月のことです。ところが、ミラノ→成田便は希望の日がとれるのに、成田→ミラノ便はダメ。あろうことか、「ポイントによる特典利用だと、8月25日まで席がありません」と言われてしまいました。購入するチケットと異なり、大きな制限がある、とのこと。1フライトで、ごくわずかな席数しか与えられないそうなのです。マ、当然、とも感じますけど。
                                    ・
 どうしたらいいのでしょう。エコノミー席だってバカ高にハネ上がるチケット購入しか手はない? ところが、コールセンターのスタッフがひとこと。「キャンセルが生じるかもしれないので、後日、問い合わせては?」。
時折、妙な素直さとなる私です。「願えば叶う」と思うことにしました。でも、盛夏の無料キャンセルなんて、そうそう、ありそうにないでしょう。ダメモトで再び電話をしたのが5月末。すると、ミラクル! キャンセルが出て、ほぼ、希望どうりの日程によるフライト予約が叶ったのです。
                                    ・
 あるのですねえ、こういうことも。コールセンターの人からも、「ラッキーね、あなた」と言われました。そのとうり! ふつうなら、どんどん先延ばしのフライトとならざるをえないのがポイントを使っての無料チケットの入手です。2〜3年で使用期限も訪れるため、結局、無効になった、という人も少なくない、と聞いています。
 今回の幸運は、亡き父からのサプライズプレゼント。そう思うことにしています。
                                    ・
 タカコ・半沢・メロジー 
 
author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:イタリアなう 最近のイタリア事情, 22:07
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イタリアなう  うるさいイタリア、サイレントな日本
 イタリアなう
  うるさいイタリア、サイレントな日本
                                  ・
 ちょうどいい、というのはなかなか存在しない、と再実感の夏到来です。
 イタリアもずいぶんと暑くなってきました。今年は、5月下旬から高温に到達。27〜28度となってきて、盛夏そのもの。ですが、湿気がさほど高くないため、動かないぶんには汗も出ません。
 7月、8月もこんなままなら、快適。昔から暑さが大の苦手な私でも、クーラーつけずにすごしていけるでしょう。マ、甘い願望ですね、これは。
                                  ・
 ともかく、すでに窓はオープンして過ごしています。イタリアでは、大半の過程がクーラー無し。我が家は一台のみありますが、性能がもうひとつなうえ、私が好まないため、あまり利用しないのです。
 けっこう涼しげな風と共に、飛びこんでくる音、音、音。まずは、マルの吠え声。番犬でもないのに、見知らぬ人が通るたびにギャンギャンとうるさい!それにつられ、周辺のワンコたちも吠え出します。
 犬どもの騒音がおさまったかと思うと、今度は、あちらこちらから芝生を刈る音。日本の芝刈り機よりはるかにパワーあるものなので、音もハンパじゃありません。
                                  ・
 そんなこんなしているうちに、前方宅を訪れた孫たちのにぎやかな声が聞こえてきます。マルのようなワイルドっ子のクリスチャン(3歳)がまた、ウルサイ!加えて、同じ町内住まいの親せきたちがよく訪れ、すべて声が大きい、ときています。彼らにとっては通常の会話が、我々には怒鳴り声としか感じられないほどなのです。ああ……。
 反して、日本。実家周辺の静寂さといったら!人間、住んでるの? と不安になるくらい。それもそのはず。今では、ほとんどが80代の超高齢者層がメインの居住者となっているからです。なーんの音も入ってこないので、夫は御機嫌。「ここは天国!」と喜んでいます。
                                  ・
 私? けっこう複雑。あまりに静かすぎて、なんとなく人工的。人間らしい生活が欠けているような気もします。
さて、イタリアと日本、どちらがいいのか?中間が好ましいのですけどねえ。そういうのはないのが人生、ということなのでしょうね。
 タカコ・半沢・メロジー  
 
author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:イタリアなう 最近のイタリア事情, 22:35
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イタリアなう   ケンのさくらんぼ、大豊作
 イタリアなう
  ケンのさくらんぼ、大豊作
                                    ・
 さくらんぼの季節ですね。正式名は「西洋実桜」とのこと。欧米が原産なのでしょうか? ヨーロッパでは、日本以上の種類を目にします。日本よりお安いのも確か。旬の時期には、大いに満喫することができます。
 今年は、なおさら。なぜなら、我が家のさくらんぼの木に、たわわな実をつけたからです。そのみごとさといったら!植えて10年ほどとなりますが、今だかつて、ここまで無数の実がついたことはありません。
                                    ・
 実は、この木、「ケンのさくらんぼ」なのです。ケンが旅立った時、日本の桜の木を植えたかった私。希望していたソメイヨシノ種は、大きめのものしか見つかりませんでした。そこで、かわりに、イタリアのさくらんぼにした、というわけです。小さな小さな木でした。その下でケンは眠っています。
 1年、2年……とたち、少しずつ成育。やがて実をつけるようになったものの、数はわずか。摘み取ろう、と思っているうちに、すべて野鳥に食べられてしまうことが大半でした。ケンと仲がよかった野鳥たちなので、それもまたよし、としています。
                                    ・
 ところが、今年の実は無数。しかも、今までになく完璧、かつ、しっかりと実ったさくらんぼなのです。日本の「佐藤錦」と「アメリカンチェリー」を足して2で割ったような感じ。お味、ですか? 前2種の上をいくおいしさ!新鮮な甘さ、果汁もたっぷりで、市販のさくらんぼの比ではないほどです。
 例年なら、少し虫食いが生じるのに、今年は皆無。消毒などいっさいしていないだけに、あまりのみごとさに驚愕します。ツヤとハリに満ちたレッドカラーも美しく、「世界一のさくらんぼ」という気さえしてきました。
                                    ・
 きっと、ケンから我々へのプレゼントなのでしょうね。甘酸っぱい想いと共にさくらんぼ三昧をする初夏。野鳥たちのぶんも、ちゃんと残しておくことにしましょう。ケンも大喜びするに違いありません。
                                    ・
  タカコ・半沢・メロジー 
 
author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:イタリアなう 最近のイタリア事情, 20:53
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イタリアンな野菜たち  Cappero(カッペロ)
 イタリアンな野菜たち
  Cappero(カッペロ)
                                                          ・
 複数語だと「カッペリ」。ケーパーの意味です。花のつぼみを酢漬けにした「カッペリ ツットリオ(ケーパーのオイル漬け)」は、イタリア料理によく使われる一品となっています。我が家でも、決して欠かすことなし。各種メニューにフル活用しています。
フウチョウボク属の低木がこれ。白くて可憐、甘い香りが漂う花をつけます。その前のつぼみ(実)がケーパーなのですね。イタリアでは、シチリア地方の離島が名産地として知られています。
                                                          ・
 生の実は、ごく苦いため、塩漬け加工にします。さらに酢やオイル漬けにしたものが市販されています。日本でも小瓶で売られていますよね。メーカーにより、多少のお味差が生じるようですが、それなりにおいしい、と感じます。
肉料理用のソース作りによく使う私。ことに、イタパセをふんだんにきざんだものに、ケーパーを加えて仕上げるのが気に入っています。にんにくと共にきざみ、オリーブオイル、レモン汁、塩、コショーと共に混ぜあわせる「グリーンソース」です。イタリアでは、牛舌のボイルドに添えるソースとして欠かせません。
 また、ライスサラダや、ポテトサラダにも必ず入れるのが我が家風。ほんの少し加えただけで、大人好みの若干ホロ苦テーストに仕上がります。
 魚や肉のカルパッチョに、酢漬け、あるいはオイル漬けのケーパーをのせることも多いイタリア。南部では、よく登場のメニューとなっています。工夫しだいで、いろいろな料理に使えるケーパー。日本の家庭でも、さらに広がってほしいものです。
 ところで、Capperiには、驚きや感嘆の意味もあります。「おやおや」「うわー、なんてことだ!」という意味にも使われます。貴重な実、ということからかもしれませんね。訪伊どきに発してみてはいかがでしょう。「よく知ってるね」と、それこそ驚かれそうですよ。
          ・
タカコ・半沢・メロジー
 
author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:イタリアンな野菜たち, 22:04
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スーパーワイルドなマル  賢くはないけど、大バカでもなし

 スーパーワイルドなマル
    賢くはないけど、大バカでもなし
 キャハーッ、やっぱりね〜え。マル、大負け! 賢さ、知性の大差、アリアリねっ。
 おかーさんが、やたら盛り上がってる。なんだろう……。なにが起きたの? 理由を知って、ググググ。親しいM子さんのところのワンちゃんとのお利口さの違いが、みごとに判明したからなんだってさ。

 おかーさんが勝手に「プリンス犬」と命名しているそのワンちゃん。ボクと似かよったサイズの室内犬らしい。でも、「アンタとは大違いに美しくてセレブ! わかるのよ、写真を見ただけで」とおかーさんが言っています。ボクも目にしたけど、確かに美しい!
 なにしろ、ボクのようなトラ刈りなんかにされていない。ここ何年か、おかーさんにトリミングされまくってるボクが、美を保てるわけないでしょーが、と力説します。
 そのプリンス犬君、こんなぐあいの賢さなんだって。M子さんのFAX文、下記するね。
――扉を閉めても2枚の引き戸(軽い)を、両手と体全体を使って次々と押し開けてくるので、掃除もゆっくりできません。(中略)階段の手前に設置のL字型の取っ手も同じようにして開けてきます。
 ふふふ。アンタにはできないでしょ。ぜーったい、ムリムリ。と、やけにうれし気なおかーさん。自分とこのワンコが劣ってるとわかり、喜んでるヒト、というのも珍しい。
 ボクもね。フツーのドアなら開けられるんだよ。キッチリとクローズされてても、プリンス犬のように体当たりして開けちゃう。かなり力がいるけど、ヤワな犬じゃないからね。「やったるぜー」スピリットでぶつかっていくわけです。100パーで大成功!
ただ、扉になると困難。ボクんちには、キッチンのところだけ引き戸がある。なぜか重い扉で、ツルツルとすべる材質。いくら両手を使ってもオープンしない。
 体当たり? やだなー、皆さん。引き戸だから不可能ですよー。でも、おかーさんが見てないと、いちおー、体当たりすることもある。ひょっとして、オープンしないかなー、と。その願いは虚しく、いつも、トホホホの情けなさ。そういうとこが、ボクの愚かさ。ちゃんとわかってるぶん、大バカ犬ではない、と信じてまーす。
 タカコ・半沢・メロジー
 本当は賢いんだぞ
 
author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:スーパーワイルドなマル, 21:14
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