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- イタリアンな野菜たち Sedano rapa(セダノ・ラーパ)
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2018.02.25 Sunday
イタリアンな野菜たち
Sedano rapa(セダノ・ラーパ)
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寒い季節には、どうしてもスープの登場が多くなります。ことさら作るのがミネストローネ。野菜たっぷりのスープですね。我が家では大鍋いっぱいに調理。時にパスタ、あるいはお米などを入れわけて、何日間か食べ続けます。
なるべく多種の野菜を入れるほどおいしく仕上がるミネストローネと信じています。欠かせないのが、人参、玉ねぎ、セロリ、ポロねぎ、キャベツ、トマト……といったところ。あとは、その時ある野菜をプラスしています。・
セロリのかわりに、セダノ・ラーパにすることもあるのですよ。直訳すると、「かぶセロリ」。セロリの仲間の野菜です。茎の部分はセロリに似ていますが、食べるのは肥大した根の部分。ちょうどかぶを大きくして、ゴツゴツになっている感じです。
お味は、セロリよりまろやか。香りもマイルドで、万人好みと言われています。セロリが苦手な人でも大丈夫! お子さん向けメニューとしても向いています。・
見た目のゴツさよろしく、表皮がかたいのも特筆。厚めに皮をむいて調理します。ミネストローネ用には、1〜2株あれば充分。他の野菜と同じくらいのサイズに切って煮込みます。
セロリのように生食とする家庭も少なくありません。千切りにしてから、レモン汁を加えた水にさらします。水気を除いて皿に盛り、好みのドレッシングでいただきます。・
まだトライしたことがないものの、ゆでてからマッシュするレシピもあります。ヘルシーでオシャレなつけあわせメニューとなりそうですね。
ミネラルとビタミンが豊富な冬野菜。見かけたら、ぜひ調理してみてください。・
タカコ・半沢・メロジー
- スーパーワイルドなマル 想うようにいかないのが世の常
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2018.02.21 Wednesday
スーパーワイルドなマル
想うようにいかないのが世の常・
おかーさ〜ん! オトモダチ、できたよ〜っ!!
おとーさんとの散歩、今日はやたらと長引きました。1時間くらい。ボクに対しては、すっかりイタリアのマンマ化したおかーさん。エスケープでもしたのではないかと、めちゃ心配してたみたいです。・いつもなら、10分ほどの散歩が、どーしてこんなに長くなったのか?若〜い女性徒おとーさんが話しこんでいたからなので〜す。
なーんてね。ヘタをすると誤解されかねないかもね。実は、このおねーさんもワンコの散歩中。4才になるボーダーコリーの男のコを連れていたんだよ。最初は、そのコを威嚇ぶりっコしていたボク。相手が男のコだと、つい、ウウ〜〜ッとおどしにかかってしまうんだよね。・おとーさんに諭され、威嚇ストップ。すぐ仲良くなって、ジャレあったり、追っかけっこをして遊びました。ものすご〜〜く楽しかったよ。
おとーさんといえば、おねーちゃんと親しげにおしゃべり。いつも、おかーさんとばかり会話してるので、やっぱり、若い女の人といっしょだとうれしいんだろうね。なんだか、ボクより楽しそうでした〜。・家に戻り、おかーさんに説明。「アパートに住んでるんだってさ」と話すおとーさんに、おかーさんは言った。「エーッ!? ボーダーコリーって、室内飼いにむかないんじゃないの?」。すると、おとーさんのひとことがマズかった。「犬の本性とか調べないで迎えるケースが多いんだよな」
おかーさんの大反撃、スタート!・
「なんですって? 犬の本性?私なんか、どれだけ事前調査したことか! マルチーズはドメスティックな愛玩犬、ということでセレクトしたのよ。それなのに……」
これには、おとーさんも返す言葉なし。「マ、例外だってあるさ」と呟くのみでした。想うまま、望みどうりにはいかないのが世のなか。だから面白いんじゃない?と、プチ哲学するボクです。・タカコ・半沢・メロジー・プチ哲学してます
- イタリアなう リクガメが逝くほど暖かかった冬
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2018.02.16 Fridayイタリアなう
リクガメが逝くほど暖かかった冬・
1月中旬、我が家でいちばん美しいリクガメが突如、冬眠から起き始めました。例年なら、最も厳寒どき。冬眠の真っ最中だというのに……。25年くらい飼っていて、こんなことは初めてです。
目をさましたばかりのためか、夫が目撃した時は、体を転倒させていた、とのこと。すぐ体位を整えてあげたものの、無理矢理土の中に戻すわけにもいきません。自然の摂理、と考え、そのままにしておくこと数日。すると、動作が止まり、死んでしまったのです。・なぜ、リクガメが冬眠から眼をさましたのか? やはり、異例ともいえる暖冬気候のためとしか考えられません。いつもなら、1月、2月はマイナス気温の日が多い当地。ところが、年明けから暖かくなり、日中は6〜8℃くらい。こういう冬、というのも珍しいのです。北伊の気象らしくありません。
逝ってしまったのは、年長のメス。みごとなほど完璧なボディ、そして、最も人なつっこいカメでした。卵もたくさん産んでくれ、何匹の赤ちゃんカメをプレゼントしてくれたことか。なんと無念でなりません。・
腹立たしいほどの寒さとは無縁のこの冬。晴天日も多く、すごしやすかったのは確かです。でも異例の高温による弊害が生じてしまいました。長年、いっしょにすごした大切なカメが犠牲になったわけです。
なんとか助けられなかったのか? 不自然でも、我々の手で土に埋め、冬眠を続行させるべきだったのでしょうか? 親の他界どきと同様、悔やまれることばかりが次から次へと浮かんできます。・「ペットは死んだ時がな〜あ…」と夫がポツリ。まさに、そのとうりです。思えば、ケンは12月の厳寒どきに旅立っていきました。もう、10年以上前のことです。虹の向こうでは、父と母、ケン、そしてリクガメが仲良くすごしているでしょうか?マルが合流するのは、数年以上あとにしてほしい、と切願せざるをえない昨今です。・タカコ・半沢・メロジーauthor:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:イタリアなう 最近のイタリア事情, 00:03
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- イタリア発着便の「?」 スーツケースを放り出されて……
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2018.02.11 Sundayイタリア発着便の「?」
スーツケースを放り出されて……・
ここまでのマナー違反、と言うのも珍しい、というできごとを体験しました。マナーというより、規定違反とも言えることでした。
それは、成田空港行きのスカイライナーに乗車した時です。荷物置き場にスーツケースを起き、指定の席につきました。ちょうど、前方の席で、荷物置き場の様子が完全に見えます。次々に乗りこむ国内外の人たち。当日は、世界各国の旅行者が目立ちました。・すると、驚きの事態が発生! あろうことか、私のスーツケースを外に出し、自分のものを置いた中年女性を目撃しました。すでに、いっぱいになっていた置き場だったので……ということでしょうが、あまりにも野蛮。すぐに近寄り、「なんというマナーなの?」と英語で告げましたが、知らん顔。中南米人のようでした。まるで、「ワタシ、エーゴ、シリマセ―ン」表情を装ったのです。乗客の列が続いているため、言いあっては迷惑をかけます。このテの相手とマナー談義をしてもラチがあかない、と察し、外に放り出された自分のスーツケースを、席まで運びました。・それにしても、なんというガイジンでしょう。悪評高き中国人来日客だって、ここまでのことはしない気がします。もし、私が、この事態を目撃しなかったら、どうなったことか。想像すると、ゾッとします。
ところで、空港内の免税店、このところかなり様変わりしている、と実感。爆買いしていた中国人たちが激減しています。それに、以前のような騒がしさは、あまり見かけなくなりました。一時は、ホント、すごかったですからね。日本のバブル期のクレージーさをこえるものがあり、愕然とするばかりでした。・さて、次回のスカイライナー。どのような対策を考えて乗りこみましょうか。長年、宅配便でスーツケースを空港送りしていました。ですが、アリタリア航空のチェックインカウンターは、手荷物受け取り所と正反対のところにあり、とても不便。このところ、どうしても自分で運ぶようになっていました。
ハテサテ、どうしたものか。日々思案中の私です。・タカコ・半沢・メロジー・
- スーパーワイルドなマル おかしら付きのエサ、大歓迎
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2018.02.06 Tuesdayスーパーワイルドなマル
おかしら付きのエサ、大歓迎・
時折生じるボクのムラ食いに、おとーさん、おかーさん大懸念。あーでもない、こーでもない、と要因さがしをしています。こんな説が、次々と出てきました。
1.老犬の領域に入ったため。
2.単なる気まぐれによるもの。
3.似かよったエサに飽きた。
4.なんらかの不調による食欲不振。・すべて、当てはまるような、そうでもないような。ものは試し。3説から対応しよう、となりました(シメシメ)
獣医さんから、手作りエサだと、白身の肉か魚にするよう指示されています。で、メインとなるのは鶏肉や七面鳥、そして白身の魚。それに、人参やキャベツなどの野菜を加えて煮込みます。パンやご飯、パスタなどといっしょにしたのが、ボクの定番メニューです。・「いくら犬でも、飽きたのかもね」とおかーさん。このヒトは、どーしても擬人化してしまうところがあるのです。「人も犬も変わりなし」というのが、おかーさんの基本ポリシー。むしろ、「ほとんどの面において、犬の方が上」と信じこんでいます。人間より、犬のほうが、「ずっとずっと、ずーっと好き」なのだそうです。・七面鳥が続いたので、魚にしよう、と決めたおかーさん。いつもの白身ではなく、求めたのはorata(オラータ)。黒鯛です。しかも、おかしら付き。と書くと、なんか嫌味、成金ぽいかもしれないけど、イタリアでは、高級魚とまでいっていません。おまけに、その日は、「2匹だと特価」。チョーお得プライスだったのです。
黒鯛と野菜を煮込み、ていねいに骨を除いてくれたおかーさん。そのエサのおししかったことといったら! これだよ、これ! たまには、違った味を食べたかったんだよ!!・その日以来、今のところ、ムラ食いがなくなったボク。七面鳥とかでも、ごくごく素直に完食しています。飽きてきたら、また、ムラ食いしようかなー、とは思ってるけどね。・タカコ・半沢・メロジー・フフフ、おかしら付き大歓迎ですよ!
- イタリア発着便の「?」 パスポート物語 その2
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2018.02.02 Fridayイタリア発着便の「?」
パスポート物語 その2・前回に続き、パスポートのテーマとさせていただきます。私自身の紛失ストーリーではありません。直接、間接的に知っているトラブル例をあげてみます。・1.チェックインどきに気づくパスポート持参忘れ。あるのですよ、けっこう。知人か否かにかかわらず、何人もが、これでフライト断念。期限10年の日本パスポートは赤で、同色の手帳を誤って持って行った例もあり。2.有効期限切れ。あるいは、旧パスポートを持参してしまった。EU圏内の人が、EU国を訪れる時は、パスポートの提示不要(身分証明書のみで出入国)。そのためか、パスポートの有効期限を確認しないケースもある。・3.パスポートを、すでに預けてしまったスーツケースに入れたまま。最近は目にしないものの、昔は何度か目撃。チェックインカウンターで大型ケースをオープンせざるをえないハメに。4.家族のパスポートをまちがって持ってきてしまう。これもNG.フライトは無理。などなど、実際に生じたケースばかりです。・翌日、同じフライトがあり、しかも空席だってあるというのなら、明日出なおす、ともなるでしょう。今は、そういったフォローをしてくれる、と聞いています。でも、予定が狂ってしまいますよね。グループツァーへの参加なら、ひとりだけ翌日に、というのは不可能かもしれませんし。・皆さん! パスポート無しの海外旅行はできないので、くれぐれも御用心。有効期限の確認、その他にしっかり留意して、空港へ向かってください。「パスポートの持参まちがいなんてするわけない」の過信も禁物。しつこいくらい確かめていただきたいです。タカコ・半沢・メロジー・