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 イタリアンな野菜たち  Basilico(バジリコ)

  イタリアンな野菜たち
    Basilico(バジリコ)

 

 アスパラと同じく、春の訪れを感じさせてくれるのがバジルです。スーパーによっては、年間出回っているものの、冬期は芳香がひたすら薄い。4月、5月頃から、ようやく本来の香りが出始めます。最盛期は盛夏ですが、待ち切れず、春のバジルを求め、多くのメニューに活用する私です。

 

 例えば、バジルをふんだんに使う「ジェノヴァ風ペースト」。オリジナルのレシピだと、松の実が欠かせません。ですが、さっぱりめに仕上げるのがマイメニュー。にんにく1片とバジルの生葉1パックぶんを細かくきざみ、オリーブオイルをヒタヒタに加えた後、おろしたパルミジャーノ(大さじ2くらい)をいれて混ぜあわせます。塩、コショーで調理した後、最低2日ほどおいておけば完成。ふたりぶんのパスタ用ソースにしています。

 

 松の実が入っていないぶん、コクに欠けるものの、バジルの芳香がより感じられ、私好み。頻繁に食べても飽きることがありません。フレッシュな生葉を用いることはもちろんのこと、良質のエキストラヴァージンオイル、そして熟成されたパルミジャーノのおろしたて使用が理想です。

 

 このバジルペーストは、魚肉類や茹で野菜用への添えものソースとしても好適。ことに、ボイルドポテトとの相性がバツグンです。
 バジルの葉のみならず、花穂を天ぷらにするのもおすすめ。やはり、オリーブオイルでカラッと揚げてください。塩を少々振ったり、レモン汁をかけていただきます。

 トッピングとしても役立つのがバジルです。トマトソースの上、あるいはピッツァに、芽先の両葉を添えるとオシャレ。来客どきには、なるべく実践するようにしています。
 

 古代ローマ時代から広まっていた、と言われるのがバジル。「王様の薬草」と呼ばれていたそうです。ミネラルが豊富で抗菌作用も強い優れもののハーブ。なによりも料理の味を引き上げてくれるのがうれしい「幸せの食材」と感じます。

 

  タカコ・半沢・メロジー

 

 

author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:イタリアンな野菜たち, 22:00
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イタリアなう  週一、とばかり信じていた「プレフラ」

 イタリアなう
  週一、とばかり信じていた「プレフラ」


 エ〜〜〜〜〜ッ!そんな〜あ……。いくらなんでも、ありえないっ!! 良くも悪くも、少々話題らしい「プレミアムフライデー」です。今の今まで、「週一」とばかり信じこんでいた私。ある連載文に記しました。
 すると、担当の編集長より、下記のファクシミリが入りました。
――原稿には、「週一回」とありましたが、「月に一回」(月末最後の金曜)です。

 

 そんな〜あ……。月一のプレミアムに、なんの意義があるのでしょう。前記の編集長も、「バカにするな!」と言いたくなります。と添えてきました。加えて、「イタリアは、毎日がプレミアムですね」と。ちなみに、今回の原稿テーマが「残業」。タイトルは、「残業ゼロがイタリアン」だったのです。

 

 それにしても、現政府のやることなすこと、どうにも納得がいきませんね。政府、つまり、安倍政権が、なにゆえ高支持率なままなのかが不可解です。今どき、「教育勅語」を賛辞するなんて、考えられません。
 イタリアでいうなら、「ムッソリーニ崇拝」教育を行うようなものですよね。そんなこと、たとえ右翼だとしても、賛同するわけがない、と断言します。

「プレフラ」にしろ、「教育勅語」にしろ、まったくもって珍奇きわまりなし。イタリア人に話しても、「マ、ペルケ(でも、どうして)?」のリアクションしか返ってこないことでしょう。

 

 それにしても、「イタリアは毎日がプレミアム」のフレーズ、いいですね。大いに気に入りました。拙文にも添えてくださった編集長に深く感謝。私の駄文がグレードアップした感じさえします。もつべきものは、秀い出た担当者と改めて悟る想いです。
 久しぶりに、「プレミアムな日々」を満喫している私。そのわりには、ごく渋〜い田舎暮らしではあるものの、「気分はいつもプレミアム」でいくことにします!

 

 タカコ・半沢・メロジー

 

 気分はいつもプレミアム!

 

 

author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:-, 21:46
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イタリア発着便の「?」  バカ高チケットの謎 格安の悩ましさ

 イタリア発着便の「?」
  バカ高チケットの謎 格安の悩ましさ


 なんとか、父と母、両親を見送った私です。「ようやく、イタリアでゆっくりすごせますね」と、多くの方々から言われます。ところが、そうでもないのですよ。
 最も気がかりなのが、実家の庭。一年ほど前、父が置き石で転倒しかけたため、すべての植木を排除。日本庭園ごときだったのを、一変させました。全面、芝生にしたのです。


 それがモンダイ! 暖かくなり、刈りにくいほどのびたらたまりません。4月中旬の再帰国を考えていました。ところが、アリタリア航空の直行便、ほぼ満席状態。「残席1」とかのフライトがあると、法外なお高さチケット表示ではありませんか!エコノミークラス席でも2000ユーロ以上(24万円以上)の日だってあったのです。
 参考のため、他の航空会社も調べました。すると、信じがたいことに、あのアエロフロートでさえ、似かよった高チケットにハネ上がっていました。


 おマヌケなことに、ようやく判明。今年は遅めのイースター休暇どきだからだったのですね。このところの日本人気で、欧州からも来日者が急増昇。イタリア人の来日観光客も、実に多くなっている昨今です。休暇中ならなおさら、ということだったのでしょう。それにしても……のハネ上りようにはビックリでした。


 もし、親の危篤、旅立ちなどの訃報が入ったら、いくらメチャ高いチケットだとしても、購入して飛ばざるをえませんよね。ヘタをすると、アエロフロートで、となるかも。想像しただけで閉口します。

 チケットの料金、その日によってコロコロと変わります。いったい、誰が、どのようにして決めているのでしょうか? どうやら、残席が少なくなるほど料金アップ、ということはわかってきました。

 

 最もおトクなのは、何か月も前から予約しておくことでしょう。しかも、プロモーション展開の格安チケットをおさえておくと、エコノミーきわまりない空の旅が実現します。ただし、超格安チケットだと、フライト変更ができないことのほうが多いので御用心。ヘタをすると、無駄になってしまうかもしれません。悩ましいチョイス、とも言えるでしょうね。


 タカコ・半沢・メロジー

 

 

author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:イタリア発着便の「?」, 23:24
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スーパーワイルドなマル  パリのテロでのリアクションあれこれ

 スーパーワイルドなマル
  パリのテロでのリアクションあれこれ


 おとーさんが怒ってる。その横で、おかーさん、やけにクール。「まあね、そんなものよ」と涼し気な顔をしています。
 ミラノの仏領事館で更新パスポートの手続きをしてきたおとーさん。4月21日(金)、受け取れる、とのことだったらしい。でも、「前日、確認のTelを入れるように」と言われ、そうしていました。
 

 ところが、まったくもってつながらない。テープ案内による番号コントロールに従っても、結局は話し中音ばかり。何回やっても同じ。航空会社なみのつながりの悪さに、キレかかってたおとーさんでした。

 午前中はあきらめ、午後から何回も再トライ。ようやくつながったかと思っても、スタッフが要領をえないんだって。他のスタッフにかわってもらっても、なんだか、あやふや。とうとう、大きな声を上げたおとーさんでした。「どうなってるんだ!」と。
これはね、どうやら、パリでのテロ発生関与だったみたい。領事館のスタッフまでカオス化していた、とおとーさんが嘆いてました。
 

 結局、21日は「行かないほうがマシ」と察したおとーさん。24日(月)にしました。ホントーは、用があったんだけどね、その日。でも、25日はイタリアの祝日(解放記念日)だし、26日以降も珍しく約束が入ってる。いたしかたなく24日のミラノ行き、となったのでした。
 おとーさんと同時期、パスポート期限切れのおかーさん。前回の日本滞在どき、さっさと更新をすませちゃいました。

「実家の近く(立川)で、ごくごくスムーズに終了。スタッフはいずれもすご〜く親切! 嫌な想い、いっさいしなかったわよお」と、うれしそうに話していました。

 

 皆さんはけっこう御存知だと思うけど、おかーさん、フランスとフランス人、嫌いなんだよね。で、フランス関連で好ましくないことがあると、やたらに喜ぶ、ヤな性格だね。
 そして、昨今は、必ず、こう叫ぶのでした。「フランスよ! 一日も早く、シリアへの空爆を止めなさい!! 歴史をふり返り、自国がなにをしてきたか、よく考え、深く反省、修正しなさい! それなくして、テロ発生は防げない!」

 

 おとーさん? このスピーチに対しては、いつも、ひとことも反論していません。

 

 タカコ・半沢・メロジー

 

 

author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:スーパーワイルドなマル, 21:11
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イタリアなう   日伊のリクガメ、目覚めた春

 イタリアなう
  日伊のリクガメ、目覚めた春

 

 この春の北イタリア、例年より早めの暖かさ到来、と感じます。4月、5月にありがちな異例の低温日も訪れていません。4月なかばから、半袖ですごせるほどとなっています。
 そのためでしょう。庭のリクガメの目覚めもずいぶんと早い。日本から戻った4月初めには、大半が冬眠からさめ、庭を歩き回っていました。

 昨年から庭に放した子供ガメたちも、4月中旬にはお目覚め。4年目を迎えます。4匹いたものの、1匹はすぐ逃亡してしまいました。現在は、成ガメ4匹、子ガメ3匹となっています。
 

 実家のリクガメたちは、どうしているでしょうか? もう、冬眠からさめた頃だとは思います。家主だった父亡きあとの状況、察しているのか否か。芝生がのびているはずなので、エサの心配はない、と思ってはいます。
 それでも、主のいなくなった庭では、カメたちも不本意ではないか。つい、そんなふうにも考えてしまいます。
 長い間、庭の片隅に、カメ用の場所を設置していました。大工さんに頼んでの立派なカメ小屋。皮肉もこめ、「カメ御殿」と名づけていた私です。リクガメなんか、もっと自然のままのほうが幸せなのに……。でも、父の楽しみだったので、あえてくちは出しませんでした。

 

 庭中を芝生にしたと、すべてのカメを小屋から出してフリーにさせました。サンルームのリクライニングチェアに座り、何時間も庭のカメたちの姿を追っていた父。飽きることなく眺め続けていたものです。
 カメさんたち、長いこと御苦労さま。あなたたちのおかげで、父は95近くまで生きることができた。お役目は、みごとに果たしてくれたのよね。これからは、いつも可愛がってもらえる家庭で飼ってもらうのがいちばん。責任をもって、里親さがしに励もう、と誓いました。

 

 タカコ・半沢・メロジー

 

 

author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:イタリアなう 最近のイタリア事情, 22:07
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イタリア発着便の「?」  アリタリアにはふさわしからぬCA

 イタリア発着便の「?」
  アリタリアにはふさわしからぬCA

 

 4月1日、ジャストもいいところのオンタイムでミラノ・マルペンサー空港に到着のアリタリア航空。みごとです! 遅れての到着、というのは、ほとんど体験していません。
 国内便だと、「またか!」の遅れが少なくない、と聞いています。ところが、国際便、ことに日本発着便だと、定刻、あるいは早めの到着が多いのはなぜでしょう。パイロットのリキの入れかたが違う?まさか! 直行便、ということからか、預けた荷物が出てこないことも皆無です。どうしても、「やっぱり、アリタリア!」となります。

 

 ところが、4月1日のフライトでは、今まで遭遇したことのないほどの、みごとにアンティパティカ(感じが悪い)なイタリア人CAがいたのです。
 年の頃、40代なかば、といったところでしょうか。なかなかスレンダー。セクシーな新ユニフォームをスタイリッシュに着こなしていたものの、笑顔、いっさい無し。眉間のシワがやけに印象的な不機嫌顔です。「いったい、なにが楽しくて生きてるの?」と尋ねたいほどでした。そういう人物が、サービス業の最たる分野であるCAの仕事に就くなんて、大いに疑問です。きっと、大きなコネでの採用ね。そう決めつけたいほどでした。

 

 仏頂面でやって来ては、会話も無きに等しくサーヴしていく不届きさといったら!「アンタはイタリア人? ルーツはおふらんすでしょーが!」と言ってやりたくなりました。
 極めつけが、特定のイタリア人搭乗客とだけとの長ばなし。私の頼んだ日本茶を運ぶのをお忘れになられた御様子で、何十分も話しこんでいるのです。ありえない……。

 

 さー、私、キレましたね。「日本茶、頼んだのにまだ?」と低〜い声で告げました。その殺気にビビったのか、「あ、今すぐ……」と返した彼女。なにしろ、30分くらい待たされましたからね。「お名前は?」と尋ねてやりました。すると、顔色を変え、チーフCAを連れて来たのです。そして、態度、表情を豹変。突如、笑みまで浮かべ始めたのでした。
そんな2重人格モードは受け入れがたい。こちらは、さらに冷たく接してやりました。
 

 

 すると、ミラノ着直前には、まるでVIP客のような扱いを受けるハメに。ああ、イヤだ。なーんて不愉快な空の旅だったことか!
 あるのですねえ、アリタリアでもこんなことが。感じ悪いイタリア人は魅力ゼロ、と信じている私としては、残念、無念。マ、「すべての体験が貴重」ということなのでしょうけどね。アリタリアにはいてほしくないCA、というのは確かです。

 

 タカコ・半沢・メロジー

 

 

author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:イタリア発着便の「?」, 21:57
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スーパーワイルドなマル  諦めてばかりのボクから稀勢の里関へ

 スーパーワイルドなマル
  諦めてばかりのボクから稀勢の里関へ

 

 スポ根少女だったらしいおかーさんは、陸上ファーストの青春をすごしたそうです。子供の頃から、お相撲も大好きだったんだってさ。かなりハマっていて、社会人になってからも、スモ女のハシリ。人気の力士へのインタビューとかがあると、「私、やります!」と手を上げてたそうな。うーん、なんだかなー、と感じなくもありません。

 

 そんなおかーさんだから、稀勢の里サンが横綱になった時は大騒ぎ。ちょうど、おじーちゃんの介護で日本にいたため、毎日のように、コーフンしまくって伝えてきました。久々の日本人横綱誕生、ということで、今はいないおじーちゃんと、大いに盛り上がっていたようです。
 そして、この前の大ケガをおしての優勝に狂気の極致。日本からの電話で、こう叫んだんだよ。

「すごいわねー、新横綱!重症の大ケガだったのに、さいごのさいごまで諦めなかったのよ。これよ、これ! これでこそ日本男児。サムライ魂そのものよ!! どこかのダレカさんとは大違いねっ。
 ウック、「ダレカさん」って、ボクのことですね。なにしろ、ボク、諦めがいいこと限りなし。だって、ボクのモットーは、「頑張らない。すぐ諦める」だからね。それに従って。ごく自然体に生きてる、というわけです。

 

 どっちかっていうと、おかーさんだってそうじゃん。努力とか、頑張るのって苦手だよね。イヤなことはすぐくちに出すし、無理してことをまっとうしたりはしない。すぐに諦めて、ヤケ食い、フテ寝に徹してばかり。そーゆーおかーさんが、「諦めないのってステキ!」なんぞと叫んでも、インパクト、まったくなし、と主張したいボクです。

 

 とにかく、稀勢の里おじちゃん! あんまり頑張りすぎないでね。人間嫌いなおかーさんをここまで感動させたんだから、すごいってことはよくわかる。でもね、人生、諦めるのも大切なときだってある、とボクは思う。諦めの天才、ボクが言うのもナンだけど、「ま、いっか〜」のゆる〜いスピリット(?)だって持ってほしい、と願っています。

 

 タカコ・半沢・メロジー

 

 太っていることなら、稀勢の里に負けませんよ

 

 

author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:スーパーワイルドなマル, 21:43
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イタリアなう  今年のパスクア、特別な想い

 イタリアなう
  今年のパスクア、特別な想い


 毎年変わるパスクア(復活祭)の日。今年は遅めで、4月の中旬でした。その時期に再帰国、と考えていた私。でも、アリタリアを初めとする各航空会社のチケット代があまりにも高額なのでビックリ! いつもの数倍のフライトもあり、中旬の帰国を断念したのです。その後、パスクア休暇による来日者の多さが要因と判明。日本ブームのすごさを確証の想いです。


 パスクアにちなんだドルチェが並んでいます。鳩の形をしたドライフルーツ入りケーキ「コロンバ」や、「Uova pasquali」(ウォーヴァ パスクアリ)と呼ばれる卵型の大小のチョコレートが代表的。ですが今年は、どうも心が動きませんでした。「コロンバ」が大好物だった父と母が、もうこの世にいないからです。

 

 パスクア時期に帰国した時は、必ずコロンバを持ち運んだ私。ごく素朴な焼き菓子なので、特別な味わい深さはありません。それでも、父母は大喜び。「こんなにおいしいお菓子が他にない」などと狂喜したものでした。あの賛辞は、大箱を持っていった娘へのねぎらいだったのでしょうか。あるいは、年寄りのくちに合う軽さが気に入っての言葉?今となっては、問うすべもありません。そして、こうも想ってしまいます。

 

 年齢を重ねるにつれ、父と母はなにかと心細く、不安で寂しかったに違いない。もっとたくさん、そばにいてあげたかった。イタリアを引きあげ、いっしょに暮らすべきだった。
 もう、すべて叶わないこととなってしまいました。何を願い、何を悔いたところで、親には伝わりません。さいごのさいごまで娘想い、娘孝行の父と母だっただけに、自分のふがいなさばかり感じ、辛いです。

 

 病弱だった愛犬のケンが逝った時、一生分の涙を流した私。秘かにこう誓いました。「親の時は、ここまで泣かない」。守り通しているものの、こんなことにも気づきました。本当の寂しさや虚しさ、そして辛さは、自分だけしかわからない、と。特別な想いが生じた今年のパスクアでした。

 

 タカコ・半沢・メロジー

 

 

author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:イタリアなう 最近のイタリア事情, 23:50
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イタリアなう  イタリアと日本の芝生に心揺れる

 イタリアなう
  イタリアと日本の芝生に心揺れる


 朝の10時。あ、日本へ電話しなくては! つい、そんなふうに思ってしまいます。日本時間の17時。もう、父はいないのに……。今まで毎日、この時刻に電話を入れていたため、すっかり身についてしまったようです。
 父が旅立ったのは2月12日。まだまだ、つい先ごろのような気がしてなりません。でも、父を失くし、2か月近くたとうとしています。それなのに、自然と電話のことを想うなんて。別れを受け入れられないでいる証しでしょうか。

 

 そんなことはない。父は父なりによく生きたし、私だってある程度の介護ができた。それでも、大いなる悔い、辛苦の念ばかり生じるのはなぜでしょう。どうしても、「もう少し生きていてほしかった」とばかり思ってしまうのです。
 さんざん介護し尽し、「もう、限界。そろそろ解放されたい」と感じる頃に永眠してくれたら、こちらの気持ちはずいぶんと救われたことでしょう。勝手な想い、とはわかっていても、そんなふうに考えてしまいがちです。

 

 庭に目をやると、1か月間の不在どきにのびまくった芝生が飛びこんできました。みごとに茫々。1か月も放っておくと、ここまでとんでもない荒れ地化するのですね。
 ということは、実家の庭も同じ。次に戻る4月末には、茫々の芝生となっていそうです。果たして、家庭用芝刈りで対応できるか?案じられます。

 

 家主のいなくなった庭、そして家屋。寂しいだけではなく、問題、いっぱいですね。芝生の手入れひとつ、思うようにいきません。でも、父と母が50年以上も住み親しんだ地を手放したくない。さりとて、イタリアでの日々の生活も貴重。この先、どうしたらいいものか。考えこまずにはいられません。

 

 ちなみに、現在の実家の庭は、父の希望で昨年、西洋芝の種をまいたものです。いつも青々としている芝生を好んだ父は、旅立つ少し前に、こうい言ったものでした。
「いいねえ、一年中、緑を目にできるのは。いくら眺めていても飽きない」
 実家の芝を美しく保つ。それが、今の私にできる唯一のこと。同時に、イタリアの庭も大切にしたい。などと感じ、心揺れる毎日です。

 

 タカコ・半沢・メロジー

 

 

author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:イタリアなう 最近のイタリア事情, 21:09
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イタリアンな野菜たち   Asparago(アスパーラゴ)

  イタリアンな野菜たち
  Asparago(アスパーラゴ)


 数ある春の食材中、私がいちばん好きなのは、これ。春の到来を告げてくれるような幸せの野菜、と感じます。
「イタリアなう」に記したごとく、イタリアではメイン料理ともなるアスパラガス。日本のように数本単位で売られることは皆無です。太さにもよりますが、20本前後を一束にしていることが多いですね。

 しかも、形がさまざまだったりするのも日本との大差。大小の太さで束ねられていることも多いのです。


 ヨーロッパでは、紀元前から栽培されていたらしいアスパラガス。日本で主流のグリーンものだけではありません。北伊のバッサーノ・デル・グラッパ産の白アスパラガスもなかなかの人気。半熟卵を添えたり、パルミジャーノのすりおろしを振って食べたりします。
 その他、紫色のアスパラ、細身の野生種もシーズナブルな野菜として出回るのがイタリア。春ならではの食材なので、朝市やスーパーの野菜コーナーでは色とりどりに並びます。

 

 茹でたものに、オリーブオイルとレモン汁をかけて食すのが最も一般的。ですが私は、アスパラに限り、マヨネーズをつけるのが大好きです。手作りのマヨネーズではない時には、市販もののオープン直後にしています。そのため、いつも最少のマヨネーズを購入。使い切れなかったら潔く処分するのが常です。ケチな私にしては珍しい、と我ながら思ってしまいます。
 スープ用にする家庭も多いですね。日本よりはるかに安価なので、惜しげもなくタップリ使えます。また、パスタやリゾットの具としても人気なのがアスパラです。レストランでも、春の定番メニューとしているお店が多いですね。前菜としてもよく目にします。

 

 疲労回復、毛細血管を丈夫にする作用があるらしいアスパラ。シニア世代となった我が家の犬のエサにも少し加えています。大量に出回るイタリアならでは、と感じつつ……。

 

 タカコ・半沢・メロジー

 

 

author:タカコさん タカコ・半沢・メロジー 半沢隆子 半沢タカコ, category:イタリアンな野菜たち, 23:35
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