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イタリアなう   日伊、大差のセクハラ

 イタリアなう
   日伊、大差のセクハラ

                                ・
 20年以上も前のこと。ミラノから拙宅戻りのため、ローカル列車に乗った際でした。
「いい尻してるね、アンタ」
 力仕事職人のオジさん(40代くらい)から声をかけられたのです。                                

「あなたも、ね」。即答したら、大ウケ。最寄り駅到着までの30分間余、他愛ない会話を楽しんだものでした。
 こういうリアクション、一度やってみたかったのですよね。

                                ・

 お見本(?)、ちゃんとあり。ミラノ中心地で目撃した若い男女のすれ違いどきでした。
「キレイな目をしてるね、キミ」
「ありがとう。あなたも、ね」
 ワ〜オ! ステキ!! キマてってる。なんともおしゃれなオトナ対応ではありませんか。いつか私も……と憧れ続けていたのです。

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 マ、トホホ……のシーンとなってしまいましたが、「〇ッ〇〇、触っていい?」などの変態発言より、はるかにマシ。欧米では、こんなスーパーお下品発言、そうそうない、と断言だってできます。訴えられかねませんね、その場で。
 F氏の場合、パワハラといっしょのセクハラなので始末が悪い。副大臣レベルの人物でしたからね。それを利用して、というのが卑怯きわまりありません。しかも、あそこまでのお下劣セリフの連発とは!直属上司の大臣じこみの「言葉遊び」かもしれませんけどね。(大臣のほうも、なにかと下品ですから)

                                ・

 日本のオジさん、ことに右翼的思考のオトコどもって、どうも変態傾向あり、と実感します。
 ある作家の「ハニートラップ」発言がいい例。まるで、別バージョンのセクハラ、と訴えたいほどです。
 このテのオヤジたちって、権力や知名度、経済力などがあっても、どこか心が満たされていないではないか。加えて、病院へ行ってほしいくらい精神が病んでいる、としか考えられません。

                                ・ 

 日本の女性の地位、御存知ですか?昨年度のデータだと、114位。この最悪事態に、黙認はできない、と信じます。

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 タカコ・半沢・メロジー

 

 

author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:イタリアなう 最近のイタリア事情, 23:52
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イタリア発着便の「?」  初めての税関チェック体験記
  イタリア発着便の「?」
    初めての税関チェック体験記
                                    ・    
 親しい学友仲間のY君は、ダンディなオシャレ人間。何年かに一度の同期会では、クリーム色のスーツでキメてきたこともあるほどです。イタリアの男性にだって勝てそう。
 Y君も含めた同期生数人が、何回か訪伊。私も合流して、ローマやミラノなどでプチ同期会を催したりしました。その時、必ず話題にあがったのが、空港の税関でのチェック。日伊共々、なぜか必ずブザーが鳴り、全身検査をされるY君だからです。みんなから、「オシャレすぎるからよ」と言われ続けていました。
                                  ・
 反スタイリッシュな私のためか、いつだって、ごくスムーズな税関通過。かなりの回数のフライトではあるのに、一度たりとも、ブザーが鳴ったりはしませんでした。
 ところが、つい先日のミラノ発ち前の空港で、初めてブザー。女性職員による全身タッチ検査、及び、荷物(バッグ)内チェックを受けました。いつもと同じような服装、持ち物なのに、なぜ? 不思議に感じ、尋ねてみました。
                                  ・
「ちょっと興味あるんだけど、なぜ、今日だけブザーが鳴ったのかしら?」 クレーム、ということではありません。ごくごく単純な問いを発したのです。
 すると、恐縮ムードの職員は、こう返答。
「それはですね、無作為に鳴らしてのチェック、ということもあるからですよ。お客さんの場合、そのケースだったわけです。御協力、感謝します。良き御旅行を!」
                                  ・
 フムフム。そうなのか。それにしても、何十年間で一回、とは! Y君のことを想い出し、つい苦笑したものです。
 皆さん! 税関通過どきにブザーが鳴ったとしても、決してギクリとされませんように‼ 無作為でのチェックは、どこの空港でも成されているそうですから。
                                  ・
 ところで、ずいぶんと前に、リクガメの赤ちゃんをポケットにしのばせ、イタリア出国した私。輸出禁止の保護動物なので、もし、全身タッチの検査をされたら、悲惨なこととなっていたでしょう。もう、リクガメの「密輸」、しないことにします! 
                                  ・
 タカコ・半沢・メロジー  
 
  
author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:イタリア発着便の「?」, 22:13
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スーパーワイルドなマル  不忠犬マルにされてしまった〜
   スーパーワイルドなマル
         不忠犬マルにされてしまった〜
                                  ・
 またなのー、おかーさん! 何か月か前にもみたばかりでしょ。これでいったい何回目? まったくもう、よく飽きないね。
 ウチのおかーさん、動物もの映画や番組が大好きでね。昔は『ベイブ』とかいう仔豚ちゃん映画をみまくっては、そのたびに大泣き。そこまで泣くか〜、仔豚ちゃんストーリーで? と呆れるほど。『ベイブ』の再放映がなくなり、不満タラタラのおかーさん。「くだらない人間もの映画ばかりで許せない」とか言い続けています。
                                  ・
『ベイブ』ほどクレージーなパッションではないものの、『Haci』もリピートしているおかーさん。つい先日もテレビで再映。もうみないな、と思っていたら、とんでもないっ。さいしょからしっかり熱中。ラストごろには、やはり大泣きしてました〜。
 そう、リチャード・ギアの『Haci』。 日本の忠犬ハチ公をモチーフにした映画です。アメリカ版なので、それなりにシチュエーションの違いはあるけど、「マアマア、忠実に創ってる」とおかーさんは言ってます。
                                  ・
 ホンモノのハチ公は、10年近くも飼い主を待ち続けたんだってね。大好きな飼い主が旅立ったこと、信じたくなかったんだろうね。それで、毎日毎日、駅で待ち続けてた。
 おかーさんによると、「それはね、日本犬だからよ。ハチは秋田犬。日本犬のなかでもより賢くて忠実なのよ。どこかのダレかさんとは大違いね」
                                  ・  
 テヘッ。それって、ボクのことでしょーか〜あ? おかーさんのコメントは続きます。
「アンタは、一日だって無理よね。オーケー、オーケー、誰だってウエル・カムのワンコなんだから。不忠犬マル、というところね」
 そ、そ、そこまで言わなくたって……。確かにボクは、人間だとみーんなオーケー(犬は別。小型犬、大の苦手)。
                                  ・
 人間嫌い派のおかーさんとは対極をいってる。でも、そーゆーことでバランスがとれてるボクたちの生活、と信じています。
                                  ・
 タカコ・半沢・メロジー
 そうかいそうかい、不忠犬かい
 
author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:スーパーワイルドなマル, 22:47
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イタリア発着便の「?」   アリタリアは時間厳格 あるいは厳守?
  イタリア発着便の「?」
       アリタリアは時間厳格 あるいは厳守?
                                  ・
 1月末のことでした。夫のPCに、アリタリア―イタリア航空より、緊急メールの受信。4月、5月、2回の帰国フライト予約に変更発生、とのこと。4月は私のみ単独、5月は、夫と共のフライトで、すでに、昨年後半、おさえていました。
 PCをいちべつの夫。「お、なんかトラブルでも発したようだ」と少々のあわてぶり。「フライト日が変わったんじゃない?」とやけにクールな私に、プチいらだちをみせる始末です。
                                  ・
「ともかく、プリントアウトしよう」。うーん、それより、メール文を読むべきでしょ、と言う私に、やたら、コピー、コピーと繰り返す。どーぞ、お好きに! PCができない身ゆえ、すべて夫にまかせるしかありません。
 すると、仰天! ミラノ発の時刻に、10分間の差が生じた由。しかも、早まったのではなく、10分遅れ、ということです。なんなんだー! こんなことで、緊急メールしてくるとは‼ 
                                  ・
 なんだか、「ありえない……」という気もして、アリタリアへ確認のTelを入れました。すると、まちがいなく、出発時刻が10分間遅くなっただけ、とのこと。成田着には変更なし、というのも確認しました。そして、対応のオペレーターはひとこと。「アリタリアは、時間に厳しく、を努めてますから」。
                                  ・ 
 確かに! 私の体験上、国際線フライトで遅れが出たことは皆無に等しいアリタリア。むしろ、30分から1時間ほど早い到着となることが多いほどです。以前は、他の航空会社を利用していた私ですが、このような快挙、ありませんでした。
 ただし、国内便には発着に遅れが生じがち、との声が多いのもアリタリアです。夫によると、「時間に厳格と、時間厳守は違うかなあ」。ともかく、あまりに律義なメールに、恐れ入ってしまった我々でした。 
                                  ・
 タカコ・半沢・メロジー
 
author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:イタリア発着便の「?」, 22:10
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スーパーワイルドなマル   おかーさん、ベリーショートにする、の巻
 スーパーワイルドなマル
        おかーさん、ベリーショートにする、の巻
                                  ・
 ケ ソルプレーザ!(驚いたー!) おかーさんがベリーショートになっちゃった〜。うしろなんか、完全にスキンヘア。けっこうヤバイ。やたらブキミなオバさん化してました。
 日本に行っていたおかーさんを出迎えに行って発覚。ロングヘア好みのおとーさんなんて、ただア然。ひたすら絶句した後、こう呟いたものでした。「少年でもあるまいし……」
                                  ・
 どう考えても、カゲキすぎるショートカット。おじーちゃんの他界などで、おかしくなったおかーさんかもしれない、と案じたボク。いちおう、いきなりメチャ短くしちゃった理由を尋ねてみました。
 すると、「ロングだと、マフラーやショールが巻きにくいから」とのこと。加えて、枝毛が多くなってきたため、エーイ、とバッサリ切っちゃったんだってさ。
「犬でも人間でも、たまにはスキンヘアぐらいに刈ったほうが髪質のためにいいみたいよ」とおかーさん。そ、そ、それはまあ、そーかもしれないけど……。
                                  ・
 ちなみに、おかーさんが行ったのは、ローコストのヘアサロン。洗髪なし、ブローなし。カットのみで1000円、というところだったらしい。ありえない……。   
「でも、お客さん、けっこういたわよ。すべて、80代くらいの後期高齢者ばかりだったけどね」
……。それって、シルバー専用のカットサロン? 高齢者割引き料金での1000円だったんじゃないの?
                                  ・
 よくよく考えてみると、昨今のボクは、ローコスト以下。もっぱら、おかーさんがトリミングするようになったので、そのオソマツさといったら! つくづく、外見へのこだわりなしのおかーさん、と痛感します。
 マ、いっかー。ヘアなんて、いずれはえてくるもんだからね。おかーさんと同じく、奇怪な外見のボクだけど、元気がいちばん、とすごしていくことにしよう!
                                  ・
 タカコ・半沢・メロジー
 
author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:スーパーワイルドなマル, 00:27
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イタリアなう   やっぱり、フレンチよりイタリアン!
  イタリアなう
        やっぱり、フレンチよりイタリアン!
                                  ・
 2月初め、南仏へ行ってきました。ニースやカンヌではありません(嫌いなんです、両都市)。イタリア国境近くのマントンというところ。我が家から、約350km。今までは、フランス食材求めに、日帰りドライブで出かけていました。ですが、夫も高齢となり、往復700kmの運転しっぱなし、というのも酷。それなりのリスクも高いはずです。
                                  ・
 そのため、今回は、マントンへ一泊することにしました。セミオフシーズンゆえ、最盛期の半額ぐらいの宿泊代、というのも魅力でした。最高のロケーションに建つ4つ星ホテルの海辺側ルームを予約。
 ところが、部屋は狭く、防音に問題あり。隣室からの音がことごとく耳に響き、そのたびにマルが警戒する始末でした。夜中に何回起きたことか。おかげで、こちらも満足な就寝が叶いませんでした。
                                  ・
 それでも、目的の食材購入はパーフェクトに成就。イタリアでは売られていない計り売りのパテやテリーヌなどを7〜8種求めました。高級ではないものの、夫が、「絶対、失敗しないおいしさ」と断言するコート・デュローヌの赤ワインも! いつもより少なめで、1ダースにしました。
                                  ・
 計り売りのパテのなかには、夫の所望するフォアグラもあり。保存がきかないホームメイド的なためでしょうか。缶詰のフォアグラより、はるかにお安い。それでも、他のパテの数倍のお値段でしたけど。
 美食家じゃないせいか、フォアグラ好みではない私。ごく庶民的で最安価の田舎風パテのほうがずっとおいしい、と感じます。
                                  ・
 帰宅して、何食がフレンチ一色の我が家。2回目ぐらいまでは、パテなどをじっくり味わったものの、3、4度目は、もうけっこう気分です。とうとう、胃が重たく、ムカムカしてきました。ことにフォアグラがいけなかった。鴨やダチョウ、アヒルの肝臓を強制肥大させて作るものですからね。
 精神的、健康的によろしくない、と実感。こんなのを食べ続けていると、北朝鮮の将軍親子みたくなっちゃうだろうな、とも悟ったものです。
                                  ・
 飽きずにパテ類を頬ばる夫を無視して、私はミネストローネ。ああ、幸せ! これよ、これ‼ イタリアンのほうが、ずっとずーっと体にも心にもやさしい、そう再確認しました。
 タカコ・半沢・メロジー
 
  
author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:イタリア発着便の「?」, 23:50
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イタリアンな野菜たち   茎ブロッコリー
  イタリアンな野菜たち  
     茎ブロッコリー
                                  ・
 ブロッコリーのオリジナル産地が南イタリアということ、案外知られていないような気がします。野生のキャベツを改良したものだそうです。
 茎ブロッコリーは、改良前に近い形、と言われます。茎が長く、先端の花蕾が小さめなのが特徴です。日本では、「スティックセニョール」として市場にお目見えしています。
                                  ・ 
 グリーンアスパラガスのように満喫できる茎部分が大きな魅力。栄養価がさらに高いため、多食したいスグレもの野菜として評価されています。
 茹でた茎に、生ハムやベーコンを巻き、前菜とするのもオシャレ。来客用の一品としても最適です。
                                  ・
 花蕾といっしょに、パスタの具にするのもおすすめ。パスタが茹で上がる数分前に、カットした茎ブロッコリーを入れます。みじん切りしたにんにく、アンチョビも加え、オリーブオイルであえるメニューは、我が家でも定番のひとつ。大人テーストに仕上がります。
 茎ブロッコリーのフライ、というのもいいですよ。茎の部分も適宜に残し、溶き小麦粉の衣をつけて揚げます。オリーブオイルにすると、さらにおいしくなる一品。塩、あるいは、レモン汁をかけていただきます。
                                  ・
 実は、夫がブロッコリーの類を苦手としています。ただ茹でただけでは、絶対に完食しません。生活習慣病の予防に最も効力が期待される野菜だというのに……。かくいう私も、「大好き!」と言えるほどのブロッコリーではないのも事実。
 そこで、たっぷりめに食べよう、と決めた時には、ミネストローネにゴソッと入れます。長時間の調理により、ブロッコリーの姿形は、ほぼなくなります。お味はと言えば、他の野菜とミックスされ、実にいい感じ。よく使うキッチンテクニックとなっています。
                                  ・
 タカコ・半沢・メロジー
 
 
author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:イタリアンな野菜たち, 23:27
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イタリアなう   マルケージ氏の逝去に想う
 イタリアなう
      マルケージ氏の逝去に想う
                                  ・    
 年の瀬、イタリア料理界の巨匠、グァルティエーロ・マルケーージが永眠しました。88歳での旅立ち、と多くのメディアがいろいろ報道。20年余前、仕事でインタビューしたことがある私は、なにかと胸に迫るものが生じたものです。
 訃報の3か月ほど前のことだったでしょうか。再帰国のフライトで隣席だったイタリアの著名シェフ、サルドル氏から、マケストロ(巨匠)のぐあいが良くないことを聞かされました。でも、まさか、その後、こんなに早く去るとは考えてもいませんでした。
                                 ・
 世界的に有名となった「黄金のリゾット(ミラノ風リゾットに金箔を添えたもの)」や、ウニ添えのスズキ料理、まるで天使の羽みたいなクッキーを配したソルベ(シャーベット)、などなど、当日ごちそうになったメニューの数々は、決して忘れられません。なによりも素材優先をモットーに、メニュー作りを続けてきたマケストロならではの極上のお味でした。こんな話をしてくれたのも、深い印象として残っています。
                                 ・
「ずいぶんと、伝統の和食から学んだものですよ。プライベートで、何回か来日。それは得るものが大きかった」
 マエストロは常に、「おいしさだけではダメ」と説いていました。「より自然な状態でつくることがなによりも大切」と。これこそがイタリアンと和食に通じる重要なポイント、と確信します。
                                 ・ 
 私が訪れた時も、たくさんの料理人やソムリエ担当者を教授していたマルケージ氏。何人かに、「マエストロはどんな人?」と問うや、こう返ってきたものでした。「やさしいノンノ(おじいさん)そのもの」。頂点まで登りつめた人物ほど謙虚で寛容、と悟ったものです。
                                 ・ 
 前述のサルドル氏は、当時のマルケージ氏の年齢(60代なかば)。奇しくも、こう語っていました。
「これからは、若者の時代。次に続く料理人たちを育てることをメインにしていきたい」
 イタリアっていいな。いつだって人間らしさが満ちている。マエストロの氏は、改めて多くのことを教えてくれた気がします。
                                 ・
 タカコ・半沢・メロジー
 
author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:イタリアなう 最近のイタリア事情, 23:29
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イタリア発着便の「?」   初訪伊は、5ユーロと共に
 イタリア発着便の「?」
        初訪伊は、5ユーロと共に
                                  ・
 前回に続き、いささかマニアックと感じざるをえなかった搭乗客ストーリーです。グループツァーに参加の70代くらいの女性が主人公。初めてのイタリア旅行のようでした。
 布製の大きめなトートバックには、ガイドブックがいっぱい! 次々に取り出していました。
 それは、いいのです。むしろ、好ましい。いかにも、「楽しみにしてます」感がただよい、「良い御旅行を!」と告げたくなります。が、このかたは、ガイドブックをチラッと目にしては、すぐにしまいこみ、別の本を取り始める。その繰り返しなのです。動作のせわしないことといったら! 12時間ものロングフライトです。そんなにセカセカしないでちょーだい、と言いたいほどでした。
                                  ・
 ガイドブックだけではないのです。別のバッグから、小ボトルのミネラルウォーターを取り出したかと思うと、カーディガンその他を出したりしまったり。すべてに落ち着きのないしぐさゆえ、私まで焦ってきそうでした。
 ミラノ着後、同乗していた夫が大告白。私が爆睡中、信じられない現場目撃をした、と言うのです。
「ぶ厚いサイフを取り出して、大量の札を数え始めたんだ。それがさあ、すべて5ユーロ。100枚なんてものじゃなかったぞ。いったい、どーしようってんだ」
                                  ・
 残念! 私も見たかった〜。5ユーロといったら、約700円。いちいち、5ユーロ札で買い物をするのかしら? なんかシュール。
「あ、わかった! チップよ、チップ。ホテルやレストランで使うつもりなのよ」
 我ながら、いい勘、と思ったものの、夫はさして同意する気配なし。あくまでも、「ミステリアスなオバさん」としか映らなかったようです。
                                  ・
 ちなみに、このかた、フライトどき、ずーっとトートバッグを両腕にかかえたまま。このバッグには、5ユーロならぬ、100、200、500ユーロがごっそり入っていたのかもしれませんね。
                                  ・  
 タカコ・半沢・メロジー
 
author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:イタリア発着便の「?」, 00:23
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イタリアンな野菜たち   Agretti(アグレッティ)
 イタリアンな野菜たち  
    Agretti(アグレッティ)
                                  ・
 別名、「修道士のひげ」と呼ばれるオカヒジキに似た野菜です。ユニーク、かつ愉快な命名ですが、いかにも、といった感じ。修道士も納得しているに違いありません。
 日本で出回っているオカヒジキより少々太め。新芽だと生食ができます。ミックスサラダ用にするイタリア人も少なくありません。
                                  ・
 新芽でないと、生食はちょっとハード。苦みも出てくるため、茹でてから食べるのが普通です。おひたしにして、好みのドレッシングをかけます。オリーブオイルにレモン汁がいちばん合うようです。
濃いグリーンなので、パプリカや人参、その他の野菜と炒めると色どりあざやか。あまり細かくカットせず、ダイナミック使いするのがイタリア式です。
                                  ・ 
 魚介類などとも相性良し。いっしょに炒めて、パスタの具にしてもおいしいですよ。
我が家では、ミネストローネ用としてもいます。その場合は、短めにきざみます。入れすぎると苦みが増しやすいので注意が必要。スープ用には、ハーブ感覚で添えるようにしています。
                                  ・ 
 ローマ地方で愛食されているこの野菜。北伊では常に見かける食材ではないため、目にすると求めるようにしています。イタリアでは、まだ、このように地方色豊かな野菜が健在。郷土料理を元気なものにしているゆえん、と言えるでしょう。
                                  ・
  タカコ・半沢・メロジー
 
author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:イタリアンな野菜たち, 23:04
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