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スーパーワイルドなマル  ミッション、ボクの場合

  スーパーワイルドなマル
    ミッション、ボクの場合
                                ・
 いつもまったりすごすだけ、というのは、どうもボクの性分にあわない。人間でもペットでも、ワイルド、かつ、ダイナミック、そしてエネルギッシュなひとときって必要だよね。ボクはそれを、「犬のミッション」と呼び、日々、実践しまくっています。いくつかあげてみるね。
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ミッションその1 見知らぬ人が通ったら、ガンガン吠えて威嚇する。そこらの番犬にも負けないスピリットと共に。
ミッションその2 毎日、というわけではないけど、時々、庭を掘って地質の変化を確認する。おとーさん、おかーさんが見ている時は絶対にしない、という鉄則に従って。
ミッションその3 庭のリクガメがデブらないよう、エサを盗んで食べる。カメがメタボになると、首が甲羅におさまらなくなるらしいから。
ミッションその4 夕食後、マイクッションの上でアクロバットをし続ける。ボクにとっては食後のストレッチみたいなもの。
ミッションその5 夜ふかしがちのおとーさんに牙をむいて唸り、ベッドへ促す。
ミッションその6 寝る前に、すでに眠っているおかーさんにキスする。オマケとして、ちょっぴり肌をガリガリしてやる。
ミッションその7 「おかーさま、朝です」と、やんわりボディタッチして起こしてあげる。ピピのためもあるけど、早起きはおかーさんの健康にも大プラス。
ミッションその8 夜間クローズしているドアを体当たりで開ける。このサティスファクションは生命の源。
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 などなど、昨今のミッションの数々でした。おかーさんに言わせると、「どれも、必要悪。ミッションではなく、ミステーク」。室内犬との暮らしを願っていたおかーさんは、どこまでもあきらめが悪いのでした。
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 タカコ・半沢・メロジー
                                ・
 ボクのミッション・インポッシブル
 
  
author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:スーパーワイルドなマル, 21:04
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イタリアなう  アイロンはバカ安に限る!
 イタリアなう
       アイロンはバカ安に限る!
                                  ・
 昨今の家電の脆さを感じたことはありませんか? イタリアで市販のものばかりなのでしょうか。どうも長持ちしなくなった気がしてなりません。
 特に掃除機。今まで、何機の買い換えをしたことでしょう。そこそこのお値段のメーカー品を求めてもダメ。保証期間がすぎたあたりから、あちこちにガタがくるのです。そこで、何年か前より、高品質とか言われるお高めはパス。100ユーロ前後にして、頻繁な買い換えに徹しています。
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 アイロンとなると、そうはいかないかしら。そう感じ、スチーム万全システムのドイツ製にしました。これは、けっこうもちましたね。その後のイタリア製も大満足。3年ほど前「寿命」がきて、コンピュータ内臓の新システムものにしました。その気まぐれな作動といったら! 
 好調な時は、みごとなスチームでプレスできるのに、コンピュータのご機嫌によるのか、プログラム化しない時もあり。イラつきます、ストレス多大。だからコンピュータなんて大っキライ、とわめき続けたものです。
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 よーし、アイロンも、安いのにトライしよう! まちがってもテックのロジーを配した最新システムのものは買わないぞ。そう心に誓い、下から2番目のローコスト品を購入。ごくごくシンプルなスチーム作動品です。これ以上はない、というくらい簡単に使えるのも私向きです。
 お値段? 40ユーロ(約5200円)が、セールで半額。つまり20ユーロでゲットしました。なんだか、おもちゃのアイロンみたい……。でも、9ユーロのものだってありましたよ。さすがにそれはパスしましたけれど。
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 さて、20ユーロのアイロンの性能はいかに? いいんですよ、これが。アナログっぽい使用法も私好み。コンピュータ式ではないぶん、ストレス皆無で使えます。でも、きっと、命短し、のアイロンなのでしょうね。保証期間は2年。そこまで活用できたら、御の字でしょう。2か月くらいで壊れるのではないか、と想像する私って、家電への信頼感ゼロ派かもしれませんね。
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 タカコ・半沢・メロジー
 
author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:イタリアなう 最近のイタリア事情, 21:16
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 タカコから 年末のごあいさつ
  年末のごあいさつ
                                  ・
 伝統、慣習などに従順、とは言いがたい面が多々ある私です。ことに、ヨーロッパ暮らしだと、それらに相違が生じたりするので、なおさら。つい、マイモードとなりがちです。
 ただ、新年のごあいさつは、日本の例に従わさせていただくことにしました。つまり、本年、父が他界したため、喪中につき、ということでお許しをいただきたく思います。
 それでも、この一年間、お世話になったメッセージはお伝えしたく、ペンをとることにしました。
                                  ・
 今年もブログを愛読し続けていただき、心より深く感謝しています。本当にありがとうございました。父の旅立ちをブログで察知してくださったかたも多く、とてもあたたかいお悔やみ状が届いたりもしました。どれほど励まされたことでしょう。この場を借り、深く御礼申し上げます。
 公私共々、さまざまなことがあった2017年も残りわずか。日本、そして世界的に見ても、明るい事柄が多い今後とは感じられません。それでも、私たちの生活は続いていくのですよね。希望だけは失わず、日々をすごしていきたいものです。
                                  ・ 
 例年より寒いこの冬、と思うのは、母に続き、父も失ったからでしょうか。でも、春や夏は確実に訪れます。人生の虚しさばかり嘆いてばかりもいられません。両親の介護、見送りをなんとかすませたため、5年ぶりにイタリアでの年末年始となります。現実を受けとめ、心新たに前へ進められたら、と願っています。
 今年もいろいろ、本当にお世話になりました。2018年もどうぞよろしくお願いいたします。
                                  ・
 タカコ・半沢・メロジー
 
author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:新着・タカコのニュース, 00:36
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イタリアンな野菜たち    Senza testa(センツァ・テスタ)
 イタリアンな野菜たち
        Senza testa(センツァ・テスタ)
                                  ・
 ユーモアやジョーク好きなイタリア人です。他の国民以上にセンスがある、と実感します。料理にしても、「おー!」と叫びたくなるユニークなネーミングがありますよね。「スパゲッティ アッラ プッタネスカ」がいい例。「娼婦のスパゲティ」ですからね。オシゴト後、朝、あるいは昼前帰りのおねーさんが、ありあわせの食材(トマト、アンチョビ、ケーパー、オリーブの実)で作ったパスタのネーミング。愉快な発想です。
                                  ・
 今回の野菜の直訳もドキリ。なんたって「頭無し」ですから。なにゆえ、このようなネーミングとなったのでしょう。私なりに考えてみました。
 日本のナバナに似た青菜ですが、チーマ・ディ・ラーパ(ブロッコリーラーブ)の仲間。赤カブから改良されたアブラナ科の野菜です。チーマ・ディ・ラーパがつぼみをつけ、食材として活用されるのと異なり、センツァ・テスタは葉だけが生育。そのため、「つぼみ無し」、イコール「頭無し」となったのではないでしょうか? あくまでも私観。実際のところは不明です。
                                  ・
 さて、この食材、どのように調理するのか。味わいに異なりがあるものの、コマツナのように茹でるのがふつうです。適度な辛さが特徴。若干、日本の辛し菜に似ているかもしれません。
 おひたしとして魚肉料理にそえるなら、オリーブオイルとビネガー、あるいはレモン汁で調味するといいでしょう。マヨネーズも合うかもしれませんね。また、ミネストラやミネストローネの具としても使えます。ゆがいてからオリーブ油で軽く炒め、パスタの具としてもおいしいですよ。
                                  ・
 まずはニンニクをサッと炒めてからにすると、より味わい深くなります。シンプル、かつ、ローカロリーなヘルシーパスタと言えますね。
                                  ・
  タカコ・半沢・メロジー
 
author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:イタリアンな野菜たち, 22:40
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イタリア発着便の「?」   空港内で生きるシニョーラの幸せ
  イタリア発着便の「?」
    空港内で生きるシニョーラの幸せ
                                ・
 どこにいてもボンヤリの私です。子供の頃から注意散漫だったことも確か。今もってまったく改善、好転していません。ミスや誤り、勘違いも実に多く、我ながら、よくぞ生きてこられた、とさえ感心します。
「アンタ! 気をつけなさいよ‼」
ミラノ・マルペンサー空港でもよく言われます。到着フロア、ある箇所のシートでのことです。ハンドバッグが開いたままだったり、パスポート(!)その他を落とした時、やさしさ、キツさが入り混じった声で諭されます。空港内のスタッフ? いえ、80近い年頃のみごとにふくよかなイタリア人シニョーラです。
                                ・
 何回も怒られている(注意されている)私は、今や顔なじみ気分。「ボンジョルノ」と声をかけるようになりました。シニョーラは貫禄いっぱいの声で「チャオ」と返してくれます。イタリアのマンマそのもの!
 いつも、大小のバッグや袋といっしょに、2〜3席分をひとり占めしてドップリ座っているシニョーラ。そうです。空港内で寝泊まり生活をしているホームレス婦人。世界的に活躍のピアニスト、フジコ・ヘミングウェイさんにどこか似た風貌。迫力、あります!
                                ・
 いつだったか、シニョーラが陣取っている席に、姿がありません。トイレにでも行ってるのね。そう思い、空港内の行きつけショップに立ち寄り、半時間ほどすごしました。その後も、シニョーラの姿なし。身の回り物も消えているではありませんか!
彼女に、なにか起こった! 胸騒ぎがして、同じショップにひき返し、スタッフに尋ねてみました。
「あ、あのシニョーラね。時々、場所を変えるのよ。そのほうがリフレッシュにいいみたい。大丈夫! すごく元気にしているから。いいシニョーラよ。決して物乞いとかもしないしね。みんな、それなりに見守っているのよ」
と言われ、安堵したものです。
                                ・
 シニョーラに同情、憐みの念はありません。偽りだらけで生きているどこかのリーダー夫人などより、ずっとずっと幸せな人生、とも感じます。
 でも、彼女が発病したり、怪我などしたらどうするのでしょう。きっと、空港内の人たちが、すぐさま救いの手をさしのべてくれるに違いない。そういう国です、イタリアは。
                                ・
 タカコ・半沢・メロジー
 
author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:イタリア発着便の「?」, 23:23
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イタリアンな野菜たち  Rosmarino(ローズマリノ)
  イタリアンな野菜たち
    Rosmarino(ローズマリノ)
                                ・
 直訳すると「海の薔薇」。なんともロマンチックなハーブ名を受けたローズマリーです。ところが、日本語訳だと「マンネンロウ」とのこと。ちょっと味気ない命名、と感じますね。
 地中海沿岸が原産。つまり、イタリアやフランス、ギリシアなどの海辺では、あちらこちらに大木が生育しています。挿し木で増殖したり、暖かい地では露地でも冬越しが可能なため、みごとに育ち続けるのです。
                                ・
 強めの香りが特徴で、魚肉料理の臭み消しにもってこい。ことに、各種肉のバーベキューどきのハーブとして欠かせません。小枝を束にしてオイルをつけ、ハケのようにして肉につけて使うのがイタリア風です。
 また、じゃがいも料理にも絶妙な味つけとなります。オーブン、あるいはフライパンでローストやソティをする際、いっしょに加えます。じゃがいもにマッチして、病みつきのおいしさとなりますよ。
                                ・
 ローズマリーの香りが、アルツハイマー病の予防効果を期待できる、という説も強いイタリア。それを信じる私は、ずいぶんと前から実家に大木を植えています。小枝に切り、カップに入れて、各室へ置きました。ことに、両親の寝室には多めに。父や母が認知症が生じないまま旅立てたのは、そのため? いえいえ、そうは決めつけられません。ただ、刺激のある香りが、脳を活性化させるのに一役かっているような気がします。
                                ・
 オリーブ油やビネガー、ワインなどに枝をつけこむのもおすすめ。料理を作る時に使えば、香りづけの役割を果たしてくれます。
バスタブに小枝の束を入れてもいいですよ。香りの成分は、各種の優れた精油を含んでおり、リフレッシュ効果、お肌の引き締めパワーがあるそうです。
 小鉢植えでもかまいません。ぜひともローズマリーを育ててみてください。
                                ・
 タカコ・半沢・メロジー
 
 
author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:イタリアンな野菜たち, 20:53
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スーパーワイルドなマル  生野菜好きのおホモ犬?
 スーパーワイルドなマル
       生野菜好きのおホモ犬?
                                  ・
 トマト、キュウリ、セロリ、レタス、人参……どんな野菜も大好きなボク。しかも、生のほうがよりおいしい。特にクレージーなのが、フィノッキオ。日本だと、フェンネルとか、ウイキョウと呼ばれるベジタブルです。
 細めにスライスしたフィノッキオだと、もうサイコー! シャキシャキ感がたまらなくて、いくらでも食べられちゃいます。そんなボクを目にして、お客さんたちはビックリ!「これは、犬じゃない」と呼ぶ人がほとんどです。
 ジャーマンシェパードのケンおにーちゃんは、野菜嫌いだったみたい。生はもちろん、調理ずみも苦手。トマトやキャベツとかならまあよかったらしいけど、人参はよく、ペッペとくちから出してしまったそうです。
 でも、フルーツなら、なんでもOKだった、とか。いちばんの好物だったスイカは、ごていねいにもすべての種を出したことは、今でもメロジー家の語り草になっています。
                                  ・
 ボク? そこまで器用じゃないからね。種も飲みこんじゃいます。で、おかーさんが、ちゃんと種を除いて与えてくれる。「しょーがないでしょ、ケンほどおりこーじゃないんだから」の目つきといっしょに。
 けどさ、スイカの種を出すワンコなんて、ドメスティックすぎない? 犬って、そーゆーものじゃない、とボクは思います。マ、どーでもいいけどね、もらえさえすれば。
                                  ・
 さーて、フィノッキオ。イタリアでは、おホモさんの意味もあるそうです。俗語らしいんだけど、イタリア人は、みーんな知っています。ただ、おかーさんによると、「だれも、なぜなのか解明してくれない」とのことです。
 フィノッキオをねだり続けるボクに、おかーさんがシラ〜ッとひとこと。「やっぱり、アンタっておホモ犬?」そんなこと言われても……。グルーバルなバイセクシャル犬、ということにしておこーかな〜あ。
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 タカコ・半沢・メロジー
                                  ・
 ナマ野菜大好きなボクです
 
 
author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:スーパーワイルドなマル, 23:42
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イタリアンな野菜たち  Limone(リモーネ)
  イタリアンな野菜たち
    Limone(リモーネ)
                                ・
 リモーネとはレモンのことです。果物に属するでしょうし、イタリアが原産地でもありません(インドから東南アジア、とされています)。それなのに、イタリアの食生活に欠かせない食材であることにまちがいなし。我が家でも、決して欠かすことなく常備しています。                              
 イタリアに持ちこまれたのは、10世紀頃、とのこと。アラブ人がシチリアで広めた、と言われています。今でもシチリア島で大生産されています。レモンの砂糖漬けは、古くから島の名産として人気です。
                                ・
 我が家では、ミラノ風カツレツのような揚げものはもちろんのこと、多くの魚肉メニューにレモンを絞っていただきます。爽やかなジューシーさが脂身とマッチ。おいしさがグーンと増すのです。レモン汁をかけるため、下調理用の塩は少なめにします。減塩対策としても好適ではないでしょうか。
                                ・
 ドレッシング作りでも、ビネガーよりレモンが定番。オリーブオイルとの相性もバツグンなため、塩、コショーを少々加えただけで充分です。飽きのこないドレッシングとしておおすすめいたします。
 レモン皮もよく利用するイタリア。ことに、肉の煮込み調理の仕上げに、すりおろしを入れたりもするのですよ。プロから伝授された隠し味、となっています。
                                ・
 皮といえば、レモンチェッロ。レモン皮を使ったリキュールです。南伊のソレント半島で作られていますが、イタめし人気で世界的に知られるようになりました。キリッと冷やしたものを食後に飲むのがイタリア風。消化にいいらしく、毎食後の慣習となっている人たちも少なくありません。
                                ・
 それにしても、日本国産のレモン、まだまだお高めですね。実家近くのスーパーでは、なぜかいつも1個198円(プラス物品税)。イタリアでは数個買えます。レモン王国、と言えるでしょう。
                                ・
 タカコ・半沢・メロジー
 
author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:イタリアンな野菜たち, 20:48
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イタリアなう  イタリアの柿、父への想い
  イタリアなう
   イタリアの柿、父への想い
                                ・
 晩年の父が求めた柿の木に、たくさんの実がつきました。まだ父のいた昨年の晩秋には、たった4個しか実らなかったのに。「来年はきっと、数多くつくぞ。楽しみだなあ」と呟いていた父の顔が浮かびます。なぜ、もう少し生きていてくれなかったのか。つい、無常さが生じてしまいます。
                                ・
 10月から11月にかけての3週間余、夫と共に日本ですごしました。無数の柿に複雑な想いのまま、もぎ続けた日々。見た目はみごとなのに、味がもうひとつ。きっと、天候不順だったからでしょう。父がいたら、残念がったに違いありません。そうか。父のいない庭となってしまったので、柿も悲しんでいるんだ。そんなふうにも感じたものです。
                                ・
 イタリアへ戻り、我が家の柿に目をやると、あまり実がついていません。去年は豊作もいいところで、毎日、心ゆくまで満喫できたというのに。
 実は、この柿、数年ほど前に父が選んでくれた木。ホームセンターの園芸コーナーにあったものです。父が荷造してくれ、イタリアへ持ち運びました。スーツケースに入ったくらいなので、さして大きな木ではありませんでした。
                                ・
 ところが、すぐに成育。そして、たくさんの実をつけ始めたのでビックリ!さらなる驚きが、お味です。日本でも味わえないほどのおいしさなのでした。豊作だった昨年は、いくつも日本へ運び、父にも食べさせたものです。「これは、これは!」と、申しぶんない味に大喜びの父でした。
 実の数は少ないものの、今年の柿は、さらなるおいしさ。日本でも味わったことがないほどのオリジナルテーストでした。父はもういないけど、柿にはたっぷりの父の想いがある。昔から、こよなく柿を愛していた父のことがさらによみがえった晩秋でした。
                                ・
 タカコ・半沢・メロジー 
  
author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:イタリアなう 最近のイタリア事情, 21:14
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イタリア発着便の「?」  空港内で生きるシニョーラの幸せ
  イタリア発着便の「?」
    空港内で生きるシニョーラの幸せ
                                ・
 どこにいてもボンヤリの私です。子供の頃から注意散漫だったことも確か。今もってまったく改善、好転していません。ミスや誤り、勘違いも実に多く、我ながら、よくぞ生きてこられた、とさえ感心します。
                                ・
「アンタ! 気をつけなさいよ‼」
ミラノ・マルペンサー空港でもよく言われます。到着フロア、ある箇所のシートでのことです。ハンドバッグが開いたままだったり、パスポート(!)その他を落とした時、やさしさ、キツさが入り混じった声で諭されます。空港内のスタッフ? いえ、80近い年頃のみごとにふくよかなイタリア人シニョーラです。
                                ・
 何回も怒られている(注意されている)私は、今や顔なじみ気分。「ボンジョルノ」と声をかけるようになりました。シニョーラは貫禄いっぱいの声で「チャオ」と返してくれます。イタリアのマンマそのもの!
 いつも、大小のバッグや袋といっしょに、2〜3席分をひとり占めしてドップリ座っているシニョーラ。そうです。空港内で寝泊まり生活をしているホームレス婦人。世界的に活躍のピアニスト、フジコ・ヘミングウェイさんにどこか似た風貌。迫力、あります!
                                ・
 いつだったか、シニョーラが陣取っている席に、姿がありません。トイレにでも行ってるのね。そう思い、空港内の行きつけショップに立ち寄り、半時間ほどすごしました。その後も、シニョーラの姿なし。身の回り物も消えているではありませんか!
彼女に、なにか起こった! 胸騒ぎがして、同じショップにひき返し、スタッフに尋ねてみました。
「あ、あのシニョーラね。時々、場所を変えるのよ。そのほうがリフレッシュにいいみたい。大丈夫! すごく元気にしているから。いいシニョーラよ。決して物乞いとかもしないしね。みんな、それなりに見守っているのよ」
と言われ、安堵したものです。
                                ・
 シニョーラに同情、憐みの念はありません。偽りだらけで生きているどこかのリーダー夫人などより、ずっとずっと幸せな人生、とも感じます。
 でも、彼女が発病したり、怪我などしたらどうするのでしょう。きっと、空港内の人たちが、すぐさま救いの手をさしのべてくれるに違いない。そういう国です、イタリアは。
                                ・
 タカコ・半沢・メロジー
 
author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:イタリア発着便の「?」, 20:37
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